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24時間の活動リズム復活 暗闇飼育のハエに光

24時間の活動リズム復活 暗闇飼育のハエに光

2011年3月1日

 地球上のほとんどの生物が持つこうしたリズムが、どの程度暗闇にいれば失われるのかを調べるのが狙い。

 ショウジョウバエは昼行性。チームは1954年から約1300世代(1世代は約2週間)真っ暗な中で飼育され続けているものを使って実験。

 このハエを3グループに分け、一つ目のグループは12時間周期で光に当てた。二つのグループはそれぞれ3・5時間、7・5時間、一度だけ光に当てた。その後3グループを再び暗闇に戻し、活動パターンを調べた。

 各グループとも光にさらされた時間帯を中心に約12時間、行動が活発になった後、鈍くなった。チームは約24時間の周期を取り戻したとみている。暗闇飼育中は不規則に活動していたと考えられるという。

 今福名誉教授は「本来持っている体内時計が働き始めるのではないか。人間で言うと旧石器時代の終わりに洞窟に入り、その後何世代も経た後、現世代が光を見てリズムを取り戻したことになる」と話している。


精神療法

精神療法は簡単に言うと精神が精神に影響を与えて
精神の病気を治すという治療である

そんなことが本当に起こりうるものだろうか?

それで治るものならば果たしてそれは病気なのだろうか?

精神のくすりは怖いと言うが精神療法は怖くないのだろうか?

精神療法家の言葉が患者の脳のドパミンを一個、出したり入れたりする。

トラフグノゲノム

トラフグノゲノムは4億baseでジャンクDNAがほとんど無い。しかし遺伝子の数は人とほとんど同じ。これはトラフグだけで他の魚はジャンクを多くもっている 

対照的なのがアメーバで人の200倍のゲノムをもつ。当然ジャンクだらけで「既にウイルスに乗っ取られた生物」であることを意味する 

トラフグの奇跡を説明するには2つの理論が可能 
(1)トラフグの先祖は、あらゆるウイルスの侵入を阻止する完璧な免疫系を獲得した 
(2)トラフグの生殖細胞は減数分裂の時にジャンクを排除することに成功した 

アンビバレントとスプリッティング

脳の構造としてはやはり
一番の基本構造は
下位機能を上位機能が支配し活用するという
重ね餅みたいな構造ですね

プログラムで言うとメインルーチンとサブルーチンが層構造で
重ね合わされるてる感じ

一番上のメインルーチンがセルフアイデンティティでしょう
(エレガントな解答)

ーー
すっきり層構造になっていれば
上下の関係ですから
コンフリクトも発生しないトラブルもない
命令が間違うことがあるだけだ

ところが層構造のどこかが崩れて
重ね餅のはずなのに、同じ階層に二つならんだとする

するとアンビバレントとかスプリッティングが起こる
(なに!といわれそうだが、そう考えてみる)
同じ階層に拮抗するセットが生じてしまうと
そのセット同士に連絡があってギュウギュウと押し合うのがアンビバレント
性欲と道徳とかですね
普通言う葛藤・コンフリクトタイプ

セット同士に連絡がなくて仲が悪い感じなのがスプリッティング
お互い連絡しないようにしている
マイルドだと人格障害のタイプになるしきついと解離性障害になる

もちろん部分セット同士にはいろいろな関係があるわけで
部分的にアンビバレントを起こしている場合もあり
部分的にスプリッティングの場合もある

スプリッティングの場合に
完全に連絡なしというのもあるが
どっちかは知っているけれどどっちかは知らないとかのタイプもある

そのタイプは私論としては
知っている方が上位の階層で知らないほうが下位の階層だと考えればすっきりする

階層が違ってもアンビバレントは生じるし
スプリッティングも生じる

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葛藤一般理論

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こういうタイプの葛藤を抱えて
お医者さんに来るのですが
どうすればいいか、結局本人に決めてもらう面もある

アンビバレントをいかに解消できるのか

「話すと長くなる」と事情を隠蔽
「家全体が崩れ落ちかねない」と恫喝
助けるというのに、「待て」という
「じゃあ、どうしろというの!?」という結論は極めて正しい

とりあえず痛みをごまかして根本解決を先延ばしにする麻酔薬
日本国の国債のような方法もある

妻を身代わりにするという卑劣な手段もある

しかし本格的解決策は
「話すと長くなる」に対して「全部話せ」と意識化、対象化、排出
「家全体が崩れ落ちかねない」に対して「くずれても建てればいいだけ、命が大事」と優先順位を提示
「待て」に対しては「待てばどうなるか」「待たなければどうなるか」をシミュレーション
これで行けそうである

しかし彼はそれを拒むだろう
意識化せず優先順を認めずシミュレーションもできず
錯乱した意識の中で「俺を愛しているか」とこの場面では意味のないことを語るのである









アンビバレントの汎化

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ハリネズミのたとえ

ハリネズミのたとえを思い出して
ハリネズミは「棘に刺されると耐えられない」「棘に刺されても平気」と
「寒いのが耐えられない」「寒くても平気」の二つの軸を分けて考えたらいいのだと思う
ニ分割と二分割で四つの領域に分割できる

1.「棘に刺されると耐えられない」+「寒いのが耐えられない」
2.「棘に刺されると耐えられない」+「寒くても平気」

3.「棘に刺されても平気」+「寒いのが耐えられない」
4.「棘に刺されても平気」+「寒くても平気」

の四つになる
分かりやすいのから行くと
2.「棘に刺されると耐えられない」+「寒くても平気」
は対人距離が遠い
遠いことを苦に思わない
シゾチーム
これはこれで安定型

3.「棘に刺されても平気」+「寒いのが耐えられない」
一体化の願望が強い。サイクロイド
これはこれで安定型

1.「棘に刺されると耐えられない」+「寒いのが耐えられない」
これは非常にアンビバレントでコンフリクトが発生する
しかし他人からみると棘はいや、寒いのはいやというのだから、交流の方法はある

4.「棘に刺されても平気」+「寒くても平気」
これは性格障害のタイプで周囲は振り回される
困ったときに、棘で刺すと言っても無効だし、寒くすると言っても無効で
取り引きができない

ーーーーー
これらは固定ではなく
個人の内部でタイプが変化する振幅もあると思う


                   刺されても平気  刺されるのは耐えられない
寒くても平気           アンビバレント    シゾチーム
寒いのは耐えられない     サイクロイド     スプリッティング

図にするとこんな感じ
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平均的な人は次のようになる
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「刺されるのは耐えられない」を軸にして「寒い」については移動すると考えれば
次のような性格の振幅になる
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さらに横方向の振幅を考えれば
次のような性格の人も成り立つ
簡単に名付けることもできないが
この範囲で
時と場面によって性格を使い分ける
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