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主観的痛みと体感幻覚

痛みは結局主観的なもので測定しにくい

このときの痛みとあのときの痛みとどうかと比較するのも難しいし
あの人の痛みとこの人の痛みとを比較するのも難しい
測定しにくい

主観的なのは幻覚妄想も同じである

たとえば頭痛の場合
1.頭痛がする、こめかみがずきずき
2.頭の中にマイクロチップが埋め込まれていて、電波で痛みがコントロールされている「みたい」な感じ
3.「みたい」じゃなくって、CIAが私を狙っていて、頭痛で信号を送ってきている

などと並べてみると
痛み、体感異常、体感幻覚、妄想などと名前を付けることが出来る

痛みは実際にあるけれどその解釈が非現実的なのだとか説明される

さて、痛みが現実のもので、解釈だけが妄想だと証明できるだろうか?

腹痛の場合だと
1.腹痛がある
2.肝臓の裏の辺りを鉛筆の先でつつかれている「みたい」な感じ
3.肝臓の細胞と細胞を核融合させる技術を政府は持っていて私はそれで苦しめられている

など。しかしどちらの場合でも、
2.や3.の場合は、多くを語らなければ、
ぶっきらぼうに『頭が痛い』とか『お腹が痛い』で終わってしまう

どんな場合でも細かく聞くのがいいと思うのは素人というもので
症状の明細化を強制すればたいてい病理は深くなる

幻覚妄想として幻覚と妄想を同じくくりにするのは個人的には反対なのだけれども
それはまた別の話


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