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プライベートより仕事を優先させる姿勢があるか?

表向きは男女の区別なく同じ筆記試験と面接で
管理職登用の査定を行っているのですが
それとは別に女性にのみ、インフォーマルな査定を実施している
企業もあります。そこでは仕事の実績だけでなく、
プライベートより仕事を優先させる姿勢があるか?
などを見極められているのです。これは、一つの組織において
性別によるダブルスタンダードが適用されているケースです。

女性の管理職が増えてきているといっても、
それは間接部門においてのことであり、
ラインの管理職となって組織を戦略的にリードしていく
立場にある女性は極めて少ないのも事実です。
日本に比べ、女性の活用においては先進的な米国においてさえ、
その傾向は同様です。
管理職そのものになることができないわけではないのですが
分析してみると実はこのようなカラクリがあり、
高い次元での『ガラスの天井』が浮き彫りになります。
だからこそ、
業績をあげた女性がラインの管理職になることは「大抜擢」であり
「異例な昇進」としてニュースされるのでしょう。

厳しい経営環境と労働人口が減少していくなか
女性をいかに活用するかは大切なポイントであるはずなのに
大丈夫なのでしょうか…日本国。



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