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女性アスリートの腱損傷にエストロゲン値が関連

女性アスリートの腱損傷にエストロゲン値が関連

2010/09/27(月)
もともとエストロゲン値の高い女性アスリートは、腱損傷リスクの高い可能性のあることが、ヨーロッパの小規模研究で示された。エストロゲン値の検査によりリスクのあるアスリートを特定し、トレーニングプログラムを組む際に予防措置を取るのがよいと考えられると、研究を行った英ソルフォードSalford大学(グレーター・マンチェスター)のKatherine E. Burgess氏らは述べている。
今回の研究では、娯楽として運動をする若い女性15人(平均年齢23歳)を対象に、月経周期のさまざまな時点で膝の腱およびエストロゲン値の検査を実施。被験者はいずれもホルモン値に変化をもたらす経口避妊薬は服用していなかった。検査の結果、エストロゲン値の高い女性の腱は伸長やねじり(トルク)などの機能的特性が異なり、損傷リスクの高い可能性があることが判明した。

しかし、月経周期の時期の違いと、腱の特性や損傷リスクに影響を及ぼす可能性のあるエストロゲン値の変動との関連は認められなかった。このため、トレーニングや試合のスケジュールを組む上で、月経周期を考慮する必要はないと考えられると、研究グループは述べている。

この説を裏付け、エストロゲン値の高い女性アスリートに特別なコンディショニング(調整)を行うことが有用であるかどうかを判断するには、さらに研究を重ねる必要があると研究グループは付け加えている。この研究は、医学誌「Journal of Strength and Conditioning Research(ストレングス&コンディショニング研究)」8月号に掲載された。

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エストロゲン値の高い女性アスリートは腱損傷に強そうな感じがするがそうではないらしい


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