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理論が出現したあとで理論が自分自身存在することも含めて理論化している状態

経済学などではよく言われることだろうが
経済の何かを説明したり予測する理論ができると
その事自体で経済の全体が変化してしまうので
1.ある理論ができたあとは、その理論は成立しなくなる
可能性がある
しかしそれを克服するためには
2.ある理論が出現したあとでその理論が自分自身存在することも含めて理論化している
ことができればいい

あれあれ、それが自己参照になっているだろうと言われるのだが

理論の中に理論自分自身がすっぽりと埋め込まれている状態ですね
すると部分が全体を含むことになる
マトリョーシカの一番外側は外したはずなのに
そっくり同じものがそこにある矛盾

そっくり同じものと考えなくていいではないか
だって一回外側のマトリョーシカを外したという「操作」をしているわけで
その分、変化が生じている

理解するとか理論化するとかということは
DNA情報みたいに全部をAGCTで記述する必要はない
DNAの内部にまた全体のDNAが入れ子になって存在していることは不可能だ

しかし理論の場合は抽象化もできるし圧縮もできる
完全に等価でなくてもいい場合ももあるのではないだろうか
手順だけを記述しておけばすむ

その点ではDNAとは違う

ーー
こんなことを、この素晴らしい秋の一日に、
PCの前で書いている事自体の悲しさに、自己言及したい

悲しさは悲しがる自分を悲しいと思うこと

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