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パイロットの労働環境

 「健康なくして安全は実現できない。健康管理・体調に応じたスケジュール調整の必要」
 「重要なことはエラーの防止ではなく、避けられないエラーを安全に管理すること」
 「事故の調査と捜査を完全に分離し、真相究明と再発防止を目指すことが国民の利益に直結する」

「1993年以降、規制緩和政策と各航空会社の勤務基準の切り下げがあり、就業規則の一方的不利益変更や労使協定の改悪の圧力がある」

 短時間に離発着を繰り返す国内線と、長距離の国際線では事情が違いますが、「早朝から深夜まで、時差を抱えた勤務。定期運航のプレッシャーもあり、1分単位で時間に追われる。天候に左右され、緊張感の連続。機内の湿度はほぼ0%で、騒音、低気圧の状態。年間120日を超えるホテル宿泊。3食とも操縦室内で乗員食を膝の上で食べることも多く、食欲も減退してしまう」

 地方空港では交代要員不在のことが多く、欠航の事態にもなり得ることから、極度の疲労を感じても交代の申し出がしにくいとか。ANAの全機種の機長の平均乗務時間は1995年44.1時間、96年47.3時間、97年51.3時間と伸びている。

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機長の平均乗務時間の数字の中身はよく分からないが、大変なようだ。


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