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必要とされたいです!

必要とされたいです!
と言います。

そうですね、大事なこと。


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恐怖の記憶消す脳の仕組み

恐怖の記憶消す脳の仕組み解明

2009年11月13日   提供:読売新聞

 脳が短期の記憶をとどめる部分では、神経細胞を次々に作り出すことで、恐怖などの記憶を消し去っていることを、富山大学の井ノ口馨教授らが動物実験で突き止めた。

 心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの治療につながる成果だ。13日発行の米科学誌「セル」に発表する。

 記憶は、脳の「海馬」と呼ばれる部分に保存された後、整理され、マウスは1か月、人間は半年-3年で大脳皮質へ移り、長期の記憶になるとわかっているが、詳しい仕組みは不明だった。

 井ノ口教授らは、海馬で神経細胞の新生が盛んなマウスと、そうでないマウスを実験に用い、恐怖を感じる程度の電気ショックを加え、記憶を調べた。その結果、細胞新生が少ないと恐怖の記憶が海馬にとどまり、細胞新生が盛んだと、移りやすいことがわかった。

 恐怖などの記憶がいつまでも海馬にとどまっていると、何かにつけて思い出しやすく、PTSDの症状が長引くと考えられる。

 井ノ口教授は「海馬の神経新生を活発にする薬剤を開発すればPTSDの治療に役立つ」と話している。



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東京タワーピンク演出

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--
2009-11-13
昨日は天皇即位20年の式典の関係で皇居周辺は駐車場使えず。
今日はオバマ大統領来日でやはり交通規制厳しく高速も規制。
非常に厳しいが非常に安全なのかもしれない。
私は不自由でも安全な方がいい。


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素直、元気、前向き、体育会

素直、元気、前向き
このあたりが大切です

前職の傷を引きずっているようだと
上司はちっょと慎重になります

「前の職場ではこうしていましたから」なんていうのは
どうでしょう
そんなにいい職場だったらやめなければよかったはず
そして
前職が悪い職場だったら、それを現職と比較して褒める態度はどうでしょう

八つ当たりとしても、頭のいいやり方ではありませんね

ーー
素直、元気、前向き

過去なんか、ない。


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医療事務転職

調べてみるとこんな感じ。まず正社員。

収入

初任給(高卒)月収15万18万円 
(大卒)月収17万19万円

待遇

  1. 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
  2. 有給休暇 ※医療機関の規定による
  3. 昇給 あり
  4. 賞与(ボーナス)あり※医療機関の規定による
  5. 交通費 全額支給
  6. 残業代 支給
  7. 各種資格手当て ※医療機関の規定による

休日

  一般的に、大規模の医療機関では1ヶ月に6日休みが取れる4週6休体制をとっています。毎週日曜日は定休で、あと2日を隔週でどこかの曜日に他のスタッフと相談して休みを取るなどして調整します。

  また小規模の診療所などは休診日が毎週日曜日や水曜日および祝祭日などと決まっていて、医療事務スタッフのお休みも診療所の休診日というように決まっているところが多いようです。

勤務時間

 医療機関の外来受付が始まるのは通常朝8時半から9時で、医療事務員はその30分前には業務を開始するのが一般的です。大規模な病院ですと朝早くから患者さんが並んでいることも多いので遅刻は厳禁です。一般事務と比べると多少早起きが必要ですね。

  終業時間は医療機関の診察時間によって異なるため一概には言えませんが、特に忙しい月末月初のレセプト時期は残業になることは覚悟しておいた方が良いでしょう。平均的な1日の勤務時間としては7.58時間労働となります。

まとめ

 医療事務の収入は、医療という専門的な分野の知識も必要なため一般事務よりお給料も高いと思われがちですが、実際のところどうなのでしょうか?気になるところですよね?

