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米国人の多くが今年のインフルエンザ予防接種を見送る予定

米国人の多くが今年のインフルエンザ予防接種を見送る予定

2010/10/15(金) 
米国では、43%の人が今シーズンのインフルエンザ予防接種を受けない予定であることが全米感染症財団(NFID)の調査で明らかにされた。また、同財団による別の調査では、母親の3人に1人が子どもにインフルエンザ予防接種を受けさせないと回答しているという。
米国疾病管理予防センター(CDC)のThomas R. Frieden博士は「インフルエンザは深刻な疾患である。毎年数百万人が感染し、20万人以上が入院、数千人が死亡している」と述べ、CDCのガイドラインに従って生後6カ月以上の人はもれなく予防接種を受ける必要があると訴えている。「ワクチンは十分に用意されており、3種類のインフルエンザ型が含まれた今年のワクチンは、現在の流行株と良好に一致すると考えられ、昨年(2009年)世界的に大流行した(パンデミック) H1N1型インフルエンザのワクチンも含まれている」と同氏は述べている。

しかし、その重要性とは裏腹に多くの人が予防接種を受けようとしないのは、ワクチンが危険であるという間違った思い込みが蔓延していることによるものだと、インフルエンザの専門家である米ニューヨーク大学医学部准教授のMarc Siegel博士はいう。実際はワクチンよりも疾患の方が危険であり、特に免疫のない小児は疾患を拡大させないためにもワクチンを受ける必要があると、同氏は説明している。

8月下旬に実施された成人1,000人強を対象とする電話調査では、ワクチン接種を決めた大きな因子の1つとして医師の勧めが挙げられたほか、家族を守りたい、1週間も寝込みたくない、という理由が多くみられた。また、有効性を認識することによってワクチンを受け入れる考えが向上することもわかった。8月中旬、6~18歳の子をもつ母親600人以上を対象に実施した調査では、母親の65%が子どもに予防接種を受けさせると回答したが、33%は受けさせない、2%は未定と回答している。

予防接種を受けない理由としては、疾患から身を守る方法が他にある(71%)、自分は健康なので心配ない(69%)という誤った考えがみられたほか、ワクチンによってインフルエンザに罹患する(実際はそのようなことはない)、または副作用がある(62%)、ワクチンが流行株と一致しない(48%)という懸念もみられた。このほか、ワクチンでは1種類のインフルエンザ株しか予防できない(62%)、手洗いをすればワクチンと同等の予防効果がある(34%)などの誤解のあることもわかった。

一方、9月中旬に医師400人を対象に実施されたオンライン調査では、90%がワクチン接種を受けると回答したほか、ほとんどの医師が家族、友人、患者にも接種を勧めていることが明らかにされている。

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こういう記事も謎かけみたいでおもしろいですね
本当の意図はどこにあるのか




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