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水戸黄門批判

悪代官=政治家、官僚ら 
悪商人=トヨタ、キャノンなど経団連を中心とする大企業の商人 
善良な町民=善良な日本国民 
黄門様ご一行

水戸黄門という長寿テレビ番組を考えた。
水戸黄門一行が諸国を漫遊する。
立ち寄り先に合わせて、パナソニックは、その地域で重点的に家電を宣伝をする。
パナソニックと専属契約しているような電気店は、パナソニックのお店として看板を掲げて、セールに励む。

これは大変よくできたコマーシャルモデルで、
「詳しくは、お近くのパナソニックのお店でね」と伝えている。
お店では、テキトウに、売れ残りをつかませてもいいし、
詳しい人になら、新しいのを高く売ってもいいし、
基本的に価格に鈍感な層が行くのだろう。

買っても自分では取り付けができないとか、
初期設定ができない、或いは、何かあってもすぐに店の人に来てもらわないといけない、
故障だと騒いだらコンセントが抜けていた、そんな人たちは実際に多いので、
ただそれだけの理由で、町の電気屋さんは存続できている。

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水戸黄門番組の内容は、
悪商人が儲けようとして悪事を働き、それを悪代官に目をつむってもらっている。お金を渡して、酒を飲んでいる場面がよく出てくる。もう一つのお楽しみはたいてい省略されている。悪商人と悪代官のせいで、善良な庶民が苦しい目にあう、それを水戸黄門一行が見かけて、悪商人と悪代官を暴力によって裁く。

考えてみれば、この構図の中では、パナソニックは悪商人である。
まだ映るテレビなのに地デジにして買い換えを強制するのは悪代官と結託してのことで、
にやにやして赤坂の料亭で酒を飲んでいる。
地デジのことで苦しい目にあう善良な市民はどこにいるのかよく分からない。広く分布しているから
わけが分からなくなっている。

少しの負担でさらにいい画面が見られるのだと説明されている。
いい画面とはいっても、下らないワイドショーばかりで、画面の質などは関係ないのだが。
むしろ番組の質を上げる努力が必要だ。
誰も見ない番組を流し続けている不思議さ。
そして大きなテレビを買った人にはたくさんの補助金を税金から出してあげるという、金持ち優遇策。
目もあてられない。

そして水戸黄門はいないし、助さんも角さんもいないのだ。

不思議なのは、悪商人の立場にあるパナソニックが悪商人を懲らしめる趣旨の番組を平気で続けていることである。
全く意味が分からない。

そして、それを視聴する側は、「そうか、パナソニックはこんなことをしているのか」と怒るのではないのから、わけが分からない。

「黄門様がいてくれてすかっとした」などというのだから、これもよく分からない。「どうして現実の世界に黄門様がいないのか」と怒るはずだろう。

また、葵のご紋を見せれば、とたんにひれ伏すのも、非常に見苦しいし、多分、アメリカ国旗を見せれば、そっちに従いそうだ。
最終的な解決を暴力に頼っているところは、現代の核戦略を肯定している流れで、これも、肯定しがたい。

こうしてみてくると、何重にも庶民を馬鹿にしきった番組なのだと思われる。それでもじっと馬鹿にされたまま、ぎりぎりまで税金を納めて、おかみが偉いと思い、テレビを見て何となく沈黙している、なんていい人たちなのだろう、日本国民。

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それに比較すると
ソニーは世界遺産
富士通は世界の車窓から
などでますまず穏当である