  雇用形態や勤務地、経験年数などによって多少異なりますが、一般的な事務職とだいたい同じぐらいの収入となるようです。

  正社員の初任給は高卒か大卒かで差がありますが、学歴よりも経験が重要とされる仕事ですので、年数を重ねていき経験や知識が豊富に備わってくれば徐々にお給料の差が縮まっていき、30代後半ではほとんど差がなくなってしまいます。

 1年目の年収が200万円前後としても勤続年数を重ねていけば3年目で約290万円、10年で約360万円、20年で約440万円、30年では約510万円となっていきます。※全日本病院協会「医療従事者の給与に関するアンケート調査報告」による(平成16年9月)

  また、退職金に関しては、高卒18歳で入社し60歳まで42年間勤続して定年退職した場合、およそ2000万円が退職金として受け取れるそうです。※日本医療労働組合連合会の調査報告による

  病院によっては資格手当てが別途支給されるところもあるようです。また毎月のレセプト作成時期や年度末決算など残業代がプラスされます。

ーー

医療事務の収入と待遇 【パート・アルバイトの場合】

収入

時給800円1300円

待遇

  1. 社会保険(※上記の加入条件を満たしている場合、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
  2. 交通費(ほとんどが全額支給ですが、一部上限が決められているところもあります)
  3. 残業代

休日

大規模な病院であれば、希望する曜日。 
小規模の診療所や医院であれば、決まった休診日。

勤務時間

パートタイムスタッフで一番多く見られるタイプが、朝8時半~12時まで、午後1時~6時までといったように「午前中のみ」または「午後のみ」といった3時間~6時間程度の勤務時間ですが、子供のお迎えまでといった相談に乗ってもらうことも可能でしょう。

社会保障の加入条件

  社会保障については、パートタイムで働く人でも条件をクリアしていれば加入することができます。ご主人の扶養の範囲内で働くか、それともしっかり働いて保険料も税金もしっかり納めるかはライフスタイルをご家庭でよく検討して決めた方が良いでしょう。

  1. 健康保険・厚生年金
    1. 2ヶ月を超える雇用契約があること
    2. 1日、または1週間の所定労働時間および1ヶ月の労働日数がともに通常正社員の4分の3以上あること(週4日以上、週30時間程度)
  2. 雇用保険
    1. 1年以上の雇用が見込まれていること
    2. 1週間の所定の就業時間が20時間以上であること

職場復帰も他業種に比べて簡単

 結婚後しばらく現場を離れていても一度身に付けた知識や経験を生かして、パートとしてまた職場復帰するということもできますし、夫の転勤で別の地域へ引っ越した場合なども、病院や医療施設は全国どこにでもありますから仕事を見つけやすいのが医療事務の仕事の良さでもあります。

まとめ

 家事の合間や子供が学校へ行っている間などパートタイムで働きたい、また夫の扶養家族の範囲内で働きたいという主婦に好まれる雇用形態です。

  収入としてはほとんどの場合が派遣社員よりも少なめですが、過去の医療事務の経験や勤続年数などによって同じぐらいの時給がもらえる場合もあります。

  また、アウトソーシングで外部の人材派遣会社から派遣された派遣社員はまず交通費は支給されませんが、直接医療機関との契約で働くパートスタッフはほとんどが全額交通費を支給してもらっています。

 支給する医療機関側としてはできるだけ支払う交通費を抑えたいのでなるべく近い所からの通勤者を求めますが、1日もしくは1ヶ月いくらまで交通費支給と制限をしているところもあります。

医療事務の収入と待遇【人材派遣・派遣社員の場合】

収入

  1. 時給1000円1500円 ※通常の医療事務業務
  2. 時給800円~900円 ※レセプト時期のみ勤務するレセプト要員

待遇

  1. 社会保険 ※条件を満たしている場合、派遣元の社会保険に加入できます
  2. 有給休暇 ※条件を満たしている場合、派遣元の有給休暇が取得できます
  3. 昇給 あり
  4. 賞与 なし
  5. 交通費はほとんど支給されません ※一部上限が決められて支給される派遣会社もあります
  6. 残業代 全額支給 ※働いた時間数支払われます
  7. 各種資格手当て ※派遣先・元の規定による

休日

正社員同様、医療機関で定められた休診日や、1ヶ月に6日休みを取る4週6休体制。もしくは契約期間・条件による。

勤務時間

フルタイムでの派遣契約の場合、正社員同様外来受付が始まる30分前が一般的な始業時刻となります。基本的には始業時間も終業時間も契約で取り決められた時間となりますが、多忙となるレセプト時期などは残業も必要となります。レセプト要員として契約された派遣社員は決められた時間が勤務時間となります。

