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木曾義仲-2

木曾義仲の話は
やはり都人が野蛮人を恐怖するという部分がある

文明の歴史はたぶんそんな場面が多く
都人は野蛮人を嫌悪しながらも力に負けた

人間は都人になってしまえば
拡張の野心はあまり持たないものなのかもしれない

野蛮人であるうちだけ
拡張の野心に燃えるのかもしれない

現代でも
中枢と周縁の力学は通用するのだろうか



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夏草や兵どもが夢の跡  

夏草や兵どもが夢の跡  
(なつくさや つわものどもが ゆめのあと)
芭蕉

いま新平家物語を読んでいるが
芭蕉のこの句に集約される感情がやはりある

松尾 おそるべし



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人生における回復力

人生ではいろいろなダメージがある
そのたびに回復するのだと思うが
心理的な回復力の実体は何だろうかと思う

博多帯のドラマで
帯には回復力があるという話があった

心理の場合
こう言ってしまうと
身もフタもないが
「忘れる」という事ではないかとも思う

そのために
忘れやすい環境を作る

いやなものから物理的・心理的に遠ざかる
一時的にでも忘れられる時間を作る
など

そんな風にしても
自生的にいやな思い出は蘇ってしまうものだけれど
その場合は一時的なことだと思って
ひたすら耐える


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病気か環境反応か

人間の脳神経系の病気は
だいたい10歳くらいまでにはっきりすると思う

そして老年期の変化が起こる
50歳くらいからまた病気がはっきりする

10歳から50歳の間は特に脳神経系に変化はないように思うので
起こっている事は環境反応性のものではないかと思う

たいていの事は環境を調整すれば解決するのではないかと思われる

しかし人間というものは
急激に環境を変えられるものでもない

その点では
移植をすると枯れてしまう植物にも似ている

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世にふるも 更に時雨の やどりかな 宗祇

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世にふるも 更に時雨の やどりかな  宗祇(そうぎ)


信濃路で一夜の雨宿り
人生も雨宿りのごとし

本歌

世に経るは苦しきものを槙の屋にやすくも過ぐる初時雨かな


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セレンディピティ

偶然からモノを見つけだす能力 のこと。
セレンディピティ
英語:serendipity)とは何か。以下説明。

「serendipity」という言葉はホレス・ウォルポールゴシック小説の「オトラント城奇譚」の作者として知られる人物)が1754年に造語したものであり、彼が子供のときに読んだ『セレンディップの三人の王子』という童話に因んだ造語である(セレンディップは現在のスリランカなので「スリランカの3人の王子」という意味の題名である)。ウォルポールがこの言葉を初めて用いたのは、友人に宛てた書簡において、自分がしたちょっとした発見について説明しているくだりにおいてであり、その書簡の原文も知られている。

この私の発見はまさに私に言わせれば「セレンディピティ」です。このセレンディピティという言葉はとても表現力に満ちた言葉ですよ。この言葉を理解していただくには、へたに語の定義などするよりも、その物語を引用したほうがずっとよいでしょう。かつて私は『セレンディップの三人の王子』という童話を読んだことがあるのですが、そのお話において、王子たちは旅の途中、いつも意外な出来事と遭遇し、彼らの聡明さによって、彼らがもともと探していなかった何かを発見するのです。例えば、王子の一人は、自分が進んでいる道を少し前に片目のロバが歩いていたことを発見します。何故分かったかというと、道の左側の草だけが食べられていたためなのです。さあ、これで「セレンディピティ」がどのようなものか理解していただけたでしょう?

たとえば、フレミングが培養実験のときに誤って、雑菌であるアオカビを混入(コンタミネーション)させたことが、後に世界中の人々を感染症から救うことになる抗生物質発見のきっかけになった。

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というわけで、日本橋コレドのセレンディピティで、偶然に何かを発見しようという気分です。
偶然の出会いの中にある、秘められた意味に心をオープンにしておくことが大切です。

目の前にあるのに、
見えていなかったという経験がありませんか?

人間は自分の過去の経験や先入観に支配されています。
そこを何とか訂正して、
セレンディピティに心を開くようにしましょう。



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お隣のビルの有薫酒蔵 高校寄せ書きノート

NHKで新橋の有薫酒蔵が紹介されていて、
名物の
高校寄せ書きノートが出ていた。

有薫酒蔵は当クリニックの隣のビルの地下一階に入っています。


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博多帯のドラマ

NHK博多放送局で作ったというドラマ
なかなかおもしろくて最後まで見た

観光案内みたいな感じでもある

博多は大陸や半島からの新しい文化を受容する基地だったので
頭に博多とつくものがいろいろと残っている

東京の主な展覧会も博多を巡回する事が多いという
住んだら便利でいい街だと思う

帯を手で織るというのはどんな風なのだろう
模様を出す技術を知りたい

織り姫と彦星の昔から機織りは大切だった
万葉集では七夕の歌が結構沢山ある


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硫化水素

2009年2月16日
朝から小雨で傘をさして歩く
冷たい雨だ

月曜の朝から寒いと気持ちがくじける

*****
新橋SL広場ではマスコミがサラリーマンに取材したりしている
その場所で時に悪臭がある

都内で臭気苦情多発地域は
西新宿(4.2-5.5ppm)、新橋(0.1-0.5ppm)、西麻布(0.1-0.9ppm)
()は硫化水素濃度。

となっていて、硫化水素を吸っているらしい。

人に聞いたら
腐敗した屎尿が処理しきれずに一斉に流れ込み
よくない事になっているのだそうだ
日本の上水道と下水道はもう少したつと耐用年数を超えて、
道路の陥没などの事故が増えるのではないかともいわれる。

担当は東京都庁の下水道局や環境課らしい。

どうして屎尿が腐敗するのかと聞いたら
大きなホテルとか商業施設では
ピーク時の排出量を抑制するために
いったん下水内容物を貯めておいて
深夜とか早朝などにかけて徐々に放出するという
そのため時間がたっても腐敗が進行しないような装置などもあるらしい

余りに大量で、日中も常時放流は法律上できない
ただし、夜中までの十数時間充分に曝気をしないと屎尿が腐敗し
夜中過ぎの放流時に猛烈な臭気が発生する
というわけでなかなかすさまじい
巨大施設のための下水管構造になっていないらしい

しかしその装置もうまく作動しない事もあり
最近は全体の景気も悪く人員は削減で
専門技術者がいなくなってしまった施設もあり
装置はあってもきちんと稼働していないのだという

そうなると深夜から早朝にかけて
腐敗した屎尿が奔流をなし、あたかもダムの放流であるというので
都会というものは恐ろしいところだと思う。
むかしはこれが肥料だったのにね。

そんなこんなで
西新宿、新橋、西麻布のあたりでは
硫化水素の濃度が高くなる。
早朝などが危ない感じがする。

せめて新鮮な空気を吸いたいものだと思うが。

新橋は風の向きによっては
海からの空気になるが
場合によっては神奈川の住民の呼気を吸うことになり
まことによろしくない
さらに東京の人の呼気が埼玉に行って
熊谷では最高気温を記録したりする
さらによろしくない

*****
ただ生きているだけでもかなり大変だと思う
この頃である



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お茶 長時間抽出

お茶をいれようと思い
お湯を注いだままで用事で呼ばれ
そのまま2時間半たってから思い出して
冷めたお茶を飲んだから
いい味になっていた。

時間をかけてゆっくりいれるといい面もあるようだ
冷めてしまうのは困るけれど


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