トヨタはどうか見てみると

一社提供番組
現在
テレビ
素敵な宇宙船地球号(スポンサークレジットはトヨタグループ)
ドライブ A GO!GO!(2009年3月29日はレクサス名義)
ワンステップ!
ラジオ
feel the mind〜最上の出会い〜(2009.04.06~)
BATTLE TALK RADIO アクセス(かつてはTBSラジオのみでのスポンサー)
TOYOTA SOUND IN MY LIFE
TOYOTA MIX MACHINE
TOYOTA スポーツドリーム
TOYOTA DRIVING TALK
TOYOTAサタデータイム 小倉智昭のラジオサーキット
トヨタ プレシャス・ボックス!
トヨタミュージックドライブ
TOYOTA MILLENNIUM LOUNGE
トヨタ スポーツ人間模様
トヨタ街角ステーション
高樹千佳子のハイブリッドな週末
過去
テレビ
トヨタ日曜ドキュメンタリー 知られざる世界(スポンサークレジットはトヨタグループ、放送終了)
トヨタ金曜劇場(同上)
恋のから騒ぎ(1994.4~2004.3、かつてはBS日テレで地域別にCMを差し替えたことがあった。関連リンク)
マルコポーロの子供たち(1999.10~2002.3)
DRIVE+ (2005年4月~同年9月、BS-i)
ROCKの要!(放送終了、BS-i)
アリゾナの魔法(2004.4~2005.3)
プリティガレッジ(2005.4~2005.9)
Lの風景(2005年10月~2006年9月、TBS、BS-i ※スポンサーはLEXUS単独)
(番組本編では、数秒間だけレクサスGS430が登場していた)
夢路(2007年4月~2008年3月、TBS)
夢★FORCE
地球街道
ラジオ
TOYOTA Presents 片山右京のShall We Drive?〜ドライブしようよ!〜(2005.10~2009.03)
小沢昭一の小沢昭一的こころ(1973.1~1998.4)
決定!全日本歌謡選抜(1977.10~1990.10)
TOYOTA SUPER COUNTDOWN 50(1990.10~1994.4)
TOYOTA 飛び出せ街かど天気予報(1994.10~2006.9)
トヨタ・さわやかパトロール
トヨタ・スカイパトロール
ミュージック・スコープ
近藤真彦 くるまっち(2002.4~2006.3)
話題のアンテナ 日本全国8時です(理由は不明だが、トヨタの地元の放送局であるCBCでは放送されていない。)
トヨタ うわさの調査隊
純喫茶・谷村新司
トヨタ・ミュージック・ネットワーク
TOYOTA Presents 財津和夫の人生ゲーム21〜心の旅〜
TOYOTA VIEW UP TOMORROW
トヨタ街かどお天気交差点
TOYOTA ハッピータウンサーキット
複数社提供番組
現在
日本テレビ系
世界まる見え!テレビ特捜部(30秒)
ザ!世界仰天ニュース(30秒)
金曜ロードショー - 30秒。レクサスがつくこともある。同業のMAZDA、グループ企業のDAIHATSUもスポンサー。
サッカーアース - 90秒筆頭協賛。番組は2006年度スタートだが、実質は2005年9月打ち切りのプリティガレッジからの移行。
ウェークアップ!ぷらす(30秒、レクサスがつくこともある)
天才!志村どうぶつ園 - 30秒。グループ企業のDAIHATSU、DENSOもスポンサーになっている。
所さんの目がテン!(60秒)
ザ!鉄腕!DASH!! - 基本的にロケ車両には同社製の車を使用するが、グループ企業であるダイハツ車を使用することもある。
フジテレビ系
奇跡体験!アンビリバボー
脳内エステIQサプリ(30秒)
フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ(一時降板した時期がある)フジテレビの月曜夜9時枠は「欽ドン」時代から続くのスポンサー。
金曜プレステージ - 60秒と30秒。21時台と22時台のスポットCM。レクサスがつくこともある。都合によって、別会社差し替えあり。同業のMITSUBISHI MOTORS、グループ企業のDAIHATSUが正式的なスポンサー。
