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崇徳院の数奇な運命

崇徳院は祖父と母、つまり嫁との間に生まれた。
異母弟に追い出された。保元の乱で敗北、讃岐に流されて、
配所にて死す。怨霊は後世の人々を恐怖せしめた。

朝夕に花待つころは思い寝の夢のうちにぞ咲きはじめける

花が咲いた、散ったを歌うのは当然であるが、
花が咲くのを待っていたら夢の中で咲いてしまったものだ
との趣向であり、
これもまた、花が咲くとは、女性が咲くことであり、
咲き始めるのであるから、まだ一度も咲いたことのない女性のはずであり、
思い寝とは、出会いの日を思い焦がれて寝ることであるから、
結局のところ、まあ、そういったような、ことで、
かぐわしい処女を夢にまで見ているよということである。

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