まとめ

 派遣社員は正社員やパート、アルバイトスタッフが医療機関から直接雇われるのと違い、人材派遣会社から医療機関へ派遣されて契約期間勤務することになります。派遣社員は医療機関と雇用契約を交わすのではなく、派遣元である人材派遣会社と雇用契約を結びます。そして人材派遣会社が医療機関と業務契約を結びます。

  医療機関における派遣社員の採用目的・契約条件は、通常の医療事務の業務としての契約と、月末月初のレセプト専門要員や年度末決算の要員としての忙しい時期に限った契約があります。レセプトのみ集中して行うレセプト要員の時給は、通常の医療事務全般の業務より安い時給設定となっています。

  また紹介型派遣といって、のちのちはその医療機関で正社員として働きたいという前提で派遣され、契約期間満了後、派遣先の医療機関と派遣されたスタッフ両者の合意があれば、医療機関の正社員として採用されるという契約もあります。正社員を望む人はまず紹介型派遣からアプローチする方法もあります。

  収入の面ではパートやアルバイトよりも優遇されており、たとえば1200円の時給で1日8時間・1ヶ月22日正社員と同じフルタイムの時間数働いた場合、20万円を少し上回る程度と月収で見たら正社員のお給料より貰える額が大きくなります。

  しかし、待遇面で派遣社員にはボーナスも交通費も支給されないため年収で考えなければいけません。また医療機関の経営状態が悪化した際に真っ先に削られるのは派遣社員やパートスタッフにかかる人件費であることを理解しておかなければいけません。

 あなたが働いている医療機関が経営困難な状態に陥ったときにでも、あなたに抜けられると困る、何とか残せるように派遣先である医療機関に思ってもらえるような正確で迅速な業務処理能力や専門知識を磨いておくよう心がけることも大切です。

ーー

外来受付窓口業務

病院など医療施設の受付窓口の業務です。

一般的な業務内容は・・・

  1. 初診の外来患者さんに「問診表」と「診療申込書」を記入してもらう
  2. 健康保険証を提示してもらい必要事項の転記/確認
  3. 診察券を発行
  4. カルテの作成/管理
  5. 再診の患者さんのカルテを探して用意
  6. 次回診察の予約
  7. 診察待ちの患者さんの呼び出し
  8. 診察室・検査室への案内
  9. 電話応対
  10. その他もろもろの問い合わせ

などが挙げられます。

 健康保険証やカルテなど個人情報の含まれる重要書類ですから慎重な取り扱いが必要です。間違って紛失してしまったり、誤ってほかの書類と紛れてシュレッダーにかけてしまった!なんてミスは絶対に許されません。

 住所や病歴などプライバシーに関わる個人情報が含まれた書類をほかの患者さんの目に触れるようなところに放置することもいけません。どんなに忙しくても大切な書類を預かっていることを忘れずに十分注意して扱うことはどんな医療施設へ勤務しても同じことです。

 また、病院に来るのは患者さんやお見舞いに来る患者さんのご家族やお知り合いだけでなく、製薬会社や医療機器メーカーの担当者といった取引先や医師への来客があることもあります。たくさんの病棟や診療科に分かれている大学病院や総合病院では、患者さんだけでなく勤務したての医療スタッフでさえ迷子になってしまうこともあります。

 そんな大きな病院ほど忙しく慌しい環境になりますが、患者さんを病室や検査室への案内したり、診察日・時間、トイレの場所などの些細な問い合わせにも笑顔で応対できるよう親切で感じの良い対応を心がけたいものです。

 電話の応対に関しても同じように丁寧な言葉遣いが必要ですが、顔が見えない分も余計に患者さんやご家族に不安を与えないよう明るくそして的確な受け答えができ、正しい情報を伝える能力が求められます。また患者さんだけでなく、研究機関や学会関係の方からの医師への取次ぎや問い合わせなどもかかってくることもありますし、交通事故などでかかった診療費に関しての損害保険会社との交渉もあります。

 ぶっきらぼうな不信感のある対応では病院の信用に関わる問題になりかねません。私も病院の受付で事務の人の感じの悪い対応で嫌な思いをした経験があります。体の具合が悪くて病院に行ったのにさらに気分まで悪くなった気がしました。

