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そういえば映画は見ていた

記録を確かめてみると、
昔忙しかった頃も、
映画は見ていた。
分厚い本を一気に読み通す気力がなくなっていただけだった。
二時間程度のまとまった時間ならかなりあったことが分かる。
忙しかったと言っても、その程度の忙しさであった。
たいしたこともない。
そしていまはかなり自由で時間はとれるのだが、
本当に満足して、自由を満喫できているかと言えば、
そうでもないのだ。
他人と違う自由は、
他人と同じ不自由よりも、
不安なのだ。
安心できるなら、不自由にも価値があると思ったりする。

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伊丹十三「再び女たちよ!」

159ページ。

子供を強迫して「ママ」なんて言わせて……

ここは強迫ではなく脅迫のはず。
でもまあ、分かる。誤解はない。

*****
215ページ。

人生をして刻々の冒険たらしめよ!

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大人のボサノバ

歌詞の翻訳が読めるので楽しい

http://www.youtube.com/watch?v=28VO7oxDGLA&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=YWZa2F5nfJk&NR

http://www.youtube.com/watch?v=FccqmEpZmR0&mode=related&search=

ほかにも Morelenbaum2 Sakamoto のシリーズがあるのでお楽しみ。

幸せには終わりがあるのに
悲しみには終わりがない

幸せは花びらに溜まった朝露
輝き 震え
愛の涙のように 滑り落ちる

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放送業界の構造改革

http://www.youtube.com/watch?v=6zs0KdYwO5Y&NR

フジテレビ社員生涯賃金5億7千万円!

制作費 1億円として
キー局 5000万円
電通 1500万円
下請け ……
孫請け 1000万円

実際労働しているのは孫請けで、孫請けは日テレにもフジにも納入しているという。
電波は典型的に規制されているわけだから、
ここに規制解除、構造改革が必要というのはまあまあ頷ける。

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散り急ぐ花

今日は冷たい雨
散り急ぐ花を見れば
熱い思いもまた罪だと思う

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組織の歯車

よくある言い方であるが

自分は組織の歯車でしかない
仕事の全体をつかんでいない
そこに不全感があるのだ
たとえばタンス職人のように
自分だけで一から十まで成し遂げる仕事がしたい

まことにそうだと思う

そして自分だけで成し遂げる独立自営の仕事が
経済主体としてどんなに弱くて危険なものか
思い知るがいい

人間の身体を作っている細胞には
肝細胞といわず脳神経細胞といわず
どれにも同じだけのDNAが備わっていて
いざとなればそれ自体で生きていけるのではないかと言われている
それなのに肝細胞は専ら肝細胞としてのみ働いている
この社会におけるあなた、あるいは組織の中のあなたと同じである

肝細胞もときどき脳神経細胞になってみたいし
またときどきは単細胞生物になってみたいのだ

生物は環境が厳しくなると多細胞生物になって
個々の細胞が機能分化してしまう
そのことによって生き残りの可能性を高める
同じ生物が豊かな環境に置かれると単細胞生物として生きることが分かっている
不思議なものだ
つまり環境が充分に豊かであれば
勝手気ままに単細胞で生きたいものなのだろう
自分が肝細胞になることは不本意ではあるが
生きるために犠牲を耐えて我慢しているのである

比喩であるが
あなたも充分に恵まれた環境に置かれれば
多分単細胞生物として独立自営の生活を営めるだろうといえる
しかし世界は厳しい
あなたが独立自営で利益を出せるなら
組織力のある集団はその百倍も能率よく稼ぐだろう
あなたの仕事を根こそぎ奪うだろう

南の島の楽園を考えてみよう
食料はたくさんある
ただである
特に独り占めする必要もない
水も空気もただである
働く必要もない
そんな環境では
組織を作ろうという気分にはならないだろう

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音楽の記憶

音楽を聴く時、
頭の中では自分で演奏したり口ずさんでいると思う。
だから繰り返し聞くことが人間は好きなのだ。
音楽を聴くということは、頭の中で共演していることだ。
だから、微妙な間合いが問題なのである。
ホロビッツの弾くショパンは実にこの間合いが絶妙であった。
聴く者を悶えさせる。

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