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乳製品の怖い話

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<<   作成日時 : 2007/01/21 22:03 

http://u171nt.at.webry.info/200701/article_5.html より 

■乳製品の怖い話し(目次)
 ★
給食で牛乳を強制するのをやめよう (2005/04/16)
(★
乳製品からできる麻薬は脳の発達を妨害する)(2005/04/16 22:14)
 ★
子どもの背筋力が低下し続けている(2005/04/21)
 ★
少年凶悪犯罪者の食事は牛乳が多い(2005/05/14)
カルシウムと牛乳を摂る国・骨密度の高い国に骨粗しょう症が多い(2005/6/12)
乳製品の各成分は,みな動脈硬化性疾患の冠疾患死亡率と強い相関がある(ほとんどすべての日本の子どもに動脈硬化がある).(糖質図3・蛋白図4・乳脂肪・カルシウム図5)(2005/7/10)
タリウム中毒事件に思う(2005/11/3)
タリウム中毒事件に思う-その2(2005/11/3)
広汎性発達障害とその類似疾患(自閉症・アスペルガー症候群・ADHD)は,精神療法と薬物療法ではほとんど効果がないが,牛乳と小麦を完全に除くと明かな効果がある(2006/2/24)
統合失調症にもグルテン・カゼイン除去が効く(2006/2/26)
カルシウムを摂ってはいけない(2006/3/4)
 ★
潜在意識に乳製品を刷りこむNHKの情報操作(2006/3/14)
 ★
マサイ族は牛乳で動脈硬化が起こる実証例(2006/3/25)
ビフィズス菌は大腸癌ができやすい腸で殖える(2006/4/16)
レバーや肉の鉄はがん・認知症のもと(2006/8/27)
動物蛋白は健康に害が多い(2006/9/10)
 ★
食育のたいせつさ(2006/10/10)
 ★
膏粱の疾(糖尿病)(2006/10/28)
 ★
なぜカルシウムを摂りなさいという指導がなされるのか?(食品科学は商業主義優先)(2006/12/1)
 ★
乳製品の怖い話し・クローン病(1) (2007/1/4)
乳製品の怖い話し・クローン病(2) (2007/1/4)
乳製品の怖い話し・クローン病(3)おいしい牛乳で生きている細菌 (2007/1/4)
 ★
パンドラの箱(真実を求めて失職した研究者)(2007/8/17)

そのほか上の記事を集めたものとして
 
乳製品の怖い話し・乳製品の怖い話し(その1)
乳製品の怖い話し・乳製品の怖い話し(その2)
乳製品の怖い話し・乳製品の怖い話し(その3)
があります

■ブログの目的
 
★子どもたちの急速な荒廃
 私は医師ですが、日常の臨床で、子どもたちのアレルギーが際限なくふえていく様子、箸の持ち方や身のこなしの自然な発達がみられない、体温の恒常性の異常、昼夜逆転などの生活リズムの乱れ、不登校児・学習障害児・発達障害児の急激な増加、根気や忍耐の欠如、キレル子・表情の柔和さの欠如など精神の寛容性の低下、ロート胸・脊柱側弯症・かみ合わせなどの骨骼の異常など、子どもたちが急速に荒廃し、生きる力が低下しているのを強く感じていました。そして日体大の正木教授の著書「新版・子どものからだは蝕まれている」(柏樹社,1990年)を読んで、それまで感じていた子どもが弱っていく理由の本質がつかめたような気がしたので、このブログを書きました。

 
■正木教授の指摘「新版・子どものからだは蝕まれている」(柏樹社,1990年)
(1)日本の子どもの異常は1960年頃から気づかれるようになった。
 
(2)これらの異常は、公害や運動不足のない「のどかな農村部」を含めて、全国で一様に起こった。
 
(3)深部感覚など自然な発達が見られない。(発達の障害と老化あるいは退化)

