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臆病と惰性で日本にいる

スーパーのレジで金持ちっぽい人が怒っていたのでびっくりだが
どうしてお金持ちがいまだに日本にいるのか全く見当がつかない
全く臆病と惰性で日本にいるのではないか

たとえば100億円くらいの資産があるならいますぐにドル転して
アメリカに移住すれば
なんとなく1割くらい金持ち度が増大するような気がする
ユーロ転でもいい
すると10億円は自由に使っていいと思えて
あとの人生は、空気が楽に吸える
どうしてそうしないのかな

ヨーロッパもアメリカも富裕層には暮らしやすい環境だと思う
私ならヨーロッパの貴族の末端で国際機関に勤めているような人の
ミラノの別荘の誠実なアジア人門番として一生を終えても
今よりずっといい暮らしだろうと思う
ご主人が交通事故で下半身不随だとなおいい

少なくとも貧乏な人と長い列に並んで怒っていなくてもいい
長い列もバカバカしくていいと思う人だけ並べぱいい

ひまくさいのって気楽でいいんだよ
長屋暮らしの気楽さって落語でよくある

ーー
私は家庭教師は一度もしたことがなくて
他人のことがはっきりは分からないのだが
一時期兄弟に勉強のことを聞かれたことがある
正直、何が分からないのか分からいなので
何をどう言ってもダメそうだった
この人はこの先どうやって生きていくのだろうと心配になってため息をついたら
そのことは通じたらしくて
以後勉強の話はしていない
でもイイヤツだとは思う

ーー
架空老人のことが話題になり
母親のことは知りませんとテレビカメラに向かって語る人を映していたのだが
それが豊かな時代というものだと思う
自分の親について、どこかで何かをしているだろうと思っていたと言い張ることもできる時代

ーー
スーパーのレジに並んでいる人がそれぞれどんな想念を抱いているものか
いまは昔よりは理解しているつもりであるが
語らない部分の想念がかなり大きいので
やはり同床異夢というか、とんでもない異邦人と隣り合わせているのかもしれない

老人同士がカラオケの一室で繰り広げるワールドをテレビで見かけたら
もう絶対インクレディブル

お鍋しようと思って魚を買ってきて
うっかりしていたら虫が湧いていたような感覚




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