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13億人は何を食べて何を着ているか

中国は13億人、世界の1/5として、
食糧、エネルギーその他の1/5を消費し所有しているか。

貧困がある。

しかしながら、中国は国全体として、かなりの成長をしている。
グレッグ・パラスト著 「金で買えるアメリカ民主主義」( THE BEST DEMOCRACY MONEY CAN BUY ) 。
アメリカ・西欧の大国・国際機関などの進めるグローバリゼーションにより、
世界中が危機状態にある。
日本も完全にそれにより国が危うくなっている。
「ごくごく一部の王様のような富裕層と奴隷のような民衆」
という社会構造を実現する政策。
すでに一部の賢者はこの政策が経済にとって失敗であったと認めている。
多くの西側の政治家・資本家たちによっていまも進められている。
リバタリアン。
その圏外にあるのが中国で、だから成長を持続できるという。

それは中国が資本をコントロールしているからだろう。
資本を市場に解放し、海外資本に解放すれば、
つまり、グローバリズムに向かえば、国家の根本は危機に瀕するだろう。
傀儡政権というが、リモートコントロール政府になるだろう。
メディア操作による政治支配の手法は確立されたように見える。
中国が、海外資本の参入の仕方を規制しているから、現状でとどまっているのだろう。
ハゲタカに食い荒らされる制度を作ったとき、すでに負けは確定していた。
自由に競争できる社会は、つまり、その社会を作った側が勝つ社会であって、
作られた側は負ける社会である。
誰が自分が負けるルールを作るだろうか。
つまり、グローバルスタンダードのルールを作ったのは、日本ではなく米英で、
利益を吸っているのは米英である。当然だ。

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4チャンネルで深夜に南京事件について

4チャンネルで深夜に南京事件について。
ある人が、南京事件にかかわった日本軍人の日記を探し歩いて、
収集し、比較検討し、事実の再構成を試みている。

どの人も立派な文章で簡潔に綴っている。

紹介されていた事実の一部は、
南京事件は二日にわたって実行され、
銃で大量に殺し、油で焼いて、そのあと揚子江に流したというものだ。

*****
再構成された事実は凄惨である。
インタビューに応じた元軍人も多数いる。
人間は悲しい。

一方で、その事を記す文章はどうだろう。
実に簡潔で明瞭である。

その一方で、ふるさとの妻子を恋しく思っている。
殺したばかりの中国兵も、やはり同様に祖国のために戦っているのであり、
妻子があるのだろうと書いている。
戦争はやめよう。

争いの根本にあるものは、
貧困であり、不平等に生き延びようとする意志だろう。
平等に貧困であることを我慢する意志があれば世界は変わるが、
それは、全員がそう思わなければ意味がない。
ハトの中にタカが一匹紛れ込んだらおしまいである。
蹂躙される。
平等に貧困であることを強制しようとすれば、
いつか来た道である。

もっと新しい社会のモデルはないものだろうか。

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中国解体の可能性

土台中国は、台湾、香港というシンボリックなものを抱え、
さらに発展途上の多民族が同居している国であり、
戸籍もはっきりしないし、遊牧民までいるのだろう。

ソ連が崩壊し、ロシアとその他になり、
世界は良くなったとも悪くなったとも、なんとも言えないようなところがある。

多分、同じような下部構造の変化による歴史の必然で、
またあるいは、同じような陰謀により、
やはり中国は分解するだろう。

土台、共産党政府としては、周辺国家を維持統一する理由がないだろう。

アメリカとイギリスが南米諸国を束ねているのと同じ手法で、
政治的に独立させて、資本で支配すればいいだけだ。
政治的覇権は必要ない。あるいは、政治の要点だけを握っていれば充分だ。
主要な産業を支配し、資本を支配していれば、
あとは時間がたてばたつだけ資本家が儲かる。
それだけのことだ。
しかしながら、その成長はあまりにも未来のことで、
今生きている人間にとっては、無意味な未来だと思う。
従って、米国も、中国も、ましてや他のどの国も、中国の周辺未開民族に興味はないだろう。

結局、争点は、中国が、米国と世界を分割するのか、
米国の下につくのかの問題で、
日本としては、いずれにしても、どちらかに、または、両方に、貢ぐことになる。

ぶつかり合っているのは、米英エリートと中国エリートであって、
他の誰も、他人のものを欲しがったりしていない。
他人のものを欲しがる二つの勢力がにらみ合っている。

それ以外に誰も、チベットの人民を銃で殺そうとは思わない。
そして、中国は、オリンピック前に、人殺しだと言われたくないはずだ。

チベットの人たちは、一体どうして自分たちがこんな目にあうのか、
仏陀に聞いてみればいい。

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チベットはタイムマシン

いろいろな解釈や憶測がある。
手元には朝日新聞と日経新聞が読まれないままで積まれている。

簡単に言えば、
ヨーロッパ諸国は、タイムマシンに乗って、
自分たちの過去を告発しているのだと思う。

奴隷制、
十字軍、
暗黒の中世、
魔女狩り、
そして極めつけは免罪符。
そしてまた、アメリカ大陸征服。
堀田善衛「ゴヤ」に一端が描かれている。

タイムマシンに乗って、
免罪符を売りつけた人たちを「矯正」して欲しい。
アメリカの原住民に人権の概念を教えて欲しい。

多分、中国人も、1000年もたてば、アフリカ人に人権を説教し、
アフリカ人に知的財産権を売りつけ、
アフリカ人に中国語を布教して歩くだろう。

英語は古典ギリシャ語みたいな位置づけになるだろう。
古典はギリシャ語、ラテン語、英語、中国語、という系譜になるだろう。

ヨーロッパ諸国が中国を非難するのは、
リンカーンがタイムマシンに乗って、
アリストテレスに、奴隷制はいけないと説教しているようなものではないか。

それぞれの発展段階があるのだ。
それを知恵深く折衷していかなければならない。

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検索

写真やビデオにつけた題名を検索しているだけで、
なんとも、情けない。

たとえば、脳は、
「今日あったあの人は誰かに似ている」
「そうだ宮沢りえに似ている!」
とひらめくことができる。

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天才について

天才とは、ニュートンと同じタイプの癖を持つ脳で、
それはまったく偶然にも、現在の自然法則と一致した。

この驚きをカントは記し、ローレンツが解いた。

自然法則が変われば、天才と呼ばれるべき一群は別の一群にシフトする。
また、たとえばコンピュータ化が極度に進化すれば、シフトする。

天才とは、環境への一致度によって測られる。
一致していなければ、エラーである。
しかし多数のエラーを用意していなければ、
人類としては生存できない。

トライアンドエラーの原則は貫徹されている。

*****
秀才とは、自然法則がどのように変わっても、
追随できる脳の持ち主である。
すばらしいが、追随するだけである。

*****
ハードディスクを多数連結すれば、知識の蓄積ができる。
あるいは、現在のインターネットは、雑多なものを含みつつ、巨大な知識の蓄積である。
博覧強記のすばらしさは、ハードディスクの量にあるのではなく、
検索技術が遥かにグーグルを超えている点にある。

グーグルを見ていてもつまらないが、
博覧強記の人を見ていると、実に楽しい。

*****
グーグルは、インターネットの中に生まれているのに、
ピラミッド型であり、かつ、資本主義型である。
早急に、真に人間知性型インターネット型の、検索が待たれる。

それは内的関連付けである。
あるいは偶然の連関を喜ぶタイプ。

偶発性に意味を見出すのも、知性である。
連句。

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