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被災地で見かける水の銘柄

中国に救援物資が届く
テレビでみているとある有名なフランスかどこかの銘柄の水が
ペットボトルでどっさり届いている。
この場面では六甲の水でも、屋久島の水でもいけないらしく、
ましてや日本の東京都羽村の浄水場の水ではいけないらしい。

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美人の条件

こんな記事にコメント

*****
茂木健一郎  脳から始まる 第105回

平均的であることこそが美しい

抜粋

 「人並み」の特長を集めると魅力的な顔になる。美人になるためには、平均的な特徴を持っていればよい。ある時、解剖学者の養老孟司さんの前でこの話をしたら、「茂木くん、何だかおかしいね。」と言われる。
 「もし平均が美人なのだったら、平均的な人が一番多いはずなんだから、世の中は美人だらけになってしまう。でも、世間を見ていると、どうもそうではないようだねえ。」
 養老さん一流のユーモアであるが、この問題の本質を衝いている。つまりは、顔の形というものは多数の要素が集まって作る複雑な特徴だということである。これがもし身長や体重だったら、確かに平均値のあたりに多くの人がいるだろう。ところが、顔の場合は、一つの「パーツ」だけが平均的でも意味がない。目、鼻、口といったそれぞれのパーツが、すべて平均的に「整って」いなければ美人にはならない。
 顔の全ての特長が例外なく「平均的」だというのは、トランプのポーカーで言えばロイヤルストレートフラッシュになるようなもの。なかなかそうは揃わない。実際、世の中には、「口、鼻はいいんだけれども、目がちょっと」とか、「目、鼻は申し分ないが、口がちょっと」とか、「もう少しで美人になるのに惜しい人」がたくさんいるかもしれない。 

*****
脳科学ジャーナリズムの世界では
茂木健一郎氏が何と言ってもイチロー的存在で、松坂も兼任している。
養老氏は野村監督的存在で無論、発言には重みがある。

*****
平均的な特徴と言っても、
個人ごとに出会っている人、顔を見ている人の範囲は違うので、
平均は各個人で異なる。
どうしても家族の顔をみている時間が長いし、自分の顔をトイレに行くたびにみている。

わたしは
チャーム=(ある相手の顔―個人の平均顔)の二回時間微分
という説を立てたい。

たいてい二回微分すると力が出ることが多いのだ。
顔のチャーム持ちからだから、多分二回微分だ。

つまり、A君が美人だと思う顔は、
A君が長い間かかって蓄積した顔の平均からのズレつまりΔXを二回時間微分したものなのだ。

それはBさんの顔が潜在させているパワーである。

美容整形外科医の腕、
またはメイクアッブアーティストの腕は、ここにある。
顔の勢いを出せるかどうかなのである。



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伊豆半島の旅

JRの駅に旅のパンフレットがあったので、何枚か持って来た。
中に伊豆半島の下田温泉、伊豆高原、伊東温泉などが並んでいる。
地図には天城トンネルとか浄蓮の滝などがあり、演歌の歌詞のとおりである。

伊豆高原に別荘があり、
そこで誰にも邪魔されず銀細工に熱中する人がいる。
完成品を売ってくれる店が近所にあるらしい。
もう東京に帰りたくないとのことだった。

かなり年配のお医者さんは、
ある女子医専を出ているのだが、
思うところあって、伊豆半島のある駅の前で開業した。
結婚はせず、仲のいい看護婦さん一人とずっと仕事をした。
その後ご高齢で閉院し、高級老人ホームに入居した。
一緒に仕事していた看護婦さんも一緒に入居した。
そのままで暮らしているのだが、
なかなか平和というわけにはゆかず、
小さな集団の中でいろいろとあるらしい。
むしろそのような人間関係がわずらわしくて
田舎で暮らしていたのだから、
お年をとってから再びそのような対人関係に悩まされるのはいやなことだろうと思う。

その人のお話では、
人生のつらさは年をとってなおさら身にしみる、
特に身よりもなく、子供もいない自分にとっては、この世はつらいのだと語っていた。



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遺伝子組み換え種子の90%を開発・所有する米国の大手農業化学企業・モンサント社

遺伝子組み換え種子の90%を開発・所有する米国の大手農業化学企業・モンサン
ト社の本当の姿を暴いたレポート「モンサント社7つの大罪」の日本語版が完成
しました。

モンサント社は最も有害な毒物ダイオキシンを多量に含有する薬物「枯葉剤」を
ベトナム戦争時代に生産した企業のひとつです。また、人間と環境に破壊的なダ
メージを与えるポリ塩化ビフェニル(PCB)を生産していた会社でもあります。
PCBが危険だという多くの証明にもかかわらず、1970年代に禁止されるまでこの
化学物質が安全であるとモンサント社は宣言していました。

モンサント社は農家や消費者に対し、遺伝子組み換え技術がどの程度危険であり、
またどの程度収益をもたらすものかについての事実を組織的にいんぺいしていま
す。このレポートでは、同社がウェブサイト上で発表している世界への“誓約”
のひとつひとつを検証し、その実態を明らかにしました。写真を交え4ページで
読みやすくまとまっていますので、ぜひご一読ください。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/documents/monsanto.pdf

*****
という話。
グリーンピースは、先日の鯨の肉の追跡で、
宅配便を調べて、問題があるのではないかといわれていた。

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甲子園の夏

朝日新聞で甲子園の夏という全20冊の週刊誌を出すという。
その宣伝チラシ。
バッターは清原、松井。ピッチャーは尾崎、太田、江川、桑田、松坂、佐々木、などの写真。
王、原、荒木、池永の名前が見える。

