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ウェルニッケ型失語 グーグル化した世界で旧メディアはいかに生きるべきか

グーグル化した世界で旧メディアはいかに生きるべきか 
というタイトルのUstream配信があった 

『グーグル秘録』著者ケン・オーレッタがレクチャーしている 

タイプライターの会社をみなさんはいま思い出せますか? 
彼らが充分に賢かったら速やかにPCメーカーに変身していたはずです。 
などと言われて 
たしかにタイプライターメーカーはどうしたのかななんて思う。 

大手広告代理店は 
新聞やテレビなどの旧メディアが旧来とは異なる課金システムをとらないといけない現実に直面すると 
仕事の仕方を変えないといけないかもしれない 
悪くするとタイプライター会社になりますよ、という 

しかし実際にはあれだけの情報産業なので変身の準備を着々と進めていることだろう 
悪くしても本社社屋を賃貸するだけで充分な商売になりそうな気がする

ーーーーー
オーレッタさんがレクチャーしているとき
英語がぜんぜんわからないので英語の内容はわからず
ただ笑っているとか怒っているとか深刻な顔をしているとか余裕があるとか
そんなことが分かるだけ

日本語を話す人の話を聞く場合には
言葉の意味がリアルタイムで伝わるので
これは感覚性失語つまりウェルニッケ型失語の体験なのかなと思う

音は確かに聞こえる、しかし意味が変わらない

相手は必死に説得しようとしているのだが
一向に納得しない

言葉の意味内容が分からないのだから
説得されようもないのだが
多分相手は犬を相手に話しているような気分だろう

言葉の内容を伝えるのが文字であるとすれば
それを「どのように伝えるか」が、いま目の前で起こっている景色である

どのような服装で、態度で、スピーチのテンポで、といった要素が
言葉の意味内容とは別にくっきりと見える

ーー
カウンセリングの場合に
言葉の意味内容がまず大切であるが
それと同等に(同等以上と言う人もいるが)「どのように」が大切だと言われる

ーー
アメリカ白人は宣伝で洗脳しようとして必死なのだが
結局言葉の意味内容が正確に伝わらず
洗脳なんかできないという図は
おもしろい

むしろ言葉の意味内容を除外した「態度」がはっきり見えているわけだ







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