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発達障害・広汎性・特殊性・高機能

広汎性発達障害の「広汎性」というのは、「特異的」のものに対する概念のことである。
日本においては、単に「発達障害」と呼んだ方が広義である
知能指数が知的障害の領域にないものは、高機能広汎性発達障害と呼ばれることもあり、発達障害に分類される。
自閉症には、知的障害をともなう場合と、知的障害をともなわない場合である高機能自閉症がある

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広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい、PDD, pervasive developmental disorders)

F84.0 自閉症
カナー症候群、高機能自閉症、児童精神病、自閉症、小児自閉症、小児精神病
3点
対人的な相互反応の障害、社会性の障害。
言語・非言語によるコミュニケーションの障害。
想像力の障害とそれに基づく行動の障害。
アスペルガー症候群を除き言葉の発達の障害が見られる
F84.1 非定型自閉症
自閉的特徴を伴う精神遅滞、非定型自閉症、非定型小児精神病
F84.2 レット症候群
レット症候群
ほとんど女児に起こる進行性の神経疾患。精神遅滞は重度。
F84.3 その他の小児期崩壊性障害・児童期崩壊性障害
ヘラー症候群、共生精神病、崩壊精神病
F84.4 知的障害(精神遅滞)と常同運動に関連した過動性障害
F84.5 アスペルガー症候群
アスペルガー症候群、自閉的精神病質、小児シゾイド障害、小児期型統合失調症
一般的には自閉症の軽度例と考えられているが、自閉傾向が強い場合は社会生活での対人関係に大きな問題が起きるため、必ずしも知的障害がないから問題も軽度であるとは限らない。言語・認知的発達の遅滞はない点で、自閉症から区別される。
F84.8 その他の広汎性発達障害
自閉性精神発達遅滞
F84.9 広汎性発達障害,詳細不明

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LDのICD-10(国際疾病分類)の基準

会話および言語の特異的発達障害
Specific Developmental Disorders Of Speech and Language

特異的会話構音障害
表出性言語障害

受容性言語障害
てんかんにともなう獲得性〔後天性〕失語〔症〕(ランドウークレフナー症候群)

学力〔学習能力〕の特異的発達障害 Specific DevelopmentalDisorders of Scholastic Skills
特異的読字障害
特異的綴字(音字)障害
特異的算数能力障害
運動機能の特異的発達障害 Specific DevelopmentalDisorder of Motor Function



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