  病院の顔ともなる業務のため受付の対応ひとつで印象が変わります。辛い中、来院している患者さんの気持ちが少しでも楽になるような、安心して診察が受けられるような受付窓口だと嬉しいですよね。

  また小さな医院ではその他にも院内の清掃やお花の水替えなど庶務的なことをする場合もあります。不衛生な医院で診療を受けたくないですよね。だらしないイメージにも繋がります。院内を明るく清潔に保ち患者さんが快適に受診できる環境を整えるのも大切な仕事のひとつです。

外来受付クラーク業務

 また、大きな大学病院や総合病院になると外来受付クラークという業務もあります。こちらは各診療科での事務的業務になります。

  業務内容は主に、診察待ちの患者さんの順番が来たら呼び出したり、診察室やレントゲン室などへ案内をしたり、総合受付窓口で作成されたカルテを診察室へ回したり、患者さんにその診療科の問診表に記入してもらったりといった業務になります。

 

 

 



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転職

お仕事が大変、会社がよくない、上司がよくない、部下がよくない、同僚がよくない、クライアントがよくない、
いろんな事情で転職活動が始まります

わたしはその経過を逐一聞いています
転職支援会社の実態については
利用者さんからも聞くし
転職支援会社の内部の人からも聞くことがあります

流動性の高い職場はITですが
IT以外でも最初から派遣枠で決めているところがあり
それは流動性が高い枠になります

長く勤めることの経済的なメリットがありませんから
一休みして雇用保険をもらいつつ次を探すという例もあります

ーー
転職支援会社の最大手はリクルートさんです
リクルートさんの職員はなかなか優秀です
仕事のノウハウをどんどん身につけていく風土ができあがっています
リクルートさんで紹介や派遣される人は数が多いので
さまざまです
業界No1は紛れもない事実でやはりそれに応じたノウハウがあります

ーー
DODAは株式会社インテリジェンス、ここも数は多いですね
アデコ
テンプスタッフ
ヒューマンリソシア
パソナさんも大手ですが、派遣と転職と両方やっていますので、なんとなく派遣を重視している感じはするんですが、単に偶然の主観かもしれません
アイアムは実はよく知りませんが、ビデオ履歴書みたいなこともやってるようです
テレビ電話の時代ですから当然かもしれません
事務作業能力よりも他者に対するアピール能力が欲しい会社も多いわけですし
シゴトインの匿名スカウトという方法もおもしろいですね。現在の勤務先非公開、匿名、で探すんだそうです。よく分からない。エージェントが会社と応募者を見て、ぴんと来たら、という感じなのかな。

ーー
特別なところだと、「あの人をスカウトして欲しい」というオーダーを受け付けるところがあります。
そこまではっきりしていたら、社長が、お願いすればいいようなものですが、やはり段取りがあるらしい。

ーー
業界によっても、さまざま。

医療業界だと、たとえば看護師。転職サイトは山のようにあり、病院も看護師さんも複数登録していて、
わけが分からない。
給料決定は、公立に近いところほど、過去の勤務実績や資格が大切。私立になって規模が小さいほど、
経歴は重視されなくなる。
地域の大病院は限られているのが普通で、話を聞いていると、有資格者は
県立病院、市立病院、私立大病院をぐるぐる回っていたりする。
自分がやめるときには後輩に譲ったりなど。
だから、そんなに流動性が高くない感じもないでもない。
また、自分で看護学校を持っていれば、そこから毎年供給があるので、外部からの供給はあまり必要ない感じもある。

ーー
医療・福祉分野ではお勉強と就職をセットにする商売が多い。
お勉強して、試験に合格したら、就職のお世話をしてあげますと
宣伝するが、最終的にお世話してもらった施設は通勤片道2時間半だったり、
そのほかいろいろ、実質、無理な話も少なくない。

