SSブログ

あたりまえ こども ニュース

頑張らないのが安定の秘訣  直立姿勢の仕組み解明
2009年7月9日   提供:共同通信社

 人が二本足で安定した直立姿勢を保っていられるのは、体をわずかに揺らしながら適切なタイミングで重心を調整しているためとする研究結果を、大阪大などのチームがまとめ、9日付の米科学誌に発表した。

 ロボットのような固い姿勢ではなく、頑張り過ぎずに関節を柔軟にして、脳が控えめな運動指令を時々出しているらしい。阪大の**教授は「健康な人の姿勢制御の仕組みが分かれば、運動障害のリハビリや神経疾患の診断に応用できそうだ」としている。

 チームは、立っている人の重心移動を精密に分析し、常に体が微妙に揺れているのを確認。重心がある程度ずれた時点で、足首のアキレスけんにつながる「ひ腹筋」という筋肉に脳が運動指令を送り、平衡を保っているのを突き止めた。

*****
いやー、みごとですな
小学生の子どもに書かせたに違いないが
だれもチェックしないのかな

「あたりまえ こども ニュース」 ですね

こんなニュースの配信を受けているネット技術は無駄というものだろう
意味のある情報だけが欲しいのだけれど

「ついに解明 犬の頭の反対に しっぽがあった!」というのと同じくらい


共通テーマ:日記・雑感

精神の科学と言葉の分析

精神の科学と言葉の分析が混同されているようなところがあって
ずっと気になっている

ーーーーー
事実ーー言葉ーー理解

人間は事実を理解するときに言葉を使うしかない
それ以外の方法はなかなか難しい
小脳を使って自転車の乗り方が「分かる」とか
天啓によって神の意志が「分かる」とか
いろいろあるとしても
原則は言葉を通しての理解である

その場合、言葉はあくまでも道具であって、事実が真の理解したいことである

ーーーーー
精神の科学の場合

精神ーー言葉ーー理解

といった図式になり

精神と言葉の関係は、事実と言葉の関係とは、かなり違う。

精神と言葉の関係、二つをどれだけ分離できるのか、
それ自体が大きな課題でもある。

精神的な事柄としての「甘え」の分析と
言葉としての「甘え」の分析と
同じと考えて良いのかどうか。

精神の科学という場合、
言葉の分析になってしまうことが多い

脳(精神)ーー脳波、画像、トポグラフィーーー理解

こういった図式であれば、脳内科のようになって
うまく科学の軌道に乗るだろう

しかし現状では脳ではなく精神が問題なのであって
すると言葉の問題は単に道具の問題ではなく
問題それ自体もある

言葉を言葉によって分析するようなことになり
自己言及のパラドックスめいた部分が発生するのも止むを得ない

*****
言語分析はそれ自体おもしろいしそれはそれでいいのだけれど
それが精神科疾患の治療にどれだけ役立っているのかと考えると
まだまだ課題が多い

*****
事実を言葉(物理学ならば数式)で理解することと
精神を言葉で理解することとは
行為の位階が異なるような気がする

メタ度が一つ高いような気がする

その分、科学ではない感じがする


共通テーマ:日記・雑感

早すぎたリワーク

昔はデイケアと言えば
入院患者さんが退院したけれど家にいても何をしたらいいか分からなくて
それで病院に来て一日過ごすというイメージのものであった
入院の替わり

私はそれとは違って、
社会復帰のためのリハビリが必要だと思って
ストレスケアセンターというものを始めた

しかし時期が早すぎたのか
うつのサラリーマンが集まるという具合には行かず
昔型のデイケアになってしまった

それでいったん中止にした

最近はリワークという名前で復職プログラムがデイケアのカテゴリーで承認されるようになった
私の考えていたことは他の人によって実現したわけだが
やはり時代の要請があって
早すぎてもいけないということなのだろう


共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。