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北秋田の病院 インフルエンザで男女6人死亡

北秋田の病院 インフルエンザで男女6人死亡

2010年11月6日20時53分

 秋田県北秋田市綴子(つづれこ)の医療法人社団博愛会・鷹巣病院で、49人がインフルエンザに集団感染し、10月31日から今月5日までに、入院していた60~90代の男女6人が死亡したと県が6日発表した。県によると、いずれも季節性のA香港型とみられる。5日現在、入院患者25人と病院職員8人の計33人がインフルエンザの症状を訴えているという。

 県によると、10月31日に80代男性が、今月2日には90代と60代の男性、70代女性の計3人が死亡。さらに4日に80代女性、5日に80代男性が相次いで亡くなったという。

 2日になって、ようやく鷹巣病院から、高熱やせきなどインフルエンザとみられる症状の患者が49人発生した、と北秋田保健所に連絡があった。県健康環境センターが患者1人の検体を詳細検査した結果、6日に季節性のA香港型と確認された。

 死亡した6人は10月29日、ほかの入院患者らとともにインフルエンザワクチンの予防接種を受けた。発症後はタミフルを服用したという。

 6日にも80代の男性が1人死亡したが、インフルエンザの簡易検査では陰性だった。

 鷹巣病院のホームページによると、同病院は1967年に開設された。精神科のほか、心療内科、内科もあり、ベッド数は144床という。

 県の担当者は「病院に対し、外来患者の診療や外部からの訪問を自粛するよう指導している」と話している。

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