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病気回復期の子 預けて安心、文京区が保育施設開所

廃校利用 働く母親サポート

病気の回復期にある子供を預かる順天堂病後児ルーム「みつばち」の開所式が7日、文京区本郷の旧元町小学校で開かれた。
医師や看護師の近くで子供たちの回復を見守る病後児保育施設は、働く母親のニーズが高い。子供と共働き世帯の増加が見込まれる同区では、地元の医大とタイアップ、閉校となった区立小学校を利用してオープンする。同区では、働く母親を支援するため、1998年に閉校となった同小(3階建て)の建物全体を、同区本郷に本部がある学校法人「順天堂」に貸し出し、施設の運営を委託する。

対象は、風邪や感染症などの病気の回復期にあって、集団保育などが困難な区内在住の生後4か月から小学3年生。保育料は1日3000円。常勤やパートの看護師と保育士が計4人態勢で保育に当たり、順天堂大医学部付属順天堂医院の小児科医が1日1回巡回する。15日から、1日6人の受け入れが可能となる。

区内には、民間の小児クリニックが運営する保坂病児保育ルーム(同区白山)があるが、同区では子供の出生数が増加、共働き世帯も増えており、「今後の需要増に対応し、働く母親に安心して病後の子供を預けてもらうため」(同区子育て支援課)として区内2か所目の開設を決めた。

都や区の担当課によると、病後児対応型の保育施設は、看護師を常駐させたり、おたふく風邪など伝染性の病気でも預かれるよう隔離室を設置したりしなければならないなど設置者側の負担が大きく、季節によって病気の子供の数に差が出るなど、経営的にも難しい面があるという。

この日の開所式で、学校法人順天堂の小川秀興理事長は、「病院の特性を生かした地域貢献をしていきたい」とあいさつした。

利用する場合は、区などで事前に登録し、利用する前日までに電話予約する。問い合わせは、同区子育て支援課(03・5803・1256)へ。

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風邪や感染症などの病気の回復期にあって、集団保育などが困難という例は結構多いものだ。


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