ピッチングフォームを見ていると、みんなそれぞれにすばらしい。
背番号1の天才たちである。

こうして私の人生は暮れてゆくのだ。
寂しい。

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秋田県の高学力

07年度の全国学力テストで、国語知識、国語活用、算数知識、算数活用があり、
秋田県は
小学6年生ですべてで第一位、中学3年生ですべてが1~3位。
東京の小学6年生は中学受験もあり、塾通いも多いから、
当然全国一位になるものと思われていたが、
秋田県が独占してしまった。
なにが起きているのか。

塾に頼らず、地域の大人や大学生が公立学校を拠点にして各種活動をしていることが
子供の学力を伸ばしているらしいとの報告である。
今度は学力全国一位というのだから、驚く。

秋田県には過疎化、高齢化、少子化、財政難、自殺率全国一位など、難しい面もあるんが、
秋田美人といわれる一面もある。

個人的には自殺率一位の謎が知りたいが、
なかなか分からないらしい。

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対他配慮の極点としての自殺

前防衛事務次官・守屋武昌被告について
自殺の美学を考える。

対他配慮のひとつの極点は、
自殺である。
すべてを飲み込んで自殺して、決着をつける。
あるいは、永遠の謎にする。
そこには一種の美学がある。
武士道のようなものだ。

農水大臣が自殺したことは記憶に新しい。
政治家竹下氏の秘書青木伊平氏が自殺したことも記憶にある。
新井将敬、中川一郎なども自殺として認識されている。
諸説はあるようだが。

日本の古い考え方としては、
責任を取って自殺する、とする様式があるように思う。

攻める側も、自殺したのなら仕方がない、
この件はもう追及しない、となる。

*****
このあたりから逆算すると、
組織の中にはもう死んでくれという声もあるかも知れず、
そんな声があるかもしれないと守屋氏は感じてもいるのかもしれない。

このような習慣がある限り、
自殺は減らないだろう。

本当に恐ろしい社会である。

*****
後期高齢者健康保険制度を、もう死んでくれと受け止める。
守屋氏は身内の声として、もう死んでくれという声を想定する。
そのような文化は何か少しよくないような気がする。

いじめが頻発することの背景にも、そんなことがありそうな気もする。

いじめられた側が
気に病んでノイローゼになり、
ついには自殺まで考えるようになる。
それを見ていて、いじめた側は快感を感じる。

なんという陰湿さだろう。
こんな習慣はやめなければならない。
こんな認知の歪みは訂正しなければならない。
われわれみんなの努めである。

*****
いじめっ子がいても、
負けないでほしい。
みんなであなたを守る。



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前防衛事務次官・守屋武昌被告の初公判の冒頭陳述

前防衛事務次官・守屋武昌被告の初公判の冒頭陳述で
検察が読み上げた。

日帰りゴルフ接待が361回で1800万円相当、
料亭などでの飲食がついた宿泊ゴルフ接待が31回761万円相当。
ほとんどが妻同伴で、、さらに妻はブランド品の供与も受け、
息子の借金返済や娘の留学費用まで融通してもらっていた。

前次官は、「特定企業に便宜供与をしたことはない」と反論。
「金額については、争う」という。

一方、防衛省若手幹部は、不祥事でも知名度が上がればいいと語るのだという。

朝日新聞「官僚」横田由美子

*****
日本も変わったなあと思うのは、
このあたりである。

ここまでの事件を起こして、
組織に迷惑をかけたからには、
死んでお詫びをというのが昔の身の処し方で、
それをとどめるために苦労したものだろう。

それが今は裁判所で、「便宜供与なしと主張」「金額については争う」というのだから、
やはりまったく別の国に成り果てている。

役人が変質してしまっている。

*****
江戸時代なら切腹だっただろう。
現代は、きちんと本人の弁論も聞く。いいことだ。進歩した。

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北川氏「せんたく」について語る

役人と政治家も悪いが、
任せきりにしてきた国民も悪いという。

そして地方分権を進めると言う。

*****
ここからは私見だが、
任せきりにしないためには
知ることが必要で、
そのためにマスコミのあり方を考える必要がある。

地方分権を語るなら、
まずマスコミの地方分権を実現してはどうだろう。

霞ヶ関を割るよりは早く実現できるし、
マスコミを先に割っておけば、
霞ヶ関も割りやすくなる。

*****
NHKをまず分割することだ。
そして中央キー局はやめにして、
おのおのを地方に分散させればいい。
そしてさらに電波の割り当てを大幅に緩和して、
自由化してほしい。
楽天でもライブドアでも電波で発信できるようにすればいいのだ。

在来のキー局こそ既得権益にしがみつく抵抗勢力である。
政治を地方分権し、
文化を地方分権する。
そのためにまず、マスコミを地方分割しよう。

道州制くらいの範囲で、
キー局を割り当てる。
つまり、九州は、NHK九州と日テレ、
あとは各県の放送局。
しかしもう各県の局というのはあまり意味がないから、
やめてもいい。
小選挙区に二つくらいの、ケーブルテレビ局があって、
そこがどぶ板的な細かい報道を常時する。
自民よりと民主よりのケーブル局がそれぞれあればいい。
お上からの伝達はNHK九州と日テレでいいし、
国営放送が必要なら、政府広報室がひとつチャンネルを持てばいい。



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高齢者受診抑制のメカニズムが必要?

