言葉にまつわる外側のものに反応する人
無形のものを提供する難しさがある
薬は健康保険を使う限りは同じ値段である
値段で差別化はできない
言葉の内容そのものに反応する人と
言葉にまつわる外側のものに反応する人がある
走ることが危険であるのは
走ることが危険であるのは
血管にたまった脂肪の塊が
振動を与えると剥がれて飛ぶ可能性があるからだ
運動なんかしないほうがいい
ゴルフ経済学
スポーツニュースであまりにもゴルフの映像が多いので考えたのだが
ゴルフ場会員権は暴落したものの
いまだにゴルフ場はたくさんあり
どうせ整備するのだからお客さんにはたくさん来てほしい
しかし基本無駄なものだし自然に欲求が溜まって吐き出すとかそんなものではないので
作戦が必要である
整備費や人件費を考えると100人でも200人でも同じようで
どうせなら宣伝してお客さんを呼んだほうがいい
多少過剰でも広告をするようになる
無駄なものほど公告しないといけない
そんなわけでスポーツニュースで盛んに広告することになる
羞明 まぶしくて困ること
羞明 まぶしくて困ること
テレビが眩しいと ひとりだけ言って 家族を困らせる
寝室は徹底的に暗くないと眠れない
疾患特異性はなくて 情報フィルターの不全の話などが分かりやすいが
症状としては面白い 聴覚系で羞明に当たるものと考えて 幻聴とか幻声、要素的幻聴などとも違う
テレビが眩しいと ひとりだけ言って 家族を困らせる
寝室は徹底的に暗くないと眠れない
疾患特異性はなくて 情報フィルターの不全の話などが分かりやすいが
症状としては面白い 聴覚系で羞明に当たるものと考えて 幻聴とか幻声、要素的幻聴などとも違う
味は記憶の反芻である
久しぶりに卵を10個買い
総てを卵ご飯で食べた
生卵
お医者さんに死ぬぞと言われた
とってもおいしいのだけれど
どうしてなんだろう
味覚は記憶の反芻なのだと思い至る
テレクラ
「テメー！ なに昼間っからこんなところに電話してきてるんだよ！ キメーんだよ！」
ひー、頭おかしい女キタ！ こういうトークバトルは求めてません！ そもそも、電話かけてきてるのはアンタでしょ。
----はあ、スミマセン。
「アンタ、パソコン詳しい？」
----は!?（なにそのジェットコースター展開）
「ウチのパソコン意味分かんないんだけど」
----は、はあ......。多少は詳しいんで相談に乗りますよ。
「アタシ、マザーボードも全然使えないしさ（キーボードのことだと思う）」
----あー、初心者だと難しいですよね。
「なんか電源入れるとジージー音がして......電波みたいな音がして......頭が、頭が痛くなるのよーっ！」
----電波!? 電波って音するんですか？
「うるせーんだよ！ お前が電波を出してるんだろ！」
（○○子?、今日の晩ご飯カレーでいい？）
「ちょ、ちょっと待ってて......。もう、今電話中なの！ 夕飯なんてなんでもいいから！」
（じゃあカレーの材料買ってきてよ）
「だから今電話中だって......」
（まったくアンタはそうやって全然家の手伝いしないんだから......）
は、実家!? 実家の電話であんなことをしてたの!?
