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まじめな豆腐屋と政治

たとえば
まじめな豆腐やさんがいたとします
商店街の一角に間借りして
汗水流して働いていました

事件は豆腐屋さんの大家さんのところで起こりました
不動産の地上げのようなもので
要するにもう貸さないから商売をたたんで出ていってくれということのようでした
コワモテの人達が通告に来ていたものです

豆腐屋さんは不動産の知識も法律の知識もありませんから
仕方なく出ていきました
多少のお金はもらったのですが
新規に店を構えるとなると
とても追いつかない程度のお金で
そうこうしているうちに生活費が底をつき始めました
子供はいなかったので無理をしなくてもよかったのですが
それでも心細いものでした

まじめな豆腐屋さんでは
いけないというのでしょうか?
土地賃借家屋賃借の権利義務関係について知識を蓄え自衛しろと
いうのでしょうか?

世の中でこんなふうに
誰からもまじめないい人と思われていた人が
ある種の人々の餌食となり犠牲となって
舞台から去ってゆくことも多いように思います

まじめな豆腐屋さんが
心配なく仕事を続けられて
老後の心配もない
そんなあたりの前の社会を作ろうではありませんか
それが政治というものではないですか

当たり前の社会に私は住みたい



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