2008年5月24日付朝日新聞opinion欄けいざいノートにて
小林氏が高齢者の新医療制度について書いている。
要するに、
この制度の本来の目的は、
増大する医療費を抑制すること、
医療費のための保険料収入を増やすことという。

その目的のためには、
必要な医療の水準を落とすことなく、
無駄な医療や投薬を、
患者や現場の医師が自発的に抑制したくなるような
インセンティブ(誘因)を制度に埋め込むことが望まれる。

医療費の無駄を少なくするためのもっとも簡単で効果的な方法は、
患者の自己負担を増やすことだ。

自分が医者に行けばその分損をするという制度なら、
無駄な医療を受ける高齢者は減り、医療費の総額も抑制される。

高齢者の窓口負担分を上げればよかった。

高齢者が自分個人の医療費を負担するなら、
損しないために、無駄な医療を受けないように行動する、
スポーツなど体調維持にお金をもっと使うかもしれない。
その結果、国全体の医療費も抑制されることになる。

*****
と、ここまで理解不能なことを述べておいて、
ここから、

高齢者の所得を圧迫してはいけない
全世代で高齢者医療を広く負担することが社会厚生を高める

医療費の財源は国民全体から徴収するのが望ましい

資産によって負担割合を変えるなら、
納税者番号の導入などの全体的な制度変更が必要

医療制度の個別の改正ではどうにもならない時期に来ているのではないか

*****
結論部分は常識的な話になってきている。

たぶん、
高齢者は暇で、無駄に医者に通っているとの前提があるのではないかと推定される。
その無駄を抑制するためには、保険料徴収の点で工夫・細工するのではなく、
自己負担分を上げればよかったという。

資産のある高齢者には沢山負担してもらってよいのであるから、
資産課税のためにも納税者番号制度を導入したらいいとのことらしい。
あるいは、納税者番号制度は無理だから、資産課税は諦めているということなのか、
よく分からない。

「無駄な医療や投薬を、患者や現場の医師が自発的に抑制したくなるような
インセンティブ(誘因)を制度に埋め込むこと」
って、インセンティブという経済方面の言葉が使われていますが、
誘因というのは控えめな話で、要するに「得をする」ということだ。
自発的に医療抑制すれば得をするような仕組みを埋め込みなさいということだ。
現場の医師にとっては、例の定額払い。医療行為をすればするほど損をする仕組み。なにもしないのが一番儲かる方式。
患者にとっては、自己負担分の値上げ。極端にいえば、全額自費にしてしまえば、「どうしても必要な場合」しか受診しなくなる。その上で、自費分を補うために個人医療保険に加入する。どの医療保険がいいか、インセンティブに基づいて判断する。医療保険会社はもちろん儲けるための会社だからインセンティブに基づいて行動する。
つまりはアメリカ型の医療である。

結果は、ギリギリまで我慢して、複数の疾病を抱え、高額の医療費がかかるようになってから、
支払いを補償する医療保険にも加入していない状態で、
救急搬送されてくる、
そこで医師はどうすればいいかということになる。
まず患者が加入している医療保険を確認し、
財産の現状を確認し、どこまでの負担なら耐えられるのか、判断する。
その範囲内で、「無駄な医療を抑制しつつ」診療する。

医療制度の破綻を防ぐには、
病人さんに全員死んでもらえばいい、
健康な人だけで安い保険料を維持しようという
ブラックなジョークがあるけれど、
ぼかしてはいるが、
ほぼ似たようなことを言っているようだ。

トヨタとキャノンが死んでも困るが、
高齢者が医療受診抑制して死んでも困る。
イージス艦を節約しても国民は誰も文句を言わないと思うがどうだろうか。



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ナルシスト

ナルシストは鏡をみて自分にうっとりしている
でも普通の人もうっとりはしないけれど
見慣れている分だけ自己肯定していると思う
その顔があなた自身ほど好きな人はこの世には多分ひとりもいない

つまりその程度にはナルシストだということだ

押尾学がナルシストだといわれるが
そんなこともない
美男美女の子供が可愛いのは事実だろうから
なにも現実を歪曲して信じ込んでいるわけではない
押尾学が普通の男より格好いいのは事実だし
奥さんが普通の女よりきれいなのは事実だろう
そんなことを何かの文脈で言っただけで
ナルシストといわれるのでは
ナルシストにとって迷惑だ
本当のナルシストは事実を完全に歪曲するのだ

でも、程度の軽いナルシストならいくらでもいるし、
軽いナルシスト成分がないなら、
もうこの先、生きていることが出来ないほど、絶望するだろう。
だって、自分の間違ったナルシスト的成分の他に、
生きている理由なんてひとつもない。

他人のことについて考えれば、
分かるだろう。
あの人がこの世からいなくなっても、
この世としては特に損失ではない。
CO2削減になる程度の違いである。

自分のことについては誰も冷静には考えられない。
自分も少しはいいなどと思っているものだ。
それが大きな間違いである。

だから、ナルシストは、特に大きな勘違いをしているわけではない。
ただ、普通の人はそれを外に出す時と場所を心得ているだけだ。
子供が母親の前でナルシストになるのは日本では許容されている。
母親が共同でナルシスティックな幻想を作り上げている。

しかしそれは母親との関係の中でだけ許されることだと知っている。
その程度の常識は誰にでもある。
常識がなくなるのは夫婦である。
男性は往々にして妻を母親と混同する。
原始的なナルシストぶりを堂々と発揮してしまう。
最近の女性は男性に対して競合的にナルシストだから
もうまともに正面衝突してしまう。