世の中は 甘くない。

ーー
お勉強して合格することも大事だけれど、
それは一応のふるいである
それはできることが前提で
転職会社には会社には別ないろいろも伝えている

私の経験では
転職会社の営業担当者はとても有能で感じがいいのでその人を
スカウトしたいと思ったが
もちろんダメだった

ーー
何ができるか、何を考えているかということと、
それをプレゼンテーションできる能力は別だと思う

自分で自分を上手にアピールできる人には転職支援会社も必要ないと思う
しかし転職支援会社が間に入ることで
アピールは下手だけれど実力のある人が報われる場面があると思う



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バファリス

http://www.bufferin.net/special/

バファリスというリスが頭痛のタネを食べてくれるので

頭痛解消です


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わたしの切なさは

私の切なさは
あなたにとってどの程度のものなのだろう

この切なさを知らないといたら
あまりにもお馬鹿さんだ

この切なさを知っているのに平気でいるとしたら
とても残酷な人だ

いずれにしても
この先あまり見込みはないのかもしれないと思うし

あなたは私にとって酸っぱいブドウなのだから
もう離れた方がいいのかもしれないと思うのだけれど
今のところ私にはあなたしかいないのだし

あなたの代用品でしばらく我慢しなさいなんて
人生の無駄だと思う

あなたはとりあえず帰る
そして私は残される
残される苦しみがくしゃみをしている

あなたには帰る場所があったんだね
何だかんだ言って結局うまくとっておいたんだね

捨ててしまわないその態度が私には憎らしいが
結局私の魅力がないのだろう
それだけのことなんだ

で、もう一つ、くしゃみをして、寝ることにする


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多剤耐性緑膿菌

多剤耐性緑膿菌について各社一斉に報道していた。
困った問題であるが、昔からあった問題であり、いまだに解決されていない。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) から
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE) を経て、
「多剤耐性緑膿菌」が問題となっている。

感染症に対して、抗生剤を使うのであるが、
抗ウイルス剤は、タミフルなどごく一部であり、
大部分は細菌、真菌、原虫などに対するものである。
抗生剤は大変効きがいいのであるが、
使い続けているうちに、どの抗生剤も効果がないような細菌が現れる。
これは特別な反応ではなくて、
医療行為の中で「ふるい」にかけられた細菌が生き残るわけで、
いつかは必ず現れるはずのものと認識されている。

細菌の立場でいえば、進化しているのだ。
まことにあっぱれである。
こんなふうにして人間も生き延びてきたのだ。

治療の局面では、これは総論と各論の永遠の対立である。
総論としては、まず細菌検査をして、効く抗生剤を確認し、最低期間、最低量を使用する。
各論としては、まず目の前の人を助けなければならないので、どうしても、予防的、包括的、過剰傾向になるのだ。
抗ガン剤を使用して末期に至った場合や、免疫系の機能低下が顕著な場合(たとえばエイズ)、普通ならば問題にならないような弱い菌が、命に関わることになる。
その時、総論を語る人は、数パーセントの人命が失われるとしても、
耐性菌を出現させない方がいいと言うだろう。
各論を語る人は、耐性菌のことはまた後で考えればいいことで、
とりあえず目の前の命を救いたいと言うだろう。
両者の合理的な妥協点があるはずであるが、なかなか難しい。

例えば、難しい症例を感染症専門化に集中して担当してもらえば、
おっしゃるように耐性菌が生じにくいかと言えば、そんなことはない。
難しい症例を扱えば当然のように耐性菌は生じるのであって、
たとえば埼玉医大が管理がずさんだったのではなくて、
難しい症例を積極的に扱っていた結果だとも言えるのである。
難しい患者さんを断らない、ありがたい病院なのだ。

薬剤耐性菌は、普通の状態では、他の細菌に負けてしまうので、
そんなに悪さも出来ない。
抗生剤を長期多量に使用していると、他の細菌が死んでしまうので、
耐性菌だけが繁殖できることになる。
ということは、多剤耐性菌を、普通の細菌で抑制しておいて、
普通の細菌のやらかす悪さを抑えられないかということにもなるが、
そんなに都合よくはいかない。

報道ではカルバペネムという薬剤がやり玉に挙げられていた。
あなたが医者だったとして、自分の母親が感染症で、
死ぬかな、耐性菌発生かな、困ったなという時、カルバペネムをトライしないでいられるかといえば、
難しいのではないか。

