ミス・コンテスト
眠る3時間前には何も食べないで
仏典と聖書
ホテルには仏典と聖書が置いてあって
仏典も英和対照になっている
読んでみると
喚起的なたとえ話がいくつもあり
大変面白い
翻訳は対照するとあまり正しくないかもしれないが、
パーリ語までさかのぼってどっちがどうなのかはわからない
多分どちらとも取れるのだろう
学者たちは実に几帳面だから
このあたりでの間違いはあまりないはずだ
聖書でも、たとえば
貧しい人は幸いであるというあたりが
英文でもそのままのものと
心の貧しい人は幸いである
と明示しているものとがあり
流派が違うらしい
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Purification は さとり
Defilements は 煩悩
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この世には三種の人がある
岩に刻んだ文字
砂に書いた文字
水に書いた文字
岩に刻んだ文字は
腹を立て、その怒りを長く続ける、
怒りが刻み込んだ文字のように長く消えない
水に書いた文字は
流れて形にならない
悪口や不快なことも心に跡をとめることなく
温和な気に満ちている
幻覚・妄想
志は易きを求めず、事は難きを避けず
志(ころざし)は易(やす)きを求(もと)めず、事(こと)は難(かた)きを避(さ)けず
志を低くしてはいけない
夢のハードルは高めでもいい
決心したら困難でも突き破れ
欲しいなら手に入れなさい
諦めるにはまだ早い
どうせって言わないで
もう一回やってごらん
経験と理論には時間差がある
理論を構築する元気があるうちは経験がない。
経験が蓄えられる頃には理論化の元気がない。
過去と未来の市民連帯
盃は割れてしまった
しかし確かにそれは黄金だった
理想を夢見てかなわなかった時
その人を慰めてあげよう
志は黄金であったと慰めよう
わたしは仲間を讃えたい
市民の一人として
同胞として
連帯することができるはずなのだ
友よ、と呼びかける
ベートーベン第九を思い出す
はるかな努力の末に理想の社会は実現するだろう
無限の時間がかかるとしても、
諦める必要はない。
無限の時間を辛抱強く待てばいいだけである。
待つことこそ偉大な知恵である。
思い屈することはない。
近くても遠くても、いずれ、いつの日にか、
私たちの理想は実現するのだ。
その日のために、
今日、自分のできることを着実に一つだけ、実行しよう。
それでいいはずだ。
それが過去と未来の市民と連帯するということだ。