それ以外では、
ナルシストは封印しているようだ。
それが社会性というものである。

押尾学はむしろ自分の役割を心得ていて
適切な話題を提供しているといえるだろう。

河村隆一のナルシスティックな芸風も
なかなかまねの出来ない、練りあげられたものだと思う。

だから、生きている以上、本質的にナルシスティックであるところまでは
認めようではないか、お互い。
みんな自分が一番上等だと思っているのだ。
ただそれをどの場面でどの程度露出させていいかという美意識の問題である。

だれでも性器を持っているが、
いつもそんなものを露出させているのではないことと同じだ。

時と場所を間違えている場合、
知能の問題で、馬鹿なのか、
世界観の問題で、本質的にズレているのか、
区別しないといけない。

うっかり露出してしまうという場合、
本人がナルシズムに鈍感で
ナルシストとしても小さなものである場合もある。
巨大なナルシズムはうっかり人に見せられないからかなり慎重になる。

だから外側から分かるナルシストの方が
実はあんまりたいしたナルシストではないということにもなる。
必死に隠している人が一番大きな思い違いをしている場合もある。
隠し続ければ誰にも分からないが。

押尾学がもしも俺は世界で一番と完全に思っているとして
そんなことをうっかり口走り
さんざんに叩かれたら
もう生きてはいけないだろう
まあ、多分、悪口も言われるし、ナルシストくらいは言われるな、とおもって言っているのだから、
彼にとってナルシズムは自分の世界の中心ではないのだ
ナルシズムが自分の世界の中心なら
それを傷つけられるのはたまらない
だから傷つけられないように守る

そんな男がいるとして
それを妻の前でうっかり披露してしまったとして
それを大きく包んであげられるか
わたしのナルシズムの方がもっと大きいわ、
だってうちのパパは……などと始めるか。

男が母親と妻を混同してナルシズムを露呈するのと、
女が父親と男を比較して父親を讃美するのと、
似たもの同士ともいえるだろう。
母親がいなければ生きていけない、
父親がいなければ生きていけない、
その構造は似ているからだ。

貴種妄想というものがあるがナルシズムに直結している。

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うなぎの缶詰

浜名湖のうなぎの缶詰というのが昔からある
蒲焼にしたものを缶詰にしている
斉藤茂吉大先生が好んだというので
食してみた。

味は何とさんまの蒲焼とほぼ同じ
さんまの蒲焼なら100円で缶詰がある

私の舌の感度が悪いのだろう
しかし
それにしてはしょっぱ過ぎるのだ
味を区別するどころではない

この何でもある豊かな東京でなにもわざわざ
うなぎの蒲焼缶詰を食べる理由はない
斉藤茂吉も戦争で疎開した時に大量に持って行ったそうだ
そのようなもの

昨日は同じ店のうなぎの肝の缶詰を食べた
これはおいしかった



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かま揚げシラス 釜揚げ桜海老

生のシラスを塩水でゆでた「かま揚げシラス」は
おいしくて一年に一度くらいは食べたい。
同じ感じのナマの桜海老を塩水で茹でたのを
白米に乗せるのもとてもいい。
築地の場外市場で去年食べた。
限られた時期しかないとのことだった。
いまくらいじゃないかな。
そろそろ行ってみよう。

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ためしてガッテン レタス 50度のお湯

レタスをしっゃきりさせるには
冷水に浸すのではなく

50度のお湯に2分くらいつけるのだそうだ
驚いた
ガッテン!
おまけに苦味成分がなくなって甘くなるのだとのこと。

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幸せでも過食するなら

もしあなたが幸せでも過食するなら
それは本当の過食症だ。

でもそうじゃないでしょう?
幸せじゃないから、
過食するんだよね、
多分。

*****
そうとも決められない。
いろいろな過食があるからだ。

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最近男性に生まれていいこと

最近男性であることの優位はますますなくなっている
男女差をなくして行こうと政策的に操作しているのでそれは一面ではいいことなのだが
もともと女性は長生きで得をしているのに
人生の途中でも男性と同等となると
男性であることに価値がない

脳の作りは女性の方がいいし、
一般に器用だし
月経があったり妊娠があったりして、
結構スリルがあるのも女性だ

筋肉の量が違うのだが、
最近ではあまりありがたくない
かばん持ちや運転手になってしまう

身体が大きいことも特にありがたくない
むしろエネルギー効率が悪い
CO2排出規制をしないといけない
男性の税金を高くしてもいい

*****
そんなわけで
結果的に女性に暴力を振るうくらいしか筋肉は使いようがない
しかし使えば後で徹底的に復讐される

スポーツをするにも筋肉量ではなく運動神経が問題になる

田植えと刈り入れなら出来るが農業はしなくなった

キーボードがうてるだけの筋肉があれば
あとは余剰である

ますます萎える

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認知療法一太郎

認知療法など医者がやるほどのこともない
心理士も不必要である
一太郎があればいい

まず自分の過去の文章を解析させる
・語彙の傾向
・レトリックの癖

まず語彙の傾向を分析して、その人の無意識のコンプレックスを探る。
そして、次回、その語を回避するようなら、指摘して、訂正してもらう。
また、ある語彙を使い過ぎるようなら、違う言い回しを考えてもらうように指導する。

つぎにレトリック。
非定型が多い人は、肯定型に直してもらう。
仮定型が多い人は、やはり指摘して、訂正してもらう。
オール・オア・ナッシングの傾向がある人は、
中間の可能性を考えてもらう。

認知の癖は多分これで充分によくなるはず。
一太郎さん、いかがですか?
チャレンジしませんか?

