SSブログ

心理職にとっての心理検査

脳の機能をまとめて言うと
予測、予測と現実の照合、予測機能訂正の三段階の繰り返しである

医者の場合は
カウンセリングはもちろんであるが
その患者さんの場合にどの薬剤がどのように効くかを予測する
実際に使ってみて照合する
予測が間違っていたら訂正する
それを繰り返すことで
予測機能を高める

カウンセラーの場合は
薬剤が使えるわけではないので事情が違う
またカウンセリング自体は
時間プロセスで非常に複雑なので
予測・照合・訂正の三過程が分かりやすいわけではない

カウンセラーの場合には
心理検査が照合・訂正に役立つ

カウンセリングの中で徐々に情報が蓄積されて行って
その患者さんについての予測が形成される
その予測と実際の心理検査がどの程度一致するかを
チェックすれば、予測・照合・訂正の三過程を実現できる

心理的にはその他に多面的に役に立つものであるが
そのような意味もあると思う


共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。