SSブログ

脳死は人の死か A案と修正A案

20090708-644455-1-L.jpg

人に言われて臓器移植法の関連の話を考えた。
ネットで見渡した限りでは、そしてその人の話の限りでは、
A案と修正A案の違いは、
修正A案が、「臓器提供時に限って、脳死は人の死である」として運用すること、
A案が臓器移植のあるなしにかかわらず、「一般に脳死は人の死である」として運用すること、
ここが違いらしい。

例えば、臓器移植待機患者の場合なら、自分が先に脳死となった場合に、
自分がドナー(臓器提供者)になって当然で、お互い様というものだろう。

しかし問題なのは、脳死が人の死であると信じられない人達にまで、
強制的に「脳死=人の死」とする点である。

臓器移植を希望していない人の場合には、
法的脳死判定はしないのだから強制ではないと当然考えられるのだが、
これが修正A案であるから、
A案が可決されたということは、
臓器移植を希望するしないにかかわらず、「脳死は人の死」と決められたことになり、
まったく余計なお世話だという意見もある。

法案の提出者は
新しい死の定義について「臓器移植法の範囲を超えて適用されない」と答弁した。
この内容を「答弁だけで済ませる」のと「文書化する」のがA案と修正A案の違いらしい。
答弁記録だけにして、
文書化しないということは将来、うやむやにする意図があるのではないかと疑ってしまう。

「脳死は人の死である」とする考え方を「臓器移植法の範囲を超えて適用されない」と
明確に限定するのが修正A案で、その限定を曖昧なままで放置するのがA案であるらしい。

そうなると、現場での心配は、
たとえばの話、臓器移植に関係なく、脳死が確認された患者さんに対して、
もう死んでいますから、健康保険の適用になりません、すべて自費になりますという意見も
出てくるかもしれない。

心臓は止まったけれど脳死ではない人の場合には人工心肺で治療的に対応することができる。
心臓は動いているが脳死となった場合、それは「死」なのであるから、
そこから先、治療を続け、ベッドを提供する理由がなくなるかもしれないと議論されている。

そんなことがないように、修正A案が出されているのに、
なぜA案が可決されたのか不可解であるとの話だった。

8丁目で酒を飲みながらの話で
うろ覚えのものを、ネットで探して再現してみたが、
そんなに簡単なことなら修正A案のほうがいいにきまっているし、
国会議員もきちんと考えているはずだろう。
なにかいろいろと事情もあると思うので、
さらにいろいろと話を聞いてみたい。

現在港区ではこんな議論をする雰囲気ではなくて
政権交代してそのあとどうなるんだとの興奮がすでに支配している。


共通テーマ:日記・雑感

信じるものは救われない

いつものように8丁目で1時間くらい飲んで過ごす
顔なじみになる前にやめていく子も多くて
最近はいろいろと大変な様子だ

なじみになって多い話は
男性とうまくいっていない話

それは男性の気をひく定番だ

その次は産婦人科的な相談

知り合いの子が仕事を探しているのという話も少なくない
オタク系と思われているのかパソコンは何を買えばいいのかとかそんな話も
車は何に乗っているかとか
最近旅行はどこに行ったとか
でも、連れて行けといわれたことはない

たまに夢の話も出る

どこかもう日本人のいない場所なの
アマゾンとかそんなところ
あなたがリーダーで私たちは宗教的な共同体で全部で5人くらいで行動している
固い絆と信じている

その夜は嵐で
恐いねって言ってると
あなたが、みんなボートに乗れと言う

危険すぎるというと
だから今夜しかないんだ
ここを出るんだと言う
そんな話は聞いていなかったのであわてるけれど
命令は絶対だ
ボートに乗り込む

川はものすごい急流で
雨もたくさん降っていて
風で雨が横殴りに打ちつけられる
みんなで乗り込んだとき
あなたも乗っていて
ずっと下流の豊かな地域に移動する
ここは食料が足りないと言う

でも船が転覆しないかとわたしが言うと
大丈夫だとあなたが言う

それぞれの人のポジションを決めて
あなたが綱をほどくために岸に上がる
そのときあなたはボートのオールを二本とも抜いてしまう

そして綱をほどいて足でボートを蹴って
私たちを沖に流してしまう

もう二度と会わない!
さっさと消えろ
などとあなたは言っている

わたしは声も出ない
ああこうしてわたしは死ぬんだと思う
こうしてあなたに裏切られて捨てられて
わたしは死ぬんだと思う

助かりたいなら今すぐ水に飛び込んで岸まで泳ぐしかないけれど
もう体に麻酔がかかったみたいに動けない

そして甘美な感覚がこみあげる
あなたに裏切られてわたしは死ぬんだ

多分あの女だ
アマゾンの女があなたを誘惑したのだと思いつく

無力に
子どもに頭をもがれるトンボみたいに
簡単に死ぬんだ
これがわたしの運命だったんだ

そしてあなたとの出会いからいままでを一瞬のうちに思い出す
わたしだってあなたを女から奪ったのだ
奪われても仕方がないんだと思う

ドキドキして目を覚ますと
夢だったと分かる

夢って、何か分かるんでしょう?
と言われる

何も、分からないよ
君が頭のいい嘘つきだってこと以外は


共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。