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品川的かばん

こんなのをごろごろ引いている人、多いです、品川は。
飛行機でちょいと飛んでくるのでしょうね。
品川生活もうっかり買いました。
荷物が全然入らないので、不便。



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バグダット 政治混乱

バグダット・カフェという映画で、
「Calling you」が歌われた。

バグダットでは自動販売機も壊れていて、
珈琲も飲めない……
そんな歌詞

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ルロール夫人 素材の美

ルロール夫人を一見してまず驚かされるのは、
洋服の表面をきれいに一面に覆う金色の細い糸である。
洋服の表面だけを金糸で飾るように設計されたものと
感じられる。
超現実派、超細密描写、そんな感じに近いだろう。
スーパーリアリズム。
スーパーなどという生やさしい一直線のものではなく、
トランスといった感触である。

洋服に一見の価値あり。
そして隅にある花もまたそれだけで充分に芸術にふさわしい。



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彼女はTissotのモデル、美神、愛人。

Tissotはモデルを描き、彼女は彼の美神となり、愛人となった。
そして彼女はそれにふさわしい。

画面から溢れ出て放射するものを、
この国ではなんと名付けるものだろう。

布を見事に描ききったことは成功の第一因である。
ソファとクッションの布の皺の具合まで圧倒的に支配している。
そして散りまぶされる黄色という暗号。

次に布に透けて見える女の肌。
これが成功の第二因である。

すべては愛人との時間のためであり、
絵を仕上げることも仕事でありながら愛の営みなのだ。
画家の幸福はここにきわまる。

でも、マラソン監督がいて、マラソン女子選手がいて、
「監督のために走りました。監督に褒められたいです。」
そんなケースとはかなり違う。

エロスに違いはないけれど、
絵の中では、
女は男性の従属物ではない。
女は男性を崇拝していない。
むしろ女が崇拝されているのだ。

そこがマラソン師弟と異なるところだ。
彼女は美神であり、地上に降りた美とエロスのイデアなのである。



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あまりにも輝いているルノワール

あまりに輝きすぎている
ルノワールのせいである
こんなにも輝いた少女は
その後どのように生きればよいのだろう

写真ではよく分からないが、
本物の画面には明らかに魔法がある
白いブラウスの何という輝きだろう
瞳の色の何という魅惑だろう
肌の色の何という若さだろう

解説によれば、
ルーベンスの髪の毛、
アングルの顔の輪郭、
クールベの白塗り、
コローの柔らかな花模様の背景、
そしてルノワールの特別な温かみと愛情

こんな輝きを見てしまった私たちは
明日からどのように生きればよいのだろう
生き方を変えないとしたら、
絵なんか見ても意味がない

それにしても、思うのだが、魅力の大半は、
少女に属しているのだろう。
だとすれば、それは平面に絵の具で固定できるものであるはずはないのだ。
魅力のすべてが視覚情報であるはずはないのだ。
それなのに、ルノワールは視覚情報だけで魅力を表現し、
われわれは視覚情報だけで魅力を十分に感じ、
自分たちのに日常生活に欠けている何かを、
痛感させられる。

