アナスターシヤ父の墓の前で
第19話の一場面
アナスターシヤ父の墓の前で
タランチュラとアナスターシヤが語る
A なぜ戻って来たの？
T あの時、君がいった言葉、「やり直せるか」と。
A もういいのよ。気にしないで。
あの日、気持ちの整理がついたの。
二人の間にある深い溝を
わたしは渡りたいと思わない。
あなたはもう渡ることができない。
国境でのこと、
わたしはあなたに恩返しがしたかった。
恩を返せない時は
あなたのことを
ずっとこころにしまって
生きていけばいいと思った。
T ときどき考える。
あの時一緒に国境を越えていたら
別人になっていた。
A そうでしょうね。
あなたへの恩は
父を奪われたことで帳消しになってしまったわ
そう考えるようにしたの。
T つまり
おれたちの間に残ったものは
深い溝だけか
これで終わりなのか
もし俺が帰ることができるなら、
君のところだと思っていた。
そしてふたりは別れる。
****
タランチュラ、泣いていいんだよ。
二人の英雄と一人の女
一人の女が間に入る。
これは物語として最高に盛り上がるパターンである。
しかしまた、
女は、どうして二人の男と気持ちが通うのか、
批判される部分でもある。
下敷きとなっているのは、
群生動物の、オスの序列付けとメスの獲得である。
納豆と冷や奴
ビデオ鑑賞で忙しく
ランチは納豆と冷や奴だった
しばらくは
何も食べたくないのだ
「白夜」制作者たちへ
あなた方の試みは確かにわたしに影響を残した
ありがとう
愛する人と子ども
それだけで無限に幸せだ
極限状態の中で
兵士はそう語る
昨夜NHKで坂本龍馬暗殺の話を見た
いつもいつも殺人
人間の歴史の中で、
死因として、
殺人あるいは加害された後の死亡は
どの程度になるのだろう
多分かなり多いのではないか
これほどまでに
人殺しの歴史であるとは
最後の告白
後半もぎりぎりになって、
タランチュラはアナスターシヤに話しかける
いまから始めることはできないのか
アナスターシヤはタランチュラに答える
終わったことだわ
国境で命を助けてもらった
でも父を殺されてそれは帳消しになった
そう思いこもうとした
もう終わったことだわ
アナスターシヤはかつてタランチュラに手渡した
ハンカチをもっていた
それを捨てたタランチュラはアナスターシヤのネックレスを最後までもっていた（ネックレスを最後までもっていたのはギョンビンです）
愛は深いのに
実らない
*****
いま、東京品川は秋の日差しがまぶしい
祝福されている
平和だ
そしてわたしには命を燃やすものがない
タランチュラとアナスターシヤ
アナスターシヤ
国境を渡る時、
彼と一緒に渡っていたら、
彼の人生は違っていた。
彼はあのときわたしを救ってくれた
そして彼はつらい人生に踏み込んだ
あのとき一緒に国境を渡っていたら
いまはすべてを赦したい
韓国ドラマ「白夜」視聴完了
しかし完全な暗黒の中に、くっきりと光が見えている。
残された者たちのこころに
いつまでも残るもの
それはわたしの心にも深く刻まれる
愛の場面は少なかったのに、
最後は究極の愛の姿である。
ミン
これは終わりではない
始まりなんだ
アナスターシヤ
すべてを赦したい
すべてを赦せる
そう伝えたかったけれど、
伝えられなかった
ミン
一番大切なのは
愛する人を守ることだ
一番つらいのは
愛する人を守れなかったことだ
アナスターシヤ
あなたはひとりじゃない
遠く離れているが、
わたしが一緒だ
ラムズフェルト国防長官辞任 後任ゲーツ氏
民主党が上院、下院ともに過半数を獲得。
ラムズフェルト国防長官辞任、後任ゲーツ氏に決定。
ニュースショーに顕在化している限りでは、
共和党支持者の発言に比較して、
民主党支持者の発言は、はるかに思慮深いような印象である。
これは、実際そうなのではなく、
マスコミが
そのような印象を形成しようと意図していると
読み解くことが大切である。
無意味な「32枚」と革命戦士
ドラマ「白夜」で痺れて、
天王洲アイルに行ってがっかりして、
CMに唖然とし、
それでも我慢強く、
ニュースショーを眺めていた。
すると、朝鮮半島の北の国で、
偽100ドル札と偽一万円札を製造し、
最近ますます本物そっくりになっているという話。
その中で、100ドル札が
「32枚あります」
「数えてください」
「32枚ありますね」と
まったく本質的でない画像が流れていた。
いったい何の意味があるのだろう。
とまあ、ここまでは、誰でも感じる。
しかし、
ニュース編集担当者がどんなに
「うっかり！」していたとしても、
偽札が「32枚」には何の意味もないと、
分からないはずはない。
だって、放送局は、
国家が数少ない電波割り当てをした、
超優良企業である。
何かあるはずだ。
ドラマ「白夜」を見た後の頭で考えると、
無意味に思える「32枚を確認」が、