*****
過食症サバイバルキットが出たり、
認知療法のチェックシートがまとめて販売されたり、
何ともコマーシャルな世の中になっている。
心理検査には「版権」がついて不許複製である。
まあ、オリジナル版を作ればいいだけなわけだけれど。

*****
認知療法一太郎の先には、こんな案もある。

何かの題材を指定すれば、
大江健三郎的思考を適用すればどんな話になりそうか提案してくれるようになる。
堀田善衛的ならどのようになるかも予想してくれる。
安倍公房ならどうなるかも予想してくれる。

一種の人工知能であるが、
本質的に「考える」必要はない。
単語頻度登録、熟語組み合わせ登録の延長でいい。

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文章スライダー

スライダーと言っても
ダルビッシュの投げる球ではない

フォトショップで色を変えたり、
輝度を変えたり、いくつかスラダーがある。

一太郎で、
そんな風に、文章スライダーを装備して欲しい。
・句読点を少なく、多く
・漢語を多く、少なく
・難しく、易しく
・明るく、重く
・16歳に近く、40歳に近く
・欧文調に、和文調に
・敬語を多く、少なく
・英語を多く、少なく
・男で、女で
・生理前、整理中、閉経後
・締め切り前、締め切り後
・給料前、給料後
・万葉的、新古今的
など、いろいろと用意して欲しい

すると、一応メールの原稿を打ったら、
相手に合わせて文章スライダーを少しいじって
発信する

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恋愛関連マーケット

チョイワルおやじの広告で思ったけれど、
これは恋愛関連マーケットなのだろう。

苦しくなれば多分切り詰めるだろうお金。
それでも見栄を張ってお金を使うのは、
ひとつは恋愛場面である。

若い人はお金がないから情熱だけでぶつかる。
しかしチョイワルおやじはお金があるから
そして若造とは違うのだと言いたいから
ある程度お金がかかる、
雑誌に「隠れ家」と書かれるような無意味な場所に連れて行く

すると当然流行っていないので
なかなか隠れ家的な感じがする

実際高いので、
値段程度のものは出ているのだろうと
思う。思えなくても、思い込もうとする。

中国製冷凍餃子も
自家製秘伝の餃子になる
見習いの下っ端がゆでているだけ

女性は実は何度も来ていて
知っているのだけれど、
適当に合わせて驚いて見せたりする

女性は恋愛マーケットの片方の受益者である
店と女性は共同している

しかしおやじの側もどうせ経費なのだから
どうでもいいのだ

誰も損をしない
そんなマーケットだ
だから本当の真剣さがない

真剣だったら
「お金を出したのに効果がない!」と言って怒られるところだ。
しかし真剣だったらこんなことはしていない。
真剣ではないからクレームもつかない。

昨日の残りの固い肉もバリバリ食べる。
いいことだ。
こんなやつらにいい肉なんか出す必要はない。
リサイクル品で充分だ。
実際それで喜んで食べていたのだから、いいはずだ。

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古い新聞

古い部屋の古い荷物を片付けた
古い新聞があった

待ち時間がだいぶあったので
古い新聞を読んでみた

2006年9月下旬である
安倍新総理の人気は上々と書いてある
戦う政治家とか
こっそり靖国に参拝していたことがばれたとか

小沢氏よりも首相としてふさわしいとの世論調査の結果があれこれ書いてある

森派、小泉氏によって抜擢され、促成栽培された総裁。
大体の総理総裁は初当選してから30年前後を要している。
安倍氏はその約半分で、20年に満たない。
森氏は、安倍晋太郎の子息ということで、抜擢人事にも特に異論は出なかったと語っている。

安倍人気がなくては選挙は出来ないと小泉氏が語っている。

それが2006年9月末。

一面には、新司法試験で合格者1000人以上と報道。
第一回目は受かり易いから狙い目だったとの感想もあり。

広告面では、
「チョイワルおやじ」の雑誌の広告。
これは今とまったく変わっていない。
「エクセルの技」これも同じ。

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出る杭は打たれる

実際、打たれる
打つ人はあなたの才能を恐れている上司である
上司に嫉妬させ
手下を使って出る杭を打つようなまねをさせたら、
あなたの実力も本物だ
ひそかにうぬぼれてもいい

あとはいいじゃないか
この世のことなんか偶然だ
腹を括ろう

誰も知らなくてもわたしが知っているし
なにより上司が知っている

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対他配慮とセックス

セックスレスは、対他配慮の欠如の結果なのかもしれない。

性欲を処理するだけなら、
現代ではいろいろな方法があり、
何と言ってもプロはプロである。

そうでなくても、マスターベーションでも充分だ。
ファンタジーの強い人はその方がいいはずだ。

それなのになおセックスをするというのは、
頭が悪いか、
相手に配慮してセックスするか、いずれかではないかと思う。

わたしとセックスをするのは気を使っているからなんだなと
思った途端に、
セックスなんかして欲しくなくなるだろう

激しく求める門番がむしろ好ましくなるだろう

出生率低下は
一面では、対他配慮の減退によるのかもしれない

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はったり

空威張りしたり
はったりだったり
見かけを100として実力を60として100(60)とする

謙虚で控えめで
見かけが80として実力が120とすると80(120)となる

空威張りが存在するのはそれが有効だからで
現在のように
普段の行動や子供の頃のその人を知らない人が
その人を評価しようとする場合、
空威張りにだまされ易い。

代表的なものは、組織の力、学歴、推薦人、経歴書、親戚、閨閥。
そんなものを信じる人にとっては、
100(60)のほうが80(120)よりもありがたい。
また、そのような人たちにありがたがられたくて、
60なのに100だというふりをする。
だから、空威張りしている人とそれを崇拝する人の利益は一致しているのだ。
だからそれでいい。放置。