ただ目が構成するだけのものであり、
しかしそれだけで余りあるのである。



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好きな絵 ルドン 夢の具体的客観的描写

ルドンが書いたのは多分1905年、
だから100年たっている。
ルドンの夢は色あせていない。

解説によれば、
植物学的、客観的正しさではなく、
夢の中で見る花を描いた。
そして見事に成功している。

感受性の中心はルドンとわれわれとで、
時代の隔たりがあり、地域の隔たりがあり、
天才と普通人の隔たりがある。

にもかかわらず依然として、
夢の中で花はどのように咲き開いているかを、
われわれは知ることができる。

それは客観的観察対象としての花ではない。
「花の花らしさ」を対象として描いている。

「花の花らしさ」の中には
人間の側のファンタジーが大量に含まれている。

それは一種の花についての文化のシステムである。

従って、不思議は、ルドンのファンタジーと
われわれのファンタジーの重なり具合である。

過度の色の重なり、
そして過度の装飾性。
ほとんど着物の模様のごとくであり、
さらに夢の成分を深く吸い込んでいる。

見るものは一瞬ルドンの精神が邪魔になる。



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ジーンズならここ アルマーニジーンズ 六本木と恵比寿

ディスプレイ配色が巧妙。拍手。



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秋葉原 ヨドバシ前 ツリー



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氷点 テレ朝ロビーにて



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今日の六本木ヒルズ



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毛利庭園



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ヒルズの敷石 向きがさまざま



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六本木ヒルズ 青いクリスマスツリー

これはまた、素晴らしい。センス溢れる一品。
ヒルズ周辺の開発も徐々に進んできている様子である。

テレ朝内でドリンクをも持っていて、いけないと注意された。飛行機と同じか。



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クリーブランド美術館展 六本木ヒルズ





大変充実した展覧会。
年配の方もゆっくりとご覧になっていた。

個人的にはゴッホとセザンヌがやはり飛び抜けていい。
ルノアールは見事、その他、見たことがある絵でも、
実物の輝きは素晴らしい。

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花束を抱いて歩く男

品川駅構内の道を歩いていると、中年男性が花束を抱えている。いいものだ。
こういう文化が根付くといい。

スーツ以上にかっこいいセーターを着たい。
革靴以上にかっこいいサンダルを履きたい。
ベンツではなくブリジストン自転車で圧倒したい。

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キャノンギャラリーにて

キャノンギャラリーが閉店になったので出ると、
ギャラリーの案内をしていた美しい女性たちが、
機器の電源を切り、帰り支度を始めた。
外を歩いていたキヤノンの社員が、
「笑顔でスイッチ切ってるよ」と言っていた。
どのような心理なのだろう。

何か人間の微妙な部分に触れた思いである。

美人だというだけで、
生きにくいものでもあるらしい。
本人の責任ではないのに。

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品川キャノンで写真ギャラリー

キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S
にて、齋藤康一「昭和の肖像 人物交差点」を観た。
青島幸男、赤塚不二夫、秋山庄太郎、安藤忠雄、池田満寿夫、池坊専永、石井ふく子、石元泰博、磯崎 新、市川 崑、 五木寛之、糸川英夫、井上ひさし、井上 靖、四世 井上八千代、入江泰吉、植草甚一、宇野千代、梅棹忠夫、永 六輔、 江崎玲於奈、円地文子、遠藤周作、王 貞治、大岡昇平、岡本太郎、加藤唐九郎、加山又造、河合隼雄、北 杜夫、 十四世 喜多六平太、北野 武、木下恵介、久世光彦、黒澤 明、越路吹雪、小柴昌俊、小島信夫、榊 莫山、 佐藤忠良、司馬遼太郎、島尾敏雄、島田正吾、城山三郎、杉浦幸雄、杉村春子、杉本健吾、清家 清、瀬戸内寂聴、千 玄室、 千田是也、曽野綾子、高山辰雄、武満 徹、多田富雄、田沼武能、團 伊玖磨、丹下健三、勅使河原蒼風、勅使河原 宏、 寺山修司、土光敏夫、中内 功、中川一政、長嶋茂雄、仲代達矢、十七代 中村勘三郎、中村 元、蜷川幸雄、野坂昭如、 埴谷雄高、林 忠彦、東山魁夷、平山郁夫、廣津和郎、深作欣二、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、古橋廣之進、 松下幸之助、松本白鸚、丸木位里/丸木 俊、三浦朱門、三島由紀夫、水谷八重子、三宅一生、棟方志功、森繁久彌、 横溝正史、横山隆一、吉田文五郎、吉村 昭/津村節子、吉屋信子、吉行淳之介、渡辺義雄
これらの人物が、「その人らしく」写っている。
写真の力を実感した。

中でも、中村 元は自宅書斎で万年筆を使い何か書いている様子だ。書斎の本やライトは人柄の一部になっている。こんな情景に憧れるのだ。
王 貞治は銀座みゆき通りにてとても渋い顔をしている。どうしたのだろう。そして、とても、王さんらしい一瞬であると感じる。