似た話は、国家財政が破綻するから、
老人介護にはあまりお金を使わないようにしようなんていう方面にもある。
リハビリは180日までとして、それ以後はどうするというのだろうか。
マクロな数字指標と目の前の一人はやはり、意味が違う。

*****
そのほかに、家畜や養殖に使用した抗生物質が多剤耐性菌を発生させ、
まわりまわって免疫力の落ちた人間に感染する例も考えられている。
ますます困ったものだ。

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インフルエンザ治療

インフルエンザにどう対処するかとなると、悩ましい。

ワクチンには一定数で重篤な副作用が出ることが知られている。

しかしインフルエンザに感染すると、たとえば脳症のようなものになる可能性がある。

妊娠可能な女性の場合には、いろいろな心配がある。薬も心配である。

高熱を嫌って、解熱剤を使用すれば、それがまた重篤な症状を招く可能性があるというので、困る。
一応、小児にはアセトアミノフェン(カロナール、ナパ、タイレノール)を使う。

全身状態を管理して、免疫力を賦活したいのだが、
熱を下げたらいいかどうか、意見が分かれる。

熱が出るのは、ウィルスの増殖を妨げているのだから、熱を下げなくていいとの意見あり。
一方で、熱を下げて、体を楽にして、食欲を出して、抵抗力を引き出した方がいいとの意見あり。
患者さんのその時の状態によるだろう。

熱が出るのはなぜか?
防御になっているか?

たとえば、梅毒の場合、わざとマラリアに感染させて熱を出せば、
梅毒の病原体であるトレポネーマは熱に弱いので、まず梅毒を退治できる。
そのあとで、マラリアを治療すればいいと考えた時代もあったようだ。

しかし現代で、インフルエンザにかかった人を、高熱のまま放置しておいていいかといえば、少し迷う。
寝ていていい人だったら、横になって充分に汗をかくのもいいと思うが。

熱が出るのは自然の反応だから妨げない方がいいという理屈は、半分正しいのだが、
半分しか正しくない。
確かに進化の方向は発熱反応であるが、
それは進化の方向として、間違えていたということだってあるのだ。
進化はいつも正しいわけではない。

ウィルスに感染したら、食欲が猛烈に出て、たくさん食べるという状態を考えれば、
熱を出しているよりはよほどいいだろうと思う。

しかし一方、
感染のもとが食事、つまり食あたりだったら、
とりあえず食欲がなくなるのがよい進化である。

熱を出して、免疫力も弱めるが、ウィルスも弱めるか、
熱を下げて全身状態を良好にして、食欲も確保して、水分も摂取して、
免疫力を高めて、ウィルスを攻撃した方がいいのか、どっちがいいのだろう。
これも、個別の場合によるだろう。

現代の状況であれば、とりあえず全身状態を改善した方が利益が大きいように思う。
だって、ウィルスを熱で攻撃するよりも、免疫で攻撃したほうがいいに決まっている。

熱で攻撃するのなら、局所を遠赤外線か、マイクロウェーブで温めたらいいだろう。
性器ヘルペスの場合には、性器を、蛍光灯から出る紫外線に
しばらく曝していてもらったりしたもので、
女性には評判がよくなかったが、
まあ、そんな感じだ。

人間の体温はしばらく36から36.5℃前後だったものだが、
最近は低体温の人が増えている。
平熱はいくらくらいですかと質問して、
35度台という人も少なくない。
これは、ある種のウィルスに弱くなっている一因ではないかとも思われる。
子供の頃は8度や9度の熱は平気だったものだ。
大人が驚くほどはつらくなかった。

抗ウィルス剤もあるけれど、使いにくい。
タミフルは異常行動が心配だし、
リレンザは吸入で使いにくい。
麻黄湯という選択もあるが、効果についてはよく分からない。
シンメトレルは、早々に耐性発現が宣言されて、あまり使われていない。
麻黄はエフェドリンで、大量に使えば、精神症状が出る。
漢方薬は、精神症状が出る前に、下痢をする。
麻黄附子細辛湯は麻黄湯よりも体が温まる感じがある。
附子も長期大量に摂取すれば死に至る。

