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バンクーバーのライバル物語

バンクーバーのライバル物語で
女子フィギュアの
浅田とキムが取り上げられている

このような特別な二人が存在することは
実に奇跡のような話で
涙なしには効くことも語ることもできないけれど
たぶん理由がある

野球だと桑田・清原のような例がある

特別なチャンピオンはライバルの努力を誘発するのだと思う
そしてふたりだけが別の次元に進む

大相撲では東西の横綱があって
ライバルが同等の地位で対決する
これはチャンピオンをひとりと決定する仕組みと違って
もっと上の次元での努力を誘発する仕組みのようである

大相撲はそのようなうまいシステムを考えた点で
実に偉大だと思う

2代目の貴乃花が
いた時代に曙も武蔵丸もいたのだから
あきれる

それぞれが別の時代にいたら
最強の横綱と言われただろう
しかしたぶん別々の時代に活躍していたら
凡庸な横綱で終わったかもしれない

同じ時代に活躍して否応なしに超えなければならない壁だったから
強くなっていったのだろうと思う

女子フィギュアのチャンピオンと二位が
ロシア人ではなくて
アジアの人でしかも充分に美しい女性である
ジャンプももちろん世界の一級品
こんな奇跡があるだろうか

個人的には
カタリーナ・ビットとか柳沼とかが印象に残っていて
ジャンプよりも優美さが大切と思っていたが
こんなに美しいジャンプがあると見せられてみるとこれには魅了されないわけにはいかない

浅田とキムはライバル物語の典型として実に興味深い

一位、二位と順位を付けることが残酷なような気もするが
そんなことを思ってしまうのは
わたしがゆとり教育に毒されているからだろうか

ーー
昔は
お化けのような化粧をした女が
ペラペラの衣装で
作り笑顔をして
足を大きく広げる競技だったものだ


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