写真は、いい。



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愛国心

愛国心は結局、普遍的恒久的な価値ではなく、
ただ何かの目的のために利用されるだけだったと、
歴史は教えていますよね。

「国」とか「民族」というものは、時代により、
つまり、交通や通信の変化により、
意義が変化する。
よく言われることであるが、
ヨーロッパでは、欧州統合体が国の上位に位置し、意義を持ち、
一方で、国よりも下位の、地域が、国に替わって意義を持ち始めている。
国というものの意義が薄れてゆく時代なのだ。

人間の意識の届く範囲は国を超えてしまっている。
だから、国を最重要の単位とは考えなくなる。
一方、日常生活に大切な具体的な事柄は、
国ではなくもっと小さな範囲である地域の単位のこととなる。

こんな時代に、愛国と言うこと自体が、
なんだかよく分からない。
分からないが、一部の人は、利用価値はあると判断したのだろう。
でも、一部の人って誰で、何を考えているのだろう。
そこが全然分からない。

今時誰も、愛国で目くらましなんかされないだろう。
本当の目的と利益はどこにあるのか、
すぐにも馬脚をあらわすだろう。



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山月記について-2

理想に燃えること。理想に忠実であること。生活の必要はその次だと論理の上でも、感情の上でも、完全に納得すること。
その手続きさえ完了していれば、生活が苦しかろうと、未来に疑念が生じようと、自分の才能に疑問が生まれようと、とにかく、まっすぐに生きることだ。

世の中には、そのような人間も必要なのだと腹をくくることだ。
官吏の代わりなどいくらでもいるのだ。
自分の人生を生きるのは自分しかいない。

それを青臭い、未成熟と考えるのもひとつの感受性である。それはそれでよい。
しかし一方、
それは理想に忠実な大切な態度である。
すべての人に勧められるわけではないが、
集団の中で、ある特定の少数者には、
そのような人生を歩んで欲しいと願っている。

例えば、絵を描く才能があったら、そして、志があったら、
貧乏も承知で、尊敬されないことも承知で、
まっすぐ進んで欲しい。
絵を描く才能は、誰にでもあるものではない。
そして、その才能を信じてみようかと考えることも、誰にでも生じるわけではないのだ。

地盤を引き継いだ二世・三世議員はどこに志があるのだろう。
かけらでもいい、見せて欲しい。
それとも結局保身と世俗的欲求のチャンピオンなのだろうか。
知人には一人もいないので分からないのだが。

教育基本法と憲法をいじることが、
理想の実現なのだろうか?
わたしなどには分からない世界の話であるが。



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教育基本法アラタメの件 愛国ランチ

教育基本法を改めたいというので、
与党自公は衆議院にて強行採決した。

野党民主党の対案もはっきりしないのだけれど、
それにしても、自民案は何が目的なのかはっきりしない。

解説によれば、現状の諸々の教育問題や、
青少年の問題が、「愛国心」の教育で解決されるのではないかと、
考えているらしい。

でも、そんなの嘘だと一秒で分かるよね。

愛国心についての議論。
「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」とする条文である。

国という用語を使う場合、統治機構は含まないことを明確にすべきだとの議論が公明党からあり、それを受けて、国ではなく「わが国と郷土」と書く。さらに「他国を尊重する」と加える。しかし批判は、「他国については、統治機構を含むのか」というものである。


日教組問題でもないらしい。

国家が教育により積極的に関与することが目標というらしい。
でも、国家が教育に関与して教育がよくなり、
青少年は幸せになるものなのか?

そんなはずはないね。

憲法アラタメを視野に入れて、
その先兵ではないかとの意見はあり、
しかしそれならば、順序は逆だ。
基本法である憲法をまず議論して、
そこから教育基本法をアラタメル必要も方法も条文も、
現れることだろう。

何をしたいかといえば、
教育を通じて、ある種の階層に都合のいい社会を、
創りだそうという長期的な計画なのだろう。

B層を固定し反省的思考をなくすこと、
これだ。
日教組的にいえば、教え子を戦場に送る教育だ。

核兵器も持てばいいし、
海外派兵もすればいいし、
同盟国と一緒になって攻撃すればいいし、
結局暴力の支配する世の中を温存すればいいのだろう、ね。
そうすれば、米国の爆撃機も戦艦ももっと買えるようになる。

