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フラストレーション抱きつつの連続出場記録

何が嬉しいと言って
何も嬉しいことはないのにただ働き続けている
なぜかと言われて何も説明できない
ただ休まずに働き続けている
もう何年になるだろう
実際休んだことはないし
休みの日でも仕事をしている

鉄人衣笠とか鉄人金本とか
連続出場記録で知られているが
そこまでは届かないがそんな系統のもの
(ただし金本は2010年には連続試合出場しながら規定打席に到達しないという記録をつくったらしい)

ひととき燃えて燃え尽きる人の多いこと
盛んなものは尽きやすい
尽きずに続ける秘訣は盛り上がらないことである

盛り上がることが人生だという信条の人は私と違う

サラリーマン社会の上の方は盛り上がる文化である
そう状態である。われわれはマニーと呼ぶ。
マニーを続けることは実はできない

私が考えるにどこかにごまかしがある
ごまかさないで行くとすれば躁うつになる

それも結構大変なもので私なら持続的な低空飛行で行く
いつもいつもうつ傾向で結構ではないか
一定していて他人に分かりやすい
ただし休まない
何を言われても何をされても皆勤である
勤怠の客観的な記録だけは文句を言わせない
それは迫力がある

仕事の中身などは偶然だ
出勤するかどうかが私の問題だ

たったこれだけのことをこんなに強調する必要はないが
うっかり書いた

ーー
龍馬が盛んなのは早く死んだからで
多分生きていればどこかで盛り下がる
大河ドラマは叫び続けていて
個人的には完全に違和感しか感じないのだが
それはマニーが持続していることの嘘臭さなのだ

演出の意図としてはマニーが時代を動かすというテーマである
アジェンダでもスキームでもいい

マニーが持続することはない
会社というものは入れ替わり立ち替わりマニーの人間を登用するのである
表に出るのはマニーであるが
会社内でくすぶっている2999人を養っている
合計で3000人のやや大企業である

プロ野球でやたらに張り切るピッチャーは燃え尽きる
二軍に落ちないでギリギリで続ける工藤のような生き方は参考になると思う
働くとしても隔年程度にしか活躍しない(表年、裏年という)
休場するわけではないが活躍もしない

フラストレーションがたまると言って爆発してはいけない
それは一時的なものだ
短気である
損をする

フラストレーションに耐え切ってみせるのが立派な人生というものである
私はそこに鉄の意志を見る

気を長く、100年生きると思って生きたらいい
これから30年のパッとしない人生も耐えていこう

フラストレーションは解決するものでも解消するものでもない
ただ我慢して耐えるものだ
味わいつつ耐えることだ

その方向ならば連帯できる

ーー
たとえばギリシャという国のパッとしない加減は参考になる
よく耐えている
過去の栄光があるだけに短気を起こしそうになるが
決して盛り上がらない

長い夜を耐えるのだ
日光など一日一時間で大丈夫
多くを望まず感謝する
私はそれでいい

現代ギリシャ語で詩を書くのは
古代ギリシャ語が念頭にあるので大変にやりにくいのだろうと想像する
そんなこともありなおさらぱっとしないと思う

マリア・カラス、カラヤン、アグネス・バルツァ、ナナ・ムスクーリなど
おっと、結構いるんだな





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