垂直方向
眠くて仕方がないので
風呂に入る前に一眠りした
目が覚めると
妙に世界がしんとしている
世界を斜め上から見下ろしている風で
時間軸も目に見える感じだった
たった一度しかないこの人生を
いったいどんなに無駄に生きているのだろうと
思い至った
どのように生きようと許されている
諦めているのは自分の心のゆえだ
みんながそのまんまでとてつもなく凡庸に生きているのは
それは各人の勝手である
しかし何もわたしがつきあう必要もない
たとえばニーチェを読んで覚醒したときの感覚
このまんまの人生はいやだ
この平面上でどんなに横に揺れてみてもやはりいやなのだ
わたしは
垂直方向に動きたいのだ
Be realistic,try impossible.
人生いろいろ
会社Aは、抑うつリスク、自閉リスクが10分で総合的に分かる、『XXX(メンタルヘルス質問票)』を2009年7月8日に販売開始することを発表いたします。
近年、企業における『うつ』の問題は、増加しており、対策が求められております。さらに、同様に近年増加傾向の、『高機能自閉症』や『アスペルガー症候群』といった症状も企業内では課題としてあがっています。これらの企業内メンタルヘルス課題に対応する形で本質問票は構成されています。
今回 発表するXXX(メンタルヘルス質問票)は、次のとおりです。
■ 製品・サービス詳細
本質門票は主に、企業人事領域(定期健康診断、採用検査、教育研修ツール)で使用されることを目的として開発されています。採用検査バージョンと、社内受検バージョンと2バージョンあり、それぞれ、100問で構成されます。受検方式はWeb検査あるいはPC検査の2種類があります。
■ 特徴
開発は株式会社AのBが行い、認知科学(認知心理学、認知行動療法)の抑うつ・自閉理論に基づいています。クリニックで実際に使用されている各種検査を元に通常40分から1時間程度で行っている総合検査を100問に短縮することに成功しました。現在、最も関心が高いもののリスクを測る検査がなかった抑うつリスクについて検査化することに成功しました。また、近年、企業内でも課題意識が高まってきた自閉リスクについても簡易検査を開発いたしました。
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人生いろいろ
タクシードライバー
タクシードライバーはいろんな人のいろんな話に相づちをうって
聞いてはいけない話なら聞いていないことにし
しかし世の中のいろいろを学ぶ
考えてみれば
我々の仕事もタクシードライバーに似ていて
いろいろな人のいろいろな専門的な個別の事情をうかがっている
飲んだくれは相手にしないし
我々が相談されるのは車の行き先ではなく人生の行き先だ
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永田町と霞ヶ関で動きがあり
夜は赤坂や六本木で話が進む
同じ場所で開業していると
やはりシンクロする部分があるのだろう
新聞紙面の背後に昨日人の言葉が浮かんだりする
港町の診療所にはまた別の雰囲気があり
工業地帯の診療所には別の病気がある
ここにはここの病気がある