明治維新長州以来の政治的伝統を思う。
それは日本に何をもたらしたのだろう。

そのうち、愛国ランチが出回るでしょう。

それにしても、仕組みがよく分からない。

北海道の中学生が安倍総理に手紙を書いた。
愛国心は自由だけれど、強制の方向になる可能性があるならよくないといった趣旨だったらしい。生徒は署名をして正々堂々と出した。
手紙を出したらその翌日には、なんと匿名の嫌がらせメールが届いたという。
あまえらはどんな教育をしているのかといった内容だったらしい。
中学生たちの不安は的中。
こんなところは、分かりやすい世の中なのである。
多分、アルバイトの人が対応しているのだろう。
時給いくらなんだろう。多分、いつでも切り捨てられる運命なのだろう。悲しい。
この人はこの人なりにぎりぎりの判断をして、
卑劣なことをしてでも、生きなければいけない何かの理由があるのだろう。
そのような社会にしてしまった責任はすべての人にあるのだと思う。
署名をして堂々と意見を提出した中学生に、匿名で、品格の劣る文章を送りつけた人のために、祈ろう。この卑劣な道を敢えて選んでしまった悲しい人のために祈ろう。
私たちの社会のマイナスの現状がいまここに明確に現れているではないか。
その卑劣さは、私たちが隠し持っている卑劣さである。その人は隠すだけの知恵がなかった。それだけのことだ。
利用されるだけで捨てられることは見えている。
誰が喜んでそのような役割を引き受けるだろうか?

多分、その人たちの集団は一歩先んじていて、
集団のためなら自分の良心を徹底的にゼロにしなければならないのだろう。
そしてやがてわれわれもそのようになる。
われわれも、名前を語りつつ意見を言う中学生に対して、匿名で品格の劣る文章を送りつけるようになる。
そして、2006年の11月が、その顕在化の始まりだったと思い出すことになる。

宮沢喜一回顧録を広告で見つける。そのうち読んでみようと思う。



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バリとミラノどちらがいいか?

行きたい旅行
バリとミラノはどちらがいいだろう

知人の間では、
バリ島のアマンダリなど評判がいいようだ。
でも、きれいなだけで、飽きるなあとの感想もあり。

ミラノに行って、スカラ座で何か見たり、
ブランドの店をさまよったり、
その後、フィレンツェをひとまわりして、
ベネチアによって、帰る。
そんなイタリア旅行がいいという人あり。

別な人は、マルセイユくらいに飛行機で到着、
その後、船の旅。
イタリアのどこかで上陸して、帰路につく、
これがお勧めという。

シェイクスピアが英語で楽しめればいいのだけれど、
ちょっと無理。

しかし海外のテロの不安はあり、
円は安くなり、
国内旅行が楽しいかもしれない。

京都奈良をリピートしたいな。



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カーディガンの上司

品川インターシティを歩いていたら
すてきなカーディガンの紳士とすれ違った
部下が追いかけてきたらしくて
立ち話を始め
テキパキと指示している様子だった
みんな同じようなスーツの中で
ひときわすっきりりりしかった
知的なアピールがあった


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庭園美術館のあたりの景色

日差しが斜めできらきら
秋になって
日差しは斜めになり
落ち葉を横から照らしている
はらはらと舞い降りて
静かに着地する
軽い軽い枯れ葉だった

庭園美術館のあたりの景色



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フレディ・マーキュリーとインドとゾロアスター教

雑誌で、「アジアの60人」を特集。
王貞治などが紹介されていたが、
中でもおもしろかったのはクイーンのボーカル、
いまは亡きフレディ・マーキュリー。
両親はインドの人で、宗教はゾロアスター教だったとか。
あのみなぎる力はインドだったのか。


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ミルトン・フリードマン死去

新聞でミルトン・フリードマン死去が報じられた。
11月18日朝日12面に解説が報じられている。
ハイエクとともに、マネタリスト(通貨供給量理論)、反ケインズ、徹底した市場主義、シカゴ学派、シカゴ・ボーイズ、共和党経済政策、レーガン、サッチャー、規制緩和、民営化、チリ、貧富拡大、失業率上昇。
これだけ現代経済のキーワードをちりばめられると、とんでもない頭脳だったことが明白である。
知性の専門化・細分化が当然とされる現代においても、このように、飛び抜けた頭脳が存在することが驚きである。


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