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秀才、いい加減さを見抜く

患者さんはたいてい専門分野を持っていて
人工知能研究者であったり
マーケッティングの専門家であったり
あるいは経理、人事の専門であったり

すると患者さんはそれぞれの分野の
人間の分析の仕方での切り口で、
目の前の、治療者と患者の交互作用という事態を分析する

自分の専門の仮説は知っているので
それと拮抗するまたはそれを凌駕する仮説を提案して欲しいし
その正しさを実証して欲しいわけだが

何時までも世間話が続き
この人はこうした世間話を積み重ねた末に
見事な仮説を提示し
今後の方針を告げるだろうと思っているのだ
秀才は相手も秀才だと期待するのである

そのような、仮説と実証が提示されない場合、評価は厳しいものになる




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