80(120)はそれほど世間からありがたがられるわけではない。
しかし本当に分かってくれる人は120と評価してくれるから、
むしろ落ち着いて生きていられる。

空威張りしていると、
うっかりすると、張りぼての裏が見えてしまったりするものだ。

80(120)の人にしても、
世間の煩わしい関係の人を100(60)の人が処理してくれるおかげで、
クオリティを保つことが出来るという側面はある。
だから
80(120)と100(60)もまた、持ちつ持たれつなのである。

はったりはいいことではないと思うが、
需要と供給があることは確かだ。

はったりを信じようとする人たちは
どこか疑心暗鬼なのだろうと思う。
自分でははっきりと判断できないのだから。

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5月25日圧倒的な緑の匂い

最近は圧倒的な緑の匂いがする
部屋の窓を開けていると
風上が緑の一群になっているのか
緑の匂いだ

香りというほど上品ではない
花や樹液の匂いとも違う
やはり緑の葉のそのものの匂いのような気がする

年々刺激的になるように感じられるのは
こちらが老化しているからなのだろうか

盛んな生命の勢いに刺激されるようだ



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ドバイの庶民

ドバイでは庶民がどう暮らして行くのか
興味があった

ある本ではドバイの現状が書かれていて
半ば奴隷のような低賃金で働くために他国からやってくる
ある時点でお払い箱になると
いきなり居住許可もなくなって
まごまごしていると不法滞在で逮捕されるとのこと

こうしないと
低賃金層がたまってしまうわけで
政策としては合理的だが
なんともひどい話だ

南アフリカのように貧民が富裕層を襲う都市を作らないためには
はじめからそのような設計も考えられるのだろうが
そんな都市が長持ちするはずはない

奴隷は労働が終わったら「処分」する
という雰囲気で
実にあのハイテンションの都市ににあった政策実行なのだが
人権派は騒がないのだろうか

都市があれば貧民街があり
そこには特有の病気がはびこる
それが昔からの法則だ

多分遠くない未来に
ドバイ全体が貧民街になると思うが
その場合、食糧と水が重要である

どこから食糧が来て水が来ているか
それがないようなら
貧民街にさえならず
また砂漠に還るだろう

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ファーファトリップ ドバイ

今度ドバイに遊びに行くという人がいて
話を聞いていたら

洗濯の時にドバイの香りを楽しんでいるという
世界各国の都市の香りがあって
なかなか楽しいとのこと

洗濯+ドバイ で検索すると

ファーファトリップ ドバイ
が出てきた

古代から黄金に匹敵するものとされてきたミルラ。じゃ香のような香りは、気持ちを鼓舞し、心に落ち着きを与えてくれます。

と説明にあり、

気持ちを鼓舞し
心に落ち着きを

というのは書いている人が錯乱しているようだ

香りイメージはアラビアのオアシスとも書いていて、
ドバイは全然オアシスじゃないなあと思う

イタリア、タヒチ、ジャマイカ、バリ、日本などが並んでいる。

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ネット上にデマが氾濫 中国公安省は強行措置

「水道汚染」「米国の兵器」…四川大地震、ネット上にデマが氾濫
2008.5.16 23:41 産経ニュース
 
このニュースのトピックス:汚染、公害
 【北京=川越一】中国・四川大地震の発生後、中国国内で、インターネット上を中心に地震に関連するさまざまなデマが飛び交っている。中国公安省は16日までに、これら“愉快犯”に対し、拘束などの強硬措置に出た。

 地震発生直後から被災地の成都では市民の間に「水道水が汚染された」との話が伝わった。ほかにも、「大規模な余震が起きる」という一見信憑(しんぴょう)性がありそうなものや、「四川大地震は米国の地球物理兵器によって引き起こされたものだ」などという荒唐無稽(むけい)なものも。これらはすべてインターネットが出所とされている。

 中国当局が地震発生を予知していながら、北京五輪前に市民が混乱状態に陥ることを恐れて情報を隠蔽(いんぺい)したとの批判もネット上に流され、地震予測研究所の研究員が、中国国営新華社通信に「どこの国も専門家も正確な地震予知は不可能」と否定する一幕もあった。

 中国公安当局はネット上で発見した40件以上の地震に関する“デマ”をもとに捜査を進め、16日までに扇情的な発言を広め、政府に対する国民の信頼を損なったなどとして、関与した2人を拘留、2人に謝罪文の提出を求めたほか、13人に警告処分を下した。

 強硬姿勢の背景には、国内外の反応をにらみながら震災への対応にあたっている最中、パニックが政府批判へ向かうことを防ぐ意図がうかがえる。

*****
地震兵器とか核攻撃、中国の核兵器製造施設での事故、巨大ダムが狙われた、など。

中国政府は放射性物質については心配ないと繰り返すだけで、
具体的に何がどこにあって確認して大丈夫だとは言わないようで
当たり前だが
包括的に心配してもらわなくて結構と言うだけだ

