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太ももの最適サイズについて

太ももの美的観点または実用的観点からの
最適サイズについては結論が得られていない

少なくとも二つの主流学派があり一つの少数有力説があり
その間での論争がここ50年ほど続いている

最近の著名な進歩は画像修正技術の進歩であり
現在はほとんど自由なサイズに修正出来る段階にある

太すぎと痩せすぎの中間に最大魅力点が存在するはずである
これを太ももの中間定理という

無限に微妙な変形を試行錯誤して理解されたことはサイズはあまり問題ではなく
日本語でいう「張り」が問題であるという命題である
ここに質的転換がある
「張り」理論は無作為割り付け大規模臨床比較試験により肯定的な結論が示唆されたものの
「張り」についての一般的な共通・客観基準の作成には至らず
必須要素として共通の関心になりつつあるものの、いまだ成熟していない印象を受ける

「張り」についての国際診断基準では
むちむち感とふかふか感の二項目が必須であり,
他の5項目に関しては3項目を同時にまたは3ヶ月の範囲で同時に満たしていれば
「大(メジャー)張り」と呼ぶ
それに至らないものを「小(マイナー)張り」と呼ぶ
ここに時間要素はなく、そのことを時間微分派は厳しく糾弾している

同じサイズでも
かつて太っていた人がだんだん痩せてそのサイズになり
さらにだんだん痩せて行く場合と
かつて痩せていた人がだんだん太っていく場合と、
さらにはかつて幼かった人が次第に性的に成熟していく場合と、
明白に差異が生じており
その差異についてはサイズは特質を明示しうる指標ではなくなる
むしろ「張り」が大切と言われることが多く
たとえばテレビCMで無益な化粧品類似物を催眠効果的に語る場合多くは
「若く健康でみずみずしいお肌」という

つまり
過去において幼く,現在において若く,
過去において元気な子供で、現在において健康で女性ホルモンがピークであり,
過去において赤ちゃんのお肌で,現在においてみずみずしいのであって,
長い人生のほとんど一瞬に過ぎない儚い情景をいつまでも維持したいという無理な願望を煽るもので,
それは不可能であるが故に商品は売れ続けるという夢商売の基本構造を形成している

そのようなプルプルお肌の時代には
将来の形状についての非常に好意的な・しばしば非現実的な予想に基づいてパートナー選択がなされるもので
その後においては
お肌が衰えたのではなく
期待を抱かせる要素が少なくなっただけなのだが
お肌の衰え,曲がり角のせいにされているのである

簡単に言えば
サイズではなく
サイズの時間微分に
反応しているらしいのであるが
男性の粗雑な脳が微分などという微妙で抽象的な操作を行うことが出来るのか
疑問も呈されている
ニュートンやライプニッツならばもちろん太ももの魅力の本質である張りについて簡潔な数式で
理解することができたであろうが

時間微分の極大点を「張り」の極点と定義するもので
これは多くの学派の賛同を集め共通の基礎理論となりつつある

一般に太ももは股の付根から膝にかけてのアーチとなっており
その変化の様態を多くはマトリックスで表現する
マトリックスを場所で微分することによって
理論展開する学派もあるが充分な成功には至っていない

少数有力説は
太ももは性器の部分の延長拡大を象徴しているもので
その魅力は主に「予想させる」要素にあるという。
この説の難点は何を予想するかで各サンプルの変態程度が暴露されてしまうことである。
「ほっとかんかい、われ」と一蹴されるのが関の山である
しかしながら落ち目のフロイト説がバックにあることもあって
素人受けする理論であり,目立ちたがりのマスコミ利用学派はここに集結している

太ももについて
美顔・美肌のような関心は現状では薄く
もちろん太ももにパックするとかそのような動きも極太一部を除いては見られていない

太ももが毛深い人もあまりいないようで
そのような問題意識もない

にもかかわらず「太ももの張り」という関心の有り様は
無理に変形を加えない部分の
表面状態の評価であり
誠に妥当であるとの論も根強くあり
今後さらに確実で論理的な仮説提示に至ることが期待される

一方で太ももは無変化の魅力がある
他のパーツは膨張したり,濡れたり,開いたり閉まったり,降りてきたり,ときに噴射したり、液体の形状変化が起こったり、
多彩な変貌を見せるのであるが
太ももに限っては実に安定して一貫した表面張力を保持している

張り,滑らかさ,温もりまたは冷たさ,微妙な産毛,またはやや長い薄毛、
それらはどれも貴重であるが失われやすいもので
Fragileというべきである


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