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公務員批判・批判

相変わらずマスコミでは公務員バッシングが続けられている。

天下りや渡り、公益法人、退職金、既得権、利権、収賄、談合、今日は飲酒運転。

確かに、テレビで「悪人」の顔が映し出され、妻が業者におねだりとか、年間300回ゴルフとか、
考えられないような報道が流れると、信頼失墜とも思うだろう。

ーー
しかしそれについては別の考え方もできるのであって、
同じ報道の中に、官僚の問題ではなく、マスコミの問題を見ることもできるのだ。
自分の現実に知っている官僚と、マスコミ報道の落差を考える。
そしてその差は、マスコミの嘘に発していると考える。

マスコミは、「霞ヶ関が、スポンサーではない巨大権力だから」叩きやすいのであって、
トヨタでもパナソニックでも、広告を出さなければ、問題を報道するに違いない。
トヨタの偉い人は、テレビ局が気に入らないとき、広告をどうするとか発言して話題になっていた。

無論、権力のある側、情報を握っている側の行動を正すことは大切である。

しかし、その報道の仕方があまりにも愚かであることも論を待たない実感だろう。

ーー
多くの人は、親戚の中に何人かは公務員がいて、
その人の実際の生活や言動を知っているわけだ。
マスコミ報道も参考にするが、自分の身近な実例をまず思い浮かべると思う。

私の親戚の公務員で言えば、やはり堅実で、冷静、陽気だし社交性あり、頭脳明晰、贈答は遠慮、
もし、明日、大臣に指名されて身体検査されても、なにもやましいことは出てこないだろう。
親戚で何か決めなければならないことがあると、
議論をリードするわけではないが、適切に意見をとりまとめて、
妥協案などを出して、円満ムードを演出してくれる。

さすがに、公務員としてそれなりの地位を占めるのはやはりたいしたものである。

そんな人たちの集まりが公務員なのだから、やはり尊敬に値すると思うのだ。

そして、そんな人たちを批判するマスコミが自分だけ正しいと言えるのだろうか。

実際のマスコミ関係者の一人一人は立派な人たちなので、ここでも、何だか変なねじれがある。

集団になると、質が劣化する。
これはマスコミでも公務員でも共通なのかもしれない。

ーー
親戚の公務員さんは大変性格円満な人で心強い。
この人が、そんなの、考えがおかしくないか?と言えばソフトであるが、
精神科医はそうはいかない。

うっかり相手に、「そんなの、考えがおかしいよ」と言えば、
「なに、俺を診断するのか」という話になり、
実際は、その直前までは診断していなかったのであるが、
その一言で、被害妄想と診断してしまったりして、
相手も「やっぱり」と思い、当方も「ああ、やっぱり」と思い、
そのままわかり合えなくなったりするわけだ。


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