「あ、あの、買い物行かなくちゃならないんで......それじゃ（ガチャ）」
脳の処理能力が低下
最近は
音楽を聴きながら
勉強するとか
あまりなくなったんですね
不思議です
脳の処理能力が低下して
マルチタスクが億劫になったのだと思います
逆に言うとこの世界に対しての適応がよくなったと言えるわけです
適応とはそんな程度のものかなと思います
パソコンメーカーサポート
サポートも相変わらず、見当はずれな回答ばかりです。
というような意見で
たしかにサポートセンターの人材の給料を考えると多くを期待してはいけないだろう
サポートも求めて値段が安いというのはあり得ない
あなたが経営者として、サポートセンターの人に時給いくら払いますか？
当てはめるだけ
正直、最初から言うことが決まっていて
当てはめているだけの人がいるわけです
クリエイティブなプロセスに喜びを見いだす人がどれだけいるか
また
その意味を感じ取ってくれる人がどれだけいるか
結果として
当てはめて終わり
当てはめられて満足
ーー
最近はネットなどで予備学習が終わっているので
そのレベルに合わせて話をするとすんなり納得して
そのレベル以上のことを言うと『違う』と思われることもあるようで
もう何も言いたくない
既婚者は非婚者より長命
既婚者は非婚者より長命であるという疫学調査もあります。
結婚することにより、情緒的サポートが得られる、健康的な生活習慣となる、経済的に安定するなどが
理由として挙げられます。
逆に配偶者との死別は人生最大のストレスとも言われており、離婚・離別も大きな精神的苦痛となる
ーーー
あかんではないか
結婚すると情緒が安定？ うそでしょう
結婚すると健康的な生活習慣？ そんなことはない。相手の不健康に合わせるだけ。
結婚すると経済的に安定？ 無職の女性はそうでしょうね。
男性は住宅ローン、妻、こどもという『三大不良債権』をかかえ、
さらに介護義務を4人に対して背負いというわけだ
配偶者の死別で女性は生き生きと長生きすることが、広く知られ、同時に渇望されている
ーーー
こういうレポートは既婚者がレモンは甘いと言い張っているだけで
意味なし
セルフエスティーム・自己評価
参考のために採録
高すぎる自己評価は誇大性を生じ、周囲と軋轢を起こしますし、
低すぎる自己評価は不安や抑鬱を生じ、不全感や劣等感に悩まされます。
華々しい活躍をされていた芸能人や政治家が、実は人知れず悩みを抱き続け、
突然、手記や告白を発表したり、事件や事故に巻き込まれたりすることがあるのは、
そのような問題を内在していたからでしょう。
表面上は何事もないかのように笑顔で振る舞っていても、
心の内ではずっと泣いていたわけです。
感情をそのまま表に出すべきではありませんが、
本当の気持ちを穏やかに表現することは精神的な健康を送る上で必要な行為です。
そしてあるがままの自分を素直に受け入れ、背伸びをせず、卑屈にもならず、
自然体で生きることが望まれます。
問題を一人で抱えきれない時は臆せず周囲の方々や心の専門家に相談しましょう。
ーー
これができないから苦しいわけだし
これを治療できないから苦しいわけだ
正直に言うとね
僕は２００階まで行きたい
「僕のイメージだとビルかな。目の前に２００階建てのビルがある。僕は２００階まで行きたい。早いのはエレベーターですよ。若い頃はエレベーターに乗って、あっという間に１０階、２０階と上がっていく。それが１００階に近づくとなぜかエスカレーターになるんです。しょうがないからエスカレーターに乗ると、今度は１５０階あたりで止まっちゃう。エレベーターもエスカレーターもダメとなったら、もう階段しかないでしょ。一歩ずつ上がって、休憩して、また歩く。２００階かぁ、まだ先だなぁ、とか言いながら（笑）」桑田真澄、Number第26巻26号
恋愛行動の科学
進化心理学によりますと、ヒトは数万年前の狩猟採集の時代より遺伝子がほとんど変わっていません。限られた食糧を元に、生き延びるための行動パターンができあがったと考えられています。そこで種の保存を主な目的とし、男女がお互いに求める要素は以下のように認められています (Buss D. Behabioural and Brain Science. 1989)。
