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映画 プリティ・ウーマン(1990)

日曜のテレビで吹き替えで放送していた

1990年の映画 20年になるんですね

造船会社のモースさんがかっこいいと思いました
(かなり類型化されていて新味のないものではありますが、
型どおりというのもいいものです、ジェントルマン)

ジュリア・ロバーツが華麗なドレスに着替えたとたんに生まれかわるというような設定ですが
わたしが見たところ、どんな格好をしてもジュリア・ロバーツはジュリア・ロバーツだし

リチャード・ギアは相変わらずチベット仏教の意義を話し出しそうだし

でもそれはそれとして
とてもよくできた映画で
なんといっても画面がきれいで発色がいい
光の使い方がいいし
豪華なカタログを見ているようだ

殺人が起こらないし
グロテスクな場面もない

イチローによく似た女が娼婦をしていたところから始まる物語だ
深い洞察はないし
応用力のある仮説もないが
ただただ楽しくて表面のきれいな、きれいなお尻のような、映画である

昨日、ブライダルエステに行ってきたような感じ
それがどうということでもないけれど
なんとなく気持ちいいじゃない

10年前に見たときよりは
ずっと楽しめた

わたしの立っている場所が
そのように変化したということなのだろう




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