とても意味深いのではないかと思える。
超革命的精神の人間に対して、
全日本的に同報的にメッセージを送っているのだろう。
「32枚」が報道された瞬間に、
彼らの中で何かのスイッチが入るのだ。
考えすぎでしょうか。
わたしが考えすぎなのか、
ニュース編集者の知性に疑問があるか、
二者択一である。
テレ朝 CM 自然力 体質改善
「体を根本から治すために自然の力を……」などと言っている。
お金を出せば、どんなCMでも流すものなのか。
普通考えてみて、
「自然天然のもの」を「経口的に」摂取するなら、
当然、「何を食べているか」が根本的に重大である。
食事を調べなきゃ。
「自然の生薬を応用して体質を根本的に改善する」話の中で、
ここ一ヶ月くらいの食事を全部調べるなどということが、
果たしてあっただろうか。
ないとすれば、あまり信用できそうもない。
品川ランチとしては、そう思う。
寂しかった天王洲アイル
全体に天王洲アイルは寂しくて、
「道一本入ると、別な世界が開ける」という、
銀座のようなことはなく、
ただ暗い路地があるだけで、
勤めの人もさっさと帰っているようです。
最近の後発臨海地域にはかなわないのでしょう。
肝心のランチ・ディナーですが、
すこし高級なハンバーガーが目についた程度でした。
いまはドラマ「白夜」に頭がやられて悲観的になっている
品川ランチです。
帰路 大いに迷う でも親切な人に出会う
遠くに品川のソニーが見えていたので、
そちらに行けばいいだけでしたが、
迷いました。
人生はままならないものです。
カメラにこんなのが残っていたので、多分、足取りは、
「第一ホテル」→「JALビル」→「天王洲公園」→「東品川海上公園」→「フジテレビ別館」となります。
変だな、不安だなと思っていたら、とても感じのいい人たちが見えました。
マンション販売会場「品川シーサイドレジデンス」の受付の美人嬢に道を聞きました。ていねいに教えていただき、30分くらいかかりますよと励まされ、歩き出しました。
そのあとは、「海岸通り」を伝ってインターシティまで着いて、
「SONY」の看板を見て安心。
だいたい京急新馬場から品川駅まで歩いたようです。
品川駅は6時半、もう真っ暗でした。さすが品川駅、サラリーマンで溢れかえっていました。
フランフランで見物
とても欲しかったのは、ゴミ箱にしたいと思った大きなカゴですが、
いつもそれ自体がゴミになるだけなので、我慢しました。
全体に少しは割引しています。
どうでもいいコースターが100円で出ていましたが、
完全にどうでもいい物だったので、
やはり我慢しました。
そのあと、第一ホテルとか見物。
食欲なく、そのまま帰路につく。
行き6 モノレール駅 通過
掲示板を参考に、足取りを辿る。
「楽水橋」→「天王洲ふれあい橋」→運河沿い「ボードウォーク」→「モノレール駅」→「シーフォートスクエア」、その一階が、「フランフラン」。
シーフォートスクエアの上の階では「おかえりなさい 森昌子 コンサート」 9000円が開かれていた。
行き5 順調に天王洲アイルに突入
振り返ると橋に名前が。
そして天王洲アイルが始まった。
天王洲で迷った お馬鹿さん 行き1
ドラマ「白夜」で、
すっかり頭は「タランチュラ」になってしまい、
世界が悲しく見えて、
仕方がないので天王洲のフランフラン・バザールまで
歩いてみることにした。
そしたら見事の迷ってしまい、
全然ニヒルではなかった。
恥ずかしさをここでオープンして
卒業したい。
職場がばれるといけないので、
一応品川駅から出発。
定時までは職場にいました。
まずインターシティを抜けて、八つ山交差点あたりにたどり着く。
ここでも「SONY」ビルが目印。
新高輪プリンスホテル コッペル&エーデルワイス
柘榴坂沿いに、パンづくり工房があり、作業が見える。
その付属の喫茶店がエーデルワイス。
気楽な普通のお店。
夕食用にパンを購入。
白夜 タランチュラ ぬいぐるみの名前
タランチュラは自分が殺害した男の娘を連れて帰る。
薬を飲ませ、ぬいぐるみを買ってやった。
そして、ぬいぐるみにアナスターシヤと名付けた。
それはタランチュラが唯一愛し、そしていまも愛している女の名前である。
ああなんて生ぬるい日常なの、と
自分の幸福と不幸を同時に思う。
でも、暇くさい品川労働者でよかったな。
ドンナドーロ 品川インターシティ
S&R棟の4階。
パスタランチなら900円。
夜に行ったら、私たち以外に誰もいなかった。
ラストオーダーが夜の9時半。
あくまでも健全な街である。
早く帰って明日の仕事に備えよう。
映画 陽の当たる庭
対独レジスタンスの状況で、孫と祖父の交流を描く。
だまされてあげているような、微妙さもあり、楽しい。
こんなにも泣いてくれる人がいるなんて、
羨ましい。
こんなにも泣けるなんて、
