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強い学習

子供の歩き始めとか言葉のはじめとかを見ていると
やはりその時期に猛烈に脳は学習しているので
「脳の一部分が無条件に外部条件を転写する」ようだ

その時期は脳の成長ももちろんだがそれだけではなく
成長ホルモンとか性ホルモンが影響していいて
脳の可塑性が部分的に一気に高まるのだと思う

その時期に適切な情報を与えることが本質的に重要なのだろう

そのような
一緒に一度だけの学習のような、強い学習が、人生の違う時期に発生したら、
とても不安定な事になったり、とても天才的な事になったりするだろう

パニック障害の一部は「強い学習」が不適切な時期に起こっているのだと考えられる

その「強い学習」を戻すことが治療なのだけれど
いろいろな手がかりはあるものの決定打はない

ーー
比喩的に言えば
脳の回路が開いているから
学習もできるし治療もできるのだ

脳の回路が閉じている時に何をしても効果はない

ーー
脳の回路が開いたとしてどのように訂正すればいいのかは
一つの問題

しかしその前に
問題となっている脳の回路を開かせる方法が問題だ

別の言葉で言えば
その問題の脳回路を学習可能な状態にするテクニック
である

ーー
たとえば
少年野球の指導で
あれこれ細かいことを言わなくても
良いアドバイスは一言で打撃を変えるのだ

学習可能性と
ベストアドバイスの組み合わせ


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