男性→女性：年齢・容姿
女性→男性：地位・財産
身も蓋もない話ですが、いずれも子孫を繁殖するために有利となる事柄に相当します。女性の妊娠率は２０代前半：９３％、３０代前半：８５％、４０代前半：７１％ と加齢変化します(Menken et al. Science. 1986)。男性が女性の容姿で本能的に注目するのは「腰のくびれ」だそうです。ウエスト：ヒップ＝７：１０に最も惹かれ、この比率はエストロゲンの活性を示し、内分泌・循環器疾患なども少ないのだそうです。
一方、女性が男性に地位・財産を求めるのは、生活・養育費の保証を意味します。妊娠・育児期は、労働が困難となりますから男性の扶養に頼らざるをえません。この際、重要になるのは過去の記憶です。男性がどれだけ献身的に関わってくれたかが、配偶者選択を左右します。現代で言えば、女性を素敵なレストランへ連れて行ったか、記念日にプレゼントをしたかなどは妊娠・出産後の生活において男性がどれくらい援助してくれるかの目安になるわけです。
このように男女は種の保存、遺伝子の増殖を目的として恋愛行動をとります。しかし残念ながら恋愛心理は長く続きません。「３年目の浮気」とう歌詞があるように、燃え上がるような恋心もいつしか下火になり、他に目が向くようになってしまいます。最近の科学的知見によりますと、恋愛の賞味期限は12－18ヶ月、離婚は４年目に最多となるそうです。これは初期の恋愛が脳のドパミン活性により起きるものの、時間経過とともに自然減衰するためです。そして脳内はセロトニン優位となり、冷静な思考が戻ります。「この相手で本当に良かったのか？」という反駁した思考が生じるのです。更に離婚が４年目に最多となるのは、子供の養育に手がかからなくなるのが３－４歳だからという説もあります。生物進化学によれば、遺伝子は多様性を求めますから、同じ相手と複製を繰り返すよりも多くの相手と多様な遺伝子型を作るように働くわけです。
それではカップルは３－４年経つと必ず破綻するのでしょうか？そのようなことは実際にありません。人間は社会変化に伴い新たな夫婦形態を作りました。近代社会においては一夫一婦制が最も社会の安定・発展に寄与するという視点から、先進国ではどの国でも婚姻制度があります。浮気や不倫を姦通罪により取り締まる国もあります。そして「おしどり夫婦」という表現もあるように、心理学的にもお互いに相手を思いやる「積極的傾聴」や「受容・共感」といったスキルが夫婦間において推奨されています。更に、最近の脳科学によるとこのような「愛着」や「信頼」の心理はバソプレッシンやオキシトシンと言われるホルモンにより促進されることなどが分かってきています。
朝5時 奇妙なホラー映画
朝5時 奇妙なホラー映画にうなされて目が覚める
まだ暗い
アメリカB級映画
女2、男3くらいが出演
夢は急速に忘れるので思い出せないが
とってもホラーで嫌な場面がいくつか出て
いやだなーと思って映画を見ていると
次はあの場面になるぞというような流れになっていて
おっと、と思いそれを回避しようとする（まあ、夢だから）
やれやれと思っていると
今度はその前の場面が出て
そのまま漫然としていると回避したはずの、ホラーのひとつ前の画面になってしまいそうで、
それもさらに回避する
そのような回避が4人の場合に繰り返されて
しかし一人についてはどうしても回避できなくて
というか
ロジカルに回避しきれなくて
困ったもんだと思っているうちに
彼らはマンションについてきていて
なぜかあっという間にオートロックを突破し
しまったと思っているうちに目が覚めて
自分としても
ぜんぜんメモにならない
朝焼けの変化を見ながら過ごした
写真をとった
目で感じるほど画面は変わっていない
ラットレース
ラットレース
俺はラット
走りつづけるぜ
前歯折れても
前足捻挫しても
ちいせえ ちいせえ
走りつづけるぜ
ラットレースのご褒美は
メスラットと ご交尾
ちいせえけど どうでもいいけど
がんばるぜ
俺の脳の やる気系は
そうなってんだ
ーーー
注
脳のやる気系とは
脳の報酬系のことでドパミン系などを指す
ふつう、ラットのメスの発情期にメスを見ても
ヒトは何も感じないので