関西テレビ制作・火曜夜10時枠の連続ドラマ(グループ企業のDAIHATSUもスポンサー、60秒)
すぽると!(30秒)平日・土曜は1996年以降の「プロ野球ニュース」時代から続くスポンサー。近年は日曜もスポンサーとして参加している。
TBS系
金曜ドラマ - 一時降板した時期がある。グループ企業であるダイハツ車も使われることもある。
情報7days ニュースキャスター - レクサスがつくこともある。同業のNISSANもスポンサー。
日曜劇場(90秒、2002年10月以降)
絶景!アジア紀行
テレビ朝日系
人生の楽園
ドラえもん - 30秒。CM自体はカローラ店取り扱い車種のみ。
日曜洋画劇場 - 60秒。レクサスがつくこともある。同業のMITSUBISHI MOTORSもスポンサー。
テレビ東京系
TVチャンピオン2
木曜洋画劇場
激走!GT - 不定期30秒。同業のNISSAN、HONDA他もスポンサーになっている。
過去
踊る!さんま御殿!! (2007年10月から30秒に縮小。2008年10月に降板。かつてはグループ企業の日野自動車もスポンサーだった)
月曜ロードショー(終了、1970年代初期のスポンサー)
月曜ドラマスペシャル(終了、途中で降板)
関口宏のびっくりトーク ハトがでますよ!(終了)
よみうりテレビ制作月曜10時枠連続ドラマ(終了、途中で降板)
火曜ワイドスペシャル(終了、途中で降板)
火曜サスペンス劇場(終了、途中で降板)
火曜デラックス(終了)
ぴったんこカン・カン(途中で降板)
水曜劇場(終了、途中で降板)
夜のヒットスタジオDELUXE(終了)
邦ちゃんのやまだかつてないテレビ(終了)
SOUND ARENA(終了)
MJ -MUSIC JOURNAL-(終了)
水10!(終了、途中で降板)
水曜ドラマ(途中で降板)
水曜プレミア(終了)
木曜スペシャル(終了)
マジカル頭脳パワー!!(終了)
週刊ストーリーランド(終了)
ウルトラショップ(終了)
クイズ$ミリオネア(終了)
まるまるちびまる子ちゃん(途中で降板)
金曜テレビの星!(終了、途中で降板)
ウッチャンウリウリ!ナンチャンナリナリ!!(終了、途中で降板)
ワールドプロレスリング(途中で降板)
テレビ朝日・ABC金曜9時枠の連続ドラマ(2007年4月から30秒に縮小。2008年12月をもって降板。グループ企業のDAIHATSUもスポンサーだった)
必殺シリーズ(終了、金曜22時台のスポンサー)
土曜ワイド劇場(途中で降板)
Gメン'75(終了)
ザ・サスペンス(終了)
ドラマチック22(終了、途中で降板)
ブロードキャスター(終了)
知ってるつもり?!(終了)
その他の広告
ナゴヤドームバックネット裏・回転式広告(トヨタ自動車及びトヨタホームの広告も使用される)

なるほど
トヨタ下請けの悲痛な叫び
臨時工・自動車絶望工場
すべての道路はトヨタのために
すべての信号機はトヨタのために
どこまでも続くトヨタのためのガソリンスタンド
自動車廃棄物の危険な現実
自動車事故で生活破滅に至る人々と家族
自動車事故保険会社の実情
自動車事故後のリハビリのつらさ
トヨタが苦しかったら高速を無料にしろ
日本の軽油の質が悪いのはなぜなのか・・・ディーゼル社会を阻むもの
わたしは自動車事故で離婚して子どもにも会えませんという男
ついでにETCでせこく儲けろ
法律一つで丸儲けの道路運輸行政

なんていうタイトルはないわけだ

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交通違反を取り締まる警官の内部で飲酒運転で事故を起こす
風俗店を取り締まる警察官がサービスを享受する
暴力団がいなくなっても警察がいれば庶民にとっては同じだろう

警官が飲んだくれて風俗店の中で暴れていたら誰を呼んだらいいのだろう
入れ墨の入った助さんでも呼ぶのだろうか


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