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人間の声

後輩は書きました

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サント・ドミンゴ・デ・シロス・ベネディクト派修道士合唱団
指揮 : イスマエル・フェルナンデス・デ・ラ・クエスタ
 
ピアノが 楽器の王様 と 言われるのは
「メロディ」 「リズム」 「ベース」 が 一台で 完結できるからに他ならない
ピアノリサイタルはあるが ヴァイオリン や チェロには ソロリサイタルは ない
オーケストラとの 協奏曲か 弦楽○重奏 とか になる
ピアノというのは 音階に関して オクターブを 12等分したに過ぎないので 
そこには 大いなる矛盾と 妥協があったし 何より 持運びに不向きな楽器ではある
 
グレゴリオ聖歌は 人間の声のみで 構成されている
便宜的に 12等分した音符など 凌駕している
そこには 懺悔や 赦しや 圧倒される重厚感があり
何の宗教心も持たぬ 私でさえも 魂が浄化されていくのがわかる 
人間の声は いかなる楽器よりも美しい 
 
もしも 生まれ変われるとしたら 『声』 を 生業にしたいと 願う

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ちあきなおみの技は
12等分を遙かに超えた微妙さで
しかも時間も微妙にずらして
人間の心を歌ってしまうところだと思う

しかし本人もその業を分析はできていないし
誰に伝えることもできないのだろうと思う 

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「魂の浄化」は長年のわたしのテーマである

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もしも 生まれ変われるなら なんて控えめなことは言わず
必ず生まれ変わり 声を 生業にすると 宣言しよう


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