同じドパミン系が関係するとしても
他種のものには反応しないメカニズムがある
それが壊れている場合は
発情期のメスラットに反応する
NHK の編集者またはカメラマンの中に
多種の交尾に反応するヒトがいるらしく
経費を使い広くコレクションしている
教育目的で放送するのだが
奇妙である
晩年にいたり、わたくしはもう一度だけ激しい恋の想いに出会ったのでございます
その後、晩年にいたり、わたくしはもう一度だけ激しい恋の想いに出会ったのでございます
わたくしはねじ曲がった情熱に出会い発見し再び自分を見出しました
その頃の私は仕事に没頭すれば全てを忘れ、仕事以外では何も自分を満足させることができない
他人から見てもそのことが当然であるくらいの仕事の成功を手に入れていました
華やかな世界で、申し上げてみれば、この世界の歪な仕組みの全てを知り抜いて、
得する部分だけを秘密会議に集めて女王として振る舞い
一時の全能感を満喫する
そのようにして日々が流れたのでございます
どの世界にも存在するものと思います
わたくしは自分が年老いることを否認しておりました
また自分が女性であることを武器にしていることも否認しておりました
私は自分が年老いても醜くなっても関係ないはずと決め、それを信じておりました。
女である事を利用したことは一度もない、たとえば男の方のペンネームで書いたとしても
正当に価値が認められるはず、そう考えておりました
実に現実は恐ろしいのもで、時間はわたくしにも例外なく真実を突きつけたのでございます。
わたくしは正しい方法論で正しいことを提出しておりましたので
当然ですが私の次の世代の人間が同じように正しいことを行えば
同じ結論が出るのでございます。
そのことが私の誇りですが、実は私の終りの宣言でもありました。
ほぼ同じことを言わせるならば、新しく有名になった人のほうが、企画として目新しいというのでございます。
そうでございましよう。
わたくし自身、そのように企画してきましたし、仕方ございません。
わたしは正しいと信じるものしか提出しませんので正解は一つです
そうであるなら、正しい情報を収集して正しく推論すれば、同じ結論になってしまいます
毎年結論が違うはずもありません
わたくしは過去の人になりつつあったのです。
わたくしは地位を維持するために操作したほうがよかったのかと
今になって思うことがございます。正直に申し上げて、それはございます
そしてしばらく考えた後は、これでよかったのだと思います
それそれの方が必死に生きている
それぞれに正しいと思っている
それでいいのです
わたくしはわたくしで正しいと思うものを提出したのですから悔いはないのです
そのような仕事の曲がり角でわたくしはあの方にめぐり合いました
それは若い頃の一度の深い恋とも違う
しかしわたくしの心身全てを巻き込む台風のような激しさのものでございました
あの方はねじ曲がった情熱
それをなぜ受け止めることができたのか
そのようなことができたのもわたくしが日々を自分なりの限界までの懸命さで生きていたからだと
思うこともございます
ぎりぎりまで生きていたからあの方に巡りあえたし愛を発見することもできたと思うのです
失うときに出会う恋と言えばいいのでしようか
仕事も若さも未来の希望も失うとき
わたくしはあの方に出会い大切なものを頂いた
多分私はその方にわたくしの本当のプライドをいただいた
これは錯覚なのかもしれないが、自分としては、それまでの平面的なプライドの外側にある、
立体的なプライドを発見したと思うのでございます
それは激しいい恋の想いであると同時に
穏やかな日々の過ぎ去りでした
大げさな身振りなど何も無いのです
ただ控えめな、むかしの日本人がそこにいるのです
わたくしはただ昔の日本女性でした。
そのような地点に立ち、なお自分自身でいられたし、むしろもっと自分らしくなったとさえ信じられた
その頃はいろいろなこともありました
裏切りもあったらしいのですが
敢えて知りたいとも思いませんでした
その人たちも必死に違いないのです
わたくしを裏切り傷つけるなら自分を守る必要がありますが
わたくしにも見えるだけで
単なる景色だとみなすこともできる
そしてわたくしは景色だとみなすことに致しました
