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個別精神療法

精神の療法の流派については様々あるし
くっきりと別なものと言えるものでもないので
説明も難しい点がある

明確に自己定義を提示して
こういうものが我々で
こういうものは我々ではないと
明らかにしている人たちもある

個人的には患者さんに必要なものは何かと考えるので
特段、何とか療法と名乗っているわけではない

ーー
このあたりはジレンマがあって
あくまで患者さんに合わせたオーダーメイド精神療法ということになると
はっきりとした流派とは名乗りにくい

現実には何か名乗っている人でも
患者さんの実情に合わせてのオーダーメイドになるので同じことではあるのだが

ーー
精神療法の工夫の中で
他の患者さんには応用の利かない、
その人限りの特殊事情を利用した治療があったりして
そうなると一回限りの思いつきに近くなってしまう

そんな場合も
そのような方針を採用する根本は何かということになる

ーー
根本の話をすれば
患者さんにとっての一番の利益はこれと決めるのもパターナリズムであるし
そのためにはどの作戦がいいと考えるのもパターナリズムで
ある程度は仕方がないと思うものの
程度が行き過ぎるとよくないので注意が必要だ

ーー
このような話は
具体的にはどうなのかを書けばいいのだけれど
もちろん、ことの性質からいって具体的には書けない
そこで抽象的な言い方になる

抽象的に言っているうちに
自分で確実に感じていたことから遠ざかるような感覚がある


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