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妻がアスペルガー症候群だとわかる

結婚後、夫あるいは妻がアスペルガー症候群だとわかるケースは徐々に増えている。そんなカップルが直面する困難は、お互いのコミュニケーションがうまくはかれないために生ずるほか、人生での価値観の違いなどによる場合も少なくない。著者は、結婚後17年を経て夫のアスペルガー症候群を知り、長年の自身の孤独と欲求不満を説明するものを見つける。そして、持ち前の明るく前向きな姿勢から、これらの困難を乗り越え、求め続けてきた良好な関係を手に入れた。本書は、その体験から得られたさまざまなノウハウを多くの人が共有し、役立ててほしいと願う著者が綴った幸福への手引である。
私の夫も結婚後アスペルガー(AS)と診断を受けました。 
ASではない私にとって、夫の思考回路や行動はストレス発生装置でした。 
夫も私のことをそう思っていました。 
ASとわかってからは随分自分の中で浄化装置が働きましたがそれでも、 
こんな生活投げ出したい!と思っていました。 

ちょうどそんな頃、この本に出会いました。 
ASの夫と持つ妻として、筆者の想像を絶する苦労は手に取るようにわかりました。 
それでもやっていけるんだ、お互いの考え方一つで好転するんだと 
とても勇気づけられました。 
他の方の記載にもあるとおり、ASや発達障害は子供中心の書物が多いため 
実際に自立して社会と奮闘しなくてはならなくなる大人になってからの本が 
非常に少なく、この本は一例にすぎませんんが、 
内容が毎日直面するすべてにおいて書かれており大変勉強になりました。 

ジェネラリスト偏重スペシャリスト軽視の日本の就業環境はアスペルガーには厳しいですが,いろいろな方面から理解と支援が進むことを願っております。

最近興味をもってアスペルガー関連本を読み漁っているのですが、しかし、この本はアスペルガーという特殊要因を抜きにしても非常に面白い一冊です。結婚、つまり自分とは違う人間と一緒に暮らすために必要な全てが集約されていると言っても過言ではありません。 

たまたま筆者はパートナーが AS で、外国人で、異性だったために、様々な差異に悩まされ、苦労していますが、同じような苦労は定型発達者(AS やその他の自閉症でない人のことを、こう呼ぶ)同士の結婚でも起こり得る話です。この本で紹介されていることは、その差異を理解して、乗り越え、同じ未来に向かって進むために必要な心構えであり、それは万人にとって価値のあるものです。

夫が、結婚式の1週間前から、突然、全く別人になりました。場所が変わると、また、別人になること。子供に対してもまったく同じ状態でした。



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