いい人生だ。
そんなおじいちゃんをもって、幸せだ。
うめぼし 対決
クイーンズ伊勢丹 紀州南高梅 長寿梅 8%
これは甘味あり、みりん味あり、塩分高すぎず、まことによい味である。
はちみつ梅、和歌山 東急ストアにて購入。これも、梅干しにはちみつという、
まじめな作りである。好感が持てる。
天ぷら つな八
おかしなことに、港南ビルの中のつな八は、基本定食1050円、
高輪口、ウイング高輪ウエスト地下のつな八は、基本定食1200円のようだ。
まあ、いずれにしても、良心的な値段であるが。
新宿本店は1050円のようだ。
そうかな？最近のことは確認してから書くようにしよう。
昔は、東京駅大丸のつな八でよく食べたものだ。
天ぷらの対抗は、神田いもやであるが、最近は足を運んでいない。
高校の「履修科目偽装問題」
「進学校」で家庭科や世界史を履修したと申告して、
実際は高校で受験科目を勉強していたとする問題。
何年も前から誰の目にも明らかであったが、
安倍総理就任以後に議論された。
世界史や家庭科を履修しなかった生徒からは、
「世界の歴史について知りたかった」とか
「家庭科の実習も受けたかった」などの
「生の声」が新聞に掲載されている。
どっひゃー、驚いた。
マスコミって、何？
教育基本法問題が出てきて、
にわかに「履修科目偽装問題」で校長に謝罪させるなんて、
マスコミの死だ。
なぜ、教育基本法「改悪」のための推進力となるためだと、書かないのか。
おかしな「生の声」を載せて、
それこそがマスコミの自殺だ。
そもそも学校で習わないから、
知識がないなんて、ありえない。
世界史ならば
くだらない授業を受けるよりも、
ビデオの一本も見た方がいいし、
旅行に行けばいい。
本を読む力があれば、いくらでもいい教材はある。
そのために、日本語力と英語力が必要なのだ。
歴史の嘘を見抜くために数学的な論理力が必要なのだ。
日本語、英語、数学は、演習が必要だと思う。
世界史は各自が勝手に読めばいい。
それで分かるようなら分かるのだし、
分からないなら、何をやっても分からない。
時間数の問題ではない。
教師の力量の問題でもない。
子どもの頭の程度の問題だ。
教師の歴史観は複数の歴史観のひとつでしかない。
複数の歴史観を比較するために、
どうしても、かなりの冊数の勉強が必要になる。
授業時間数が知識や判断力の源泉または保証ということは決して、ない。
あるはずがない。
70時間で、世界の歴史を日本の高校生が理解できるはずはない。
新聞を毎日、「批判しながら」「厳密に」（criticalに）読めとアドバイスしたい。
できれば、昔の新聞を引っ張り出して、
ひとつの題材について、系統的に検討して欲しい。
スクラップブックを作って欲しい。
そこから系統的な嘘、虚構、でっち上げ、ご都合主義、日和見主義、偏りを、
徹底的に感じて欲しい。
誰のために偏ってしまったのか、
敏感に感じて欲しい。
感じられないなら、自分の身を守れないということだ。
突撃隊に編入されて、おしまいだろう。
日本語が読めて、論理力があれば、できることである。
家庭科なんて、「標準的な料理」などあるはずがない。
自分の食べものを作ってくれている人に聞けばいいのだ。
いないなら、コンビニの弁当の作られ方をレポートすればよい。
料理の本は山のようにある。
毎日テレビで放送されている。
今さら、高校で習わなくてもよい。
普通の頭さえあれば。
教育は、読み、書き、論理力であり、
価値観はその先、それぞれの判断の問題だ。
社会の各科目は、実は、先生は必要ない。
あるいは、文部科学省推薦ビデオ全70巻でも作れば、
それをまず一通り見て、そのあと批判することもできる。
わたしなら、馬鹿な教師の70時間の補修など、聞きたくない。
読めば分かる。
むしろ、教師用の指導書を公開して欲しい。
教師たちよ、あなた方に、歴史を教えるなどできるのか？
それにしても、いままで、世界史の教師は何をしていたのだろう。
教科以外の仕事をしていたのだろうか。生徒指導とか？
社会科教師という免許も変だな。
というわけで、
品川ランチとしては、
社会的リソースをこんな低次元の報道に消費してしまっている現状を
嘆く。
大本営発表と同じだ。
新しい電柱
工事があって、新しい電柱になった。
材質不明だが、アルミのような質感である。
古い電柱はまだ建っている。
地震に備えてか。
オリンピックに備えてか。
地中に埋めてくれないのか。
プラチナ通り ラ・ボエーム
かつて話題になり人気にもなった店。
豪華な感じの内装。
仕事場を抜けてここに来れば、気分転換できる。
普通のランチ定食1000円くらい。
パスタとスープ、サラダ、珈琲。
今日は青じそとエビのパスタ。
パスタだけだと850円くらい。
ペペロンティーネがベース。何か味付けをしているらしい。ひと味濃厚。