海外からの救援隊の活動場所を限定しているのは理由があるとも言えるし
怪しいとも言えるだろう

*****
もし地震を誘発できるなら、
小さな地震を計画的に起こして、
プレートの歪みの蓄積を少しずつ解消できないものだろうか。

部分的に誘発しようとして
全面的な大地震になったら目もあてられないが。

*****
今回の大地震を契機にして「断層地震説」あるいは「プレートテクトニクス仮説」から「地震爆発論」へと地震観をシフトする必要があると私は考えます。

との意見もあり、今回の四川での地震に際しても、爆発が観察されているとの主張である。

*****
三峡ダム周辺では、156メートルまで貯水した2006年以降いくつかの地震が起きていたようです。危険性を認識し、ダム建設反対を訴える地質学者は排斥され、地質データは隠蔽されてしまったようです。

との記事も見える。

専門家によると、問題の焦点は、三峡ダム一個だけが地震を発生させたのではなく、三峡ダムの近辺100km以内に別の大型ダム2個、即ち清江隔河岩水庫ダムと葛州ダムが存在しているために、この地質が不安定な地域に、大型ダム三個が極めて近い距離で不均衡な圧力を地質断裂上に加えて、その圧力差のために地震を誘発する共同作用を生じ、その結果、三峡地区で強烈な地震が発生しやすくなるのであるという。

 「民運情報センター」の先の報告では、消息筋によると、三峡ダムで地震が発生しうるという論証を進めていたところ、三峡ダムの建設プロジェクトに反対していた地質学者が排斥された。このため、これら計画に反対していた地質学者たちは、外国の学者たちとともに、三峡ダムが強烈な地震を誘発するという論証をさらに煮詰めたいと思った。しかしながら、中国の関係部門は、地質資料が国家機密に属するとして、専門家の閲覧を許さなかった。

「地震の専門家によると、総ての大峡谷は、地質が断裂して形成されたもので、元々の地質は安定しておらず、そのような地質が不安定な大峡谷にダムが建設されて、水位が100メートル以上になると、巨大で不均衡な圧力差が地質断裂上に加わり、地震を発生し易いという。」・・・とありますが、総ての大峡谷は、地質が断裂して形成されたものかどうかは、専門家でないので分かりませんが、そうでないとしても、100メートルを超える水圧が新しく作用すれば、地下深部に地下水が送られ、解離条件が変化して、解離ガスの爆発という地震が発生する可能性があります。

結論として、今回の地震が揚子江上流域でのダム群建設の結果として引き起こされた人為的なものである可能性は高いと思います。日本でも中越地震、および中越沖地震はCO2を地下に圧入したことによって生じた人為的地震である可能性が高いと私は思っています。
地震学が間違っているために人為的に悲劇を作ってしまっていることが理解できないでいる可能性があります。早急に地震学の見直しを図っていただきたいと地震学者にお願いいたします。
最悪の事態へ向けて微動が始まった。 三峡ダムの貯水が始まって、すでに記録されただけで地震は200回を越えている。貯水池は重慶から上流の広い流域。
本当に怖いのは、貯留される水の水圧によって地下深部に水が浸透すること、また水圧によって地下内部の圧力・温度関係に変動をもたらすこと、それによる解離ガスの発生であります。この解離ガスの発生が地震という爆発現象を齎すこと、つまり、貯水深の大きなダムの建設そのものが、地震を誘発し、ダムを決壊させるという可能性のあることなのです。

プレート論の矛盾(パキスタン地震とスマトラ沖地震)
なども議論されていて、そう言えばそうかなと思う。



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JASRACを刺したのは誰か

包括徴収契約
なんて言っていないで
きちんとすればいいのにね 
公取委が独禁法の観点から攻めるとは意外。
音楽著作権管理事業者の新規参入を妨げているというわけだ
なるほど。

こうして少しずつ情報が蓄積されて行けば
いい考えも湧いて来るだろう

全曲カウント体制構築くらいならすぐやればいいのに
放送局なんていくつもないのだから
すぐにできる

*****
JASRACを刺したのは誰か
2008/05/23 10:01

大森 敏行=日経エレクトロニクス
 いきなり下世話なタイトルで申し訳ありません。ちょうど1カ月前の4月23日,公正取引委員会(公取委)は独占禁止法違反の疑いで日本音楽著作権協会(JASRAC)を立ち入り調査しました(Tech-On!の関連記事1,Tech-On!の関連記事2)。JASRACと放送事業者が結んでいる包括徴収契約は,放送事業者がどんな曲を何度かけても一定の割合の金額しか支払う必要がない「どんぶり勘定」であり,それが音楽著作権管理事業者の新規参入を妨げているというのです。

 JASRACが音楽著作権管理事業の市場で独占的な立場にあることは誰でも知っています。そもそも2000年に著作権等管理事業法が成立するまでは,音楽著作権管理事業を行っているのはJASRACだけでした。2000年以前の100%独占から,他の事業者の新規参入で必然的に独占率は下がってきています。しかも,JASRACや各放送局は,今回,問題になった「どんぶり勘定」を改めるために,放送で使用した曲をきちんとカウントするための取り組みをここ数年進めています。なので「なぜ今,立ち入り調査なのか」という疑問はあります。事実,JASRAC理事長の加藤衛氏は,あくまで個人的な見解としたうえで「いったいどこが問題なのか」と不満を漏らしています(Tech-On!の関連記事)

