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サービス業の生産性

「デフレ」といわれているのも、本質的にはグローバル化による相対価格の変化である。
工業製品の価格は大きく低下している。
新興国の貯蓄過剰によって長期金利も世界的に低下し、国際資本移動が大きくなったため、
今や金融市場に国境はない。
だから中央銀行が通貨を過剰に供給して景気を刺激しようとするのはナンセンスで、
余ったマネーは他国に流出して資産バブルを引き起こす
――日銀の量的緩和がアメリカの住宅バブルを引き起こしたことで裏づけられた。

日本は、かつてのような高度成長を再現することはできない。
いつまでも近代の「ものづくり」パラダイムにこだわっていることが産業構造の転換を遅らせ、
潜在成長率を低下させている。
いま必要なのは、労働生産性の高い製造業の生産性を上げることではなく、
生産性の低いサービス業の生産性を上げることだ。
特に流通、運輸・通信、金融業で「生産性革命」が必要だ。

というようなわけで
どうしようもないといえば確かにどうしようもない

サービス業の生産性を上げる画期的な考えはあるか
人材総入れ替えでもしない限りは今の日本では難しいかも
既得権益者が多すぎる


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