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EU拡大の副作用

2007年08月09日仏BNPパリバショックに関して。

2004年に中東欧10カ国 が欧州連合(EU)に加盟し、EUは東方に拡大。2007年にブルガリアとルーマニアが加盟して、EU加盟国は27カ国。

 西欧の金融機関は、このEU拡大を受けて、2005年頃から成長期待の大きい中東欧各国への融資を加速。エストニア、ラトビア、リトアニア、チェコ。

新規加盟国は人件費が安いため、西欧からの直接投資で技術と資本を導入し、生産・輸出拠点として経済発展が進むことが見込まれた。資金需要も盛んになるとの考えから、西欧の各銀行は中東欧に直接投資を行って銀行子会社を設立。リテール業務に進出。

 この結果、西欧の金融機関から大量の資金が中東欧に流入しました。これがバブルを引き起こし、経済は過熱。

といった事情があった。
EU拡大がこのような副作用を伴っていた。







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