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運命が大きく折れ曲がったのはあのとき

思い返してみると
運命が大きく折れ曲がったのはあのときだったなと
そんな瞬間をいくつか思い出せる

いくつかあるのだから
やはり生き方としてはへたくそなのだろうと思う
一向に上達しない

また一方では
それは神様の決めたことで神様の配慮なのだろうとも思う
だからその瞬間のことを思い煩っても仕方がないとは思っている

その結果を引き受けて生きていかなければならないのだ
そのことは
神様のことを考えても考えなくても同じだと思う

未来を考えよう
それは分かる
同意する

土台、神様が決めたのでもなければ、
こんなにも悪いことが続くはずはないと思うのだ

この続き方はやはり「わざと」だと思うしかない

その上で、神様の気持ちが分からないのだけれど、
それも仕方がない

私は地上を歩くしかないのだから
神様に見えている風景は見えない

そのうえで
さらに思うのだが
この先、やはり大変なんだろうと思う

神様の基本方針はそんなような気がする

わたしは孤独も怖いし老化も怖い
恩師とか先輩方はよくやってきたものだと改めて思う
ニヒルでダンディな人たちだった
私はとてもそんな風にはできそうにない

あの人たちは強かった
悪いことが続くとはいっても
戦争ほどひどくはないのだし


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