そのような概念操作を学んだのもその方からでございます
時間が止まってくれればいいのにと切ない思いで考えたこともございます
頼りない自分を恨んだこともあるのですそして貪欲な自分をも悔やんだものでございます
人生は二回り目に入り
二回り目のはじめにはあの方がいて私を導いてくれた
しかしまたわたくしはわたくしであの方を誘惑した
いまとなっては事態の全体をどのように区切ることも正当ではないけれど
男女の間のことだけで言うならば
激しい恋と言って充分なことが起こったのでございました
いい年をして、しかしいい年だからこそ、意識的に工夫して、
ちょうど完成された詰将棋のように
ぴったりの手順で玉は詰み
激しさと穏やかさを一晩のうちに味わうことになる
風がそよぎ、水音が聞こえる
そのようにあの方は現れ、過ぎていったのでございました
生きることはこんなに穏やかなことかと思いました
あの方と暮らした日々は
大切なありがたい思い出でございます
私の人生の中でもぽかぽかとした陽なたのような日々で
生きることはこんなに穏やかなことかと思いました
ごく普通程度の喜怒哀楽でございました
今思えばつまらないことに驚いたり喜んだりしたものです
幼かったのでございましょう
いろいろなことが新しく見えました
まわりがどこもキラキラ光っているさまは今でも思い出すようでございます
銭湯の帰りの沈丁花の香りやら
不忍池の柳を吹く風やら
恋愛は幾つかあってもそれは生活ではございません
その前もその後も恋愛は模様のようなものでございます
そのころの暮らしは生活の素地そのものがとてもいとおしい
そのように感じることは私の心の理想化でございましょう
現実には短く破れた生活でございました
でもなぜでしょう
わたしは破れたとも思わないし忘れたいとも思わないのでございます
あれはあれでよかった、とてもよかったと思うのです
笑止だとお思いでしょう、まさに甘いレモンの喩えのとおりです
レモンを思い出して私は甘いと綴っているのです
本当なのでございます
あのレモンは甘かった
あの方との日々は実に甘かった
愚かなわたしはあの方に尽くしました
報われないと予感しつつ尽くしました
彼はわたしを向いてはくださいませんでした
彼が向いていたのは世界の全部で世界の矛盾の全部でした
そのこととわたくしと比較などできるものではありません
わたくしに出来ることは尽くすことで彼は尽くされて当然でした
そして総ては世界の矛盾と不幸の解決のためでした
あの方の夢も破れ
わたしとの生活も破れ
総ては消えました
あの方はもうこの世に存在しておりませんので
わたくしが忘れてしまえば
思い出す人も誰一人いないと思います
あの内科の教科書の重さ
あのつまらない落書き、それが何の折のものか、わたくしは存じております
先輩からいただいたありがたいお手紙、そのときの喜びようもわたくしは記憶しております
若すぎて貧しすぎて希望ばかりが大きくて
夢を語って夜が過ぎました
すべての夜、わたしくしは彼によって全てを教えられ
彼はわたくしによって全てを教えられました
その刻印をわたくしは密かに誇りに思うのです
そしていま生きることはこんなに穏やかにわたくしを包んでいます
わたくしはあの方との日々を何度も生き直している
折につけ生き直している
あの方はそうした人生の内容をわたくしに与えたのでございます
旅行に出かけたことはほとんどございませんが
ただ鎌倉までの日帰りは何度かございました
あの方が由比ガ浜の浜辺に腰掛けて何か書いていたとき
ベレー帽の紳士が通りかかり
『詩を書いているのかい』と問いかけました
彼は照れて首をすくめただけでした
当時鎌倉に住んでいた有名な方でしたが
そのような出会いにもあの方は謙虚でございました
わたくしはいつも明るく元気で率直で直接的な、あるいは幼い役を引き受けていたと思います
わたくしがあんなにも明るく元気で幼くいられたのはあの時だけでございます
なにかというと高学歴インテリ女性といわれ
いいことはひとつもございませんでした
おおらかに包まれることの幸せはわたくしにとってはあの時だけでございました
さいわいここ最近の日々は彼の遺した言葉のあれこれに包まれて毎日を過ごしております
ありがたい事でございます
