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聖マリアンナ医科大学公的研究費不適正使用教授ら4人

 聖マリアンナ医科大学(川崎市宮前区)は3日、国から支給された公的研究費のうち、03~06年度で約4723万円が不適正に使用されていたと発表した。不適正使用した教授ら4人の中に学長の吉田勝美氏も含まれており、2月下旬、吉田氏を学長から解任したことも明らかにした。

 会計検査院から08年11月、公的研究費の経理処理に不適切な点があると指摘を受けたことから、03年度以降について内部調査をした。

 その結果、学長を務めていた吉田氏が、予防医学教授だった03、05、06年度、厚生労働科学研究費などとして支給された計7493万円のうち1185万円を、納入業者である川崎市内のデパートの商品券にしていた。納品書には「消耗品」と書かれており、商品券を消耗品として経費処理していたという。吉田氏は調査に「年度末までに使い切れない分を緊急避難的に商品券購入にあてた。私的使用はしていない」と説明しているという。

 ほかに、教授ら計3人が消耗品購入として経費処理した約3538万円分について、業者側にプールさせて翌年度の消耗品購入にあてる「預け金」だったと説明した。

 明石勝也理事長は「公的研究費の管理、監督をすべき学長が不適正な経費処理を行っていたことは遺憾。全力をあげて再発防止に取り組んでいく」と話した。

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病院関係者によれば、川崎市内のデパートとはさいか屋の模様。



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