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枕草子が描く嫉妬

ものうらやみし、身の上嘆き、人の上言ひ、つゆちりのこともゆかしがり、聞かまほしうして、言ひ知らせぬをば怨(ゑん)じ、そしり、また、わづかに聞き得たることをば、われもとより知りたることのやうに、こと人にも語りしらぶるもいと憎し。(枕草子)

他人をうらやましがり、自分の身の上を嘆き、他人のことをあれこれ言い、ちょっとしたことも知りたがり聞きたがったりして、言ってくれないと恨んで、悪口を言い、また、ちょっと聞きかじったことを、自分が前から知っていたかのように他人に調子よく話すのもとても憎らしい。

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人間は昔から結局こういうものらしい。
会社でやっていることはおおむね、これそのもの。
いとにくし。


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