 公取委が公開している「よくある質問コーナー(独占禁止法関係)」というWebページには,公取委が独禁法違反行為についての審査を開始するのは,四つの場合があると書かれています。「一般からの報告(申告と呼ぶ)」「公取委が自ら違反を発見する場合」「課徴金減免制度の利用」「中小企業庁長官からの調査請求」です。課徴金減免制度とは「違反事業者が公取委の調査開始前に所要の情報提供を行えば課徴金を減免する制度」だそうです。JASRACにとって立ち入り調査は青天の霹靂だったので,この可能性は除外できます。ということで,可能性としては,一般からの申告があったか,公取委あるいは中小企業庁がJASRACに問題があると独自に判断した,ということになります。

 一般から申告があり,それが「書面で行われ,具体的な事実を示しているものである場合」には,公取委は,その報告にかかわる事件についてどのような措置を採ったか,あるいは措置を採らなかったかを報告者に通知することになっています。「なぜ今?」という疑問に対しては「JASRACが独禁法に違反していると誰かが申告し,その事実を確認するために公取委が調査を行った」と考えるのが自然でしょう。しかもその「誰か」は,JASRAC以外の音楽著作権管理業者である可能性が高い。ということで取材を進めました。

JASRACの歩みの遅さにいらだっている人がいる
 日本の音楽著作権管理市場は,圧倒的に巨大なJASRAC,イーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)というJASRAC以外の事業者の中では存在感のある2社,その他の小規模事業者が少し,という構成になっています。

 まず取材したのはJRCです。驚いたことに,同社代表取締役社長の荒川祐二氏は「なぜ今,JASRACが立ち入り調査を受けるのかわからない」と,むしろJASRACを擁護する口調でした。聞いてみると,JRCは今回問題とされた放送分野の音楽著作権管理事業は行っていないとのこと。同社には「定量的な楽曲カウントができない事業は行わない」というポリシーがあるため,放送で定量的なカウントが可能になるまでは放送分野に参入する予定はないそうです。同社が申告を行った可能性は低いでしょう。

 次に取材したのがアジア著作協会です。以前は韓日著作協会という名称であり,現在でも管理している楽曲の多くが韓国のものです。有名なところではドラマ「冬のソナタ」の主題歌の著作権を管理しています。韓流ブームで韓国ドラマの放送が始まったころは,同協会が管理している韓国の楽曲はJASRACの2倍くらいあったそうですが,今はJASRACの10分の1程度になってしまったとのこと。これは,韓国のテレビ局が,韓国ドラマを流す日本のテレビ局の便宜を図るため「楽曲をJASRACに登録しなければドラマに使わない」という契約を楽曲の著作権者と結んでいるのが原因だそうです。同協会はJASRACとまともに競合しているため,「JASRACは独禁法に違反している」という思いはあるとのこと。ただ「申告したのは自分たちではない」という回答でした。

 最後がイーライセンス代表取締役である三野明洋氏への取材でした。イーライセンスはJRCとは異なり,放送に関する著作権管理も行っているため,JASRACと競合しています。取材に対しては基本的には「JASRACと公取委のことなので,コメントできる立場にはない」というスタンスでした。ただ「公取委が立ち入り調査した理由については想像するしかないですか」という私の質問に対しては「そうですね」という返答でした。イーライセンスも申告を行っていないようです。

 ということで「JASRACを刺したのは誰か」についてはわかりませんでした。期待していた人,ごめんなさい。ただ,「JASRACとテレビ局が進めている全曲カウント体制構築の進捗が遅いことにいらだっている人がおり,その人が今回の調査の引き金になった」のは確かです。どこかの音楽著作権管理事業者か,あるいは霞ヶ関にその人はいるのでしょう。



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甲子園出場と火事について

南の地方のある県でのある時期の話

甲子園出場が野球部の唯一の目的で
試合で勝つ以外にもいろいろと作戦はある

あとえば野球部員の喫煙がばれれば
出場停止処分になる
ところがあの連中は煙草くらいは吸うものだと決まっているので
防止しきれない

相互監視体制ができているのだけれど
そしてお相子でチャラになるのだけれど
たまには功を焦って表ざたにしてしまう人もいる
された方はあわてるが
方法はある

まず神妙な後悔の記者会見を開く
セリフも決まっている
新聞社は取材に行かなくても記事が書けるくらいだ

そのあと甲子園予選前に偶然ぼやが起こる
そして偶然出場停止になった学校の野球部員が複数通りかかる
普段の心がけのよさを発揮してすばやく消火活動を始める

新聞はそれを伝え
高野連は出場停止を取り消す
そして県予選が始まる

こんな段取りである

*****
政界でも、支持率を上げる必要があるときは
朝鮮半島の北で何かが起こることになっている。

*****
電波を乗っ取るいろいろな方法があるのだ。

*****
そう言えば、9.11で事が始まって、
先日テキサスのガソリン会社の役員の報酬を聞き取りしている場面がテレビ放映されていた
年収で12億円はもらっているか
と聞かれて、イエス
24億円は超えているか
イエス
36億円は
イエス
48億円は
はっきり分からない

という具合で、その表情は悪びれることなく、
雄弁に何かを語っているのである

*****
陰謀史観によれば、ものごとをさまざまに異様に解釈できる。
今回のこともまた。



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四川省大地震を伝えるビデオ

ニュースショーをはしごしていると
テレ朝とTBSで同じビデオを流していた

中国政府が送ってきたビデオを流すしかないのかもしれないが
何と簡単にコントロールされているのだろうかと思う

そのビデオを題材にして何か言えることがあるだろうと思うが
大変だと連呼しているだけ

もし東京で起こったらどうしようなんて言っている
庶民の気持ちを代弁していれば商売にはなる

だがそんな事をしているから
年金が今頃壊滅しているのだ

垂直方向に突き刺さる報道を渇望する

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