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政治の迷路と行き止まり

ブータンの政治はうまくいっているようだとの話が出た

政治の専門家は
多分二種類ある

たとえていえば文学者に二種類あって
書きたいことがたくさんあるが各方法についてはやや素人だという人と、
書きたいことは貧しいが書く方法については専門家だという人とがいる

文章がうまくても書く内容がなければどうしようもない

文章は下手だけれど書く内容がある人の方が少しはいいと思われる

政治についてもそうで
何を実現したいかのビジョンはなくてただ政治技術があるだけの人がいる
一方に実現したいことはあるが政治技術がない人がいる

官僚・テクノクラートというものは誰かに問題設定してもらったらその解決策は提出できる
しかし何が問題であるかを積極的には考えない
考えるとすればテクノクラートの組織防衛である
それだけは強烈な動機を持って考える

政治において何が問題であるかを
明確に把握できるのは生活者である
しかし生活者の体験は個別的でしかない
普遍化できない
普遍化できたとしてもその先の政治技術に転化できない

二種間の政治家が協力する
自民党でいえば党人派と官僚派が協力する
その中で一体化した推進力になる

しかし最近は政治課題の取り上げ方がまずすぎる
筋の悪い課題を取り上げて、しかもその後の取り扱いが悪すぎる、
問題選定も素人だし、問題解決もしろうとである。

一言でいえば素人になってしまった。
なぜなのだろう。

選抜システムが悪すぎる。その一点に尽きる。
何を選ぶための選抜システムなのか考え直した方がいい。
無能者が多数決で無能な政策決定をして
日本が沈没していくのは
冷笑者でない私にはつらすぎる。

選挙の仕方が悪い。
悪すぎる。
自分たちで決めて自分たちを選ぶのだから
一番悪いゆがんだ制度ができるに決まっている。

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