インフルエンザ判定キットも、
どの時期に調べるかで、不安定な要素がある。
早すぎても陽性にならないし、
遅すぎれば、意味がない。

手洗いを入念に頻回にすること。
あとはなるべく人混みに行かないことだ。
その点では、引きこもりは理にかなっているかもしれない。
おまけに手洗い強迫ならもっといい。
うがい強迫もあれば完璧だ。

あの人と同じ空気を吸っていると思うだけで絶望すると発言する人がいるけれど、
実際、ウィルスが飛沫感染するということは、
その人の肺から出た空気を吸っているということで、
インフルエンザにかかることと同じくらい絶望的だ。

空気を吸わなくても、手を通じてうつる。
したがって、
電車に乗るだけでもかなりアウトだけれど、
つり革につかまるなど、論外である。
その手でうっかり目をこすったりすれば、ほとんど自殺行為である。

最近話題になったことで、
男性はトイレのあと手を洗わないのではないかとの意見があり、
実際、洗わない人もいるようだ。
自分の部屋とかで洗っているのかもしれないが、
それまでの間のドアノブはどうなるのだろう。

インフルエンザウィルスが性器で培養されているとも思わないが、
粘膜部分であり、培養されない理由もないだろうと思う。
女性の場合には酸性度が強いから、
インフルエンザウィルスが好むとは思えないが。

と言うことは、女性で、のどが腫れる癖があるという人は、
注意が必要ということになる。
のどが悪いのではなくて、
ある種の生活習慣が問題であるかもしれないからだ。

知り合いに、トイレ後ではなく、トイレ前に手を洗うという人がいる。
大切な性器を手についた雑菌で汚染したくないからだと言う。
さすがに医者は考えが違う。
でも、お願いだから、トイレ後にも洗って欲しい。
トイレ前は自分の性器のために、トイレ後はみんなのために。

手袋もひとつの方法であるが、
汚染がどんどん集積してゆくのだから、
考えてしまう。
たとえていえば玄関マットのようなものだ。
あるいは、ダスキンモップだ。

手袋を使うなら、まめに洗濯するか、使い捨てにするしかない。

エレベーターでボタンを触るなどとてもできない。
ぜひ音声認識方式にして欲しい。

タクシーもどんな人が乗って何をしたかわからない場所である。
洋式便座に座れないのはもちろん、
タクシーにも座れない。
立って乗るタクシーなら妥協できるかもしれない。
しかし体の揺れをどうして抑えたらいいか分からない。
前記のとおり、つり革は禁忌である。

自分の車が一番いいが、空気を汚す。
メタボリックシンドロームにもなる。

知り合いに、白金から赤坂まで自転車で通勤している女性がいる。
急に雨になったりすると困るらしい。
夜も、少し心配。

いろいろ比較すると自転車が一番いいと今日の結論。
でも、自転車通勤するためには、彼女くらい高額所得者でなければ、無理。
雨の日は休める仕事なら、なおよい。
となると、ガテン系で、しかも日給が7万円くらいでないとやっていけない。

しかし、以前、皇居の周りを散歩のコースにしていた犬が老衰で死んで、
データが欲しかったので解剖したら、肺はかなり汚れていたそうだ。
もちろん犬はタバコを吸わないのに。

それをみて、東大経済の先生、宇沢弘文氏は考え込んだそうだ。
彼は東大や都内のあたりをジョギングして健康づくりと考えていたのである。
肺がこんなに真っ黒になってはたして健康になるのだろうか。

やはり引きこもりが理にかなっている。

あるいは、最初に引いてしまうというのも、方法である。
流行の初めの頃に、病院の待合室にいれば、すぐにインフルエンザになる。
あるいは、お医者さんはインフルエンザになりやすいから、うつしてもらうのもよい。

最初に引いた方が、あとに引くより軽いはずだ。
あとになるほど、ウィルスは凶悪になっているはずである。
軽いうちに感染して、免疫を獲得すれば、それがいいのかもしれない。
数多くの人の免疫をすり抜けて勝ち残ってきた凶悪なウィルスと、
流行の後半になって戦うのは、免疫系としても大変かもしれない。

こう考えれば、一番早く流行をつかまえて、インフルエンザを済ましてしまうのが、吉である、
かもしれない。



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