不必要なことを言ってしまう罪
必要なことを言わない罪と
不必要なことを言ってしまう罪を比較すると
やはり不必要なことを言ってしまう罪が多いし重罪だと思う
実際は大抵の人間は
必要なことを言わないし
不必要なことを言ってしまうしで
救いようもないのであるが
どちらかと言えば
必要なことも不必要なことも言わないでいる人が偉いような気もする
余計なことを言って後悔してますよね
あなたも多分
人間の取扱説明書
人間についても取扱説明書を作っておいて
読んでもらいたいものだ
自分について
取り扱い説明書を作ってみるといいと思う
自分がどんなに困った人間であるかが分かる
危機に弱い二宮尊徳
二宮尊徳はエライ人と決まっているが
たぶん、安定した社会で、大枠が揺るがない場合のことだ
社会の大枠が変化するようなときは
二宮尊徳ではうまくいかないのではないだろうか
勤勉だけではうまくいかない
ーー
江戸幕藩体制が固まった時点では良い適応である
高度経済性長時代も同じ
不確定要素が少なくて
努力と成果が比例する状況
ーー
社会の基礎そのものが流動的な場合には
統合失調症に親和的な心性が適しているだろうと考えられる
ーー
野球というルールが揺るがない場合は
二宮尊徳的なプレイヤーとか作戦が役に立つのではないか
そもそもそのルールを作ろうという時点では
相対的に無力なのではないかと思う
愛情の基礎
愛情を考える場合、その人の何が魅力なのかを考えて
本人にも変更不可能な要素であるか
本人に変更可能な要素であるかを
気にしてみればよいと思う
たとえば
耳の形
指の形
脇の下の臭い
こうしたものは変更不可能である
相手に他に好きな人ができたとしても
その要素は変化しない
優しい言葉をかけてくれるとか
そんなことは
変化する要素であって
ランクが下の要素になる