 
★(1)日本の子どもの異常は1960年頃から気づかれるようになった。
 具体的には[遠足で最後まで歩けない。太りすぎの乳児の増加。仕事を一日中続けられない若年労働者の出現。視力の低下。背中ぐにゃ(背筋力の低下)
(図)=(正木教授は、背筋力の低下した子どもは大脳前頭葉の機能低下がみられると指摘しておられます)。ちょっとしたことで骨折。成人のように肩こり・頭痛・腰痛がある。朝食を食べない]など。
 【背筋力の低下・骨骼の異常】
 このブログでは[■
子どもの背筋力が低下し続けている]で背筋力の低下に歯止めがかからないことを述べました。また『背筋』や『脳』は伝統医学では『腎』という臓の経絡が支配しており、『腎』は睡眠リズムなど体内リズム・体温調節・生きる力・体質などに関わっているので、子どもの異常の本質は『腎』という臓の弱りであろうと指摘しました。伝統医学では『骨』は『腎』の経絡が支配しており、子どもが骨折しやすくなったのも、最近ロート胸・脊柱側弯症・かみ合わせなどの骨骼の異常が目立つのも、『腎』の弱りと思われます。[■食育のたいせつさ]でこれを指摘しています。
 ハーバード大の現代医学的データでも、乳製品の摂取で骨折が増えるのですが、これについては[■
カルシウムと牛乳を摂る国・骨密度の高い国に骨粗しょう症が多い]、[■カルシウムを摂ってはいけない]、[■なぜカルシウムを摂りなさいという指導がなされるのか?(食品科学は商業主義優先)]などで述べました。つまり、現代医学のデータも、乳製品が伝統医学の『腎』の機能を障害するということを支持しています。

 【脳の機能低下】
 脳の機能低下は、乳製品のカゼインという蛋白からできる、カゾモルフィンという麻薬様物質が関与している可能性があることを[■
給食で牛乳を強制するのをやめよう][■タリウム中毒事件に思う][■タリウム中毒事件に思う-その2][■広汎性発達障害とその類似疾患(自閉症・アスペルガー症候群・ADHD)は,精神療法と薬物療法ではほとんど効果がないが,牛乳と小麦を完全に除くと明かな効果がある][■統合失調症にもグルテン・カゼイン除去が効く]で指摘しました。
乳製品の蛋白カゼインからできるカゾモルフィンという麻薬様物質は、広汎性発達障害患者の尿中で90%近くに検出され、注意欠陥障害・統合失調症などの患者にも見られ、乳製品をやめて2年経ってもまだ尿中にみられます。つまり普通の脳内麻薬とちがって,分解できず蓄積して脳を障害するのです。小麦も高蛋白食や動物食があると麻薬(グリアジノモルフィン)をつくります。米や大豆は麻薬が全くできないのです[■
給食で牛乳を強制するのをやめよう]。日本は犯罪も少なく世界一安全な国だと言われていましたが、日本食がよかったのでしょう。これは[■食育のたいせつさ]で指摘しました。少年凶悪犯罪者の食事は牛乳が多いことを、[■少年凶悪犯罪者の食事は牛乳が多い]で指摘しています。

  政府は6月15日午前の閣議で、2007年版「障害者白書」を決定しましたが、精神障害を持つ人の数は05年に約303万人となり、02年から約45万人増え、初めて300万人を超えたことがわかりました。疾患別では、そううつ病などの「気分(感情)障害」が増加し、33.3%で最も多かったのです。NHKスペシャル(6月25)でも、30代の働き盛りでうつ病が激増していることが、報道されていました。
 この原因として、乳製品と小麦からできる麻薬様物質も可能性があり、中枢神経系のセロトニン・ドーパミン・ノルエピネフリンレベルを抑制するので、うつ病のような状態をつくり得るのです(Hallert C et al. 1982)。そして
この麻薬様物質は、程度の違いはあれ、誰にでもできるのです(Husby S, et al. 1985)。
 世界では、WHOの国際精神分裂病パイロット研究 (IPSS;1979)、重度精神障害の転帰調査(DOSMED;1992)のデータベースを用いて、統合失調症の転帰並びにうつ病罹患率と、国際的な食物摂取のパターンの違いとの関係が検討されましたが、乳製品の摂取量の増加はうつ病罹患率の増加と相関し
(乳製品を摂るとうつ病が増える)、デンプン根菜(澱粉質の芋類)の摂取の増加は、うつ病罹患率の減少と相関したのです(Peet M, 2004)。
 このように、乳製品は伝統医学の『腎』が支配する脳を障害し、脳の機能を脆弱化させる心配があるのです。現在の日本では、脳が発達する時期に乳製品を摂るため、今後精神障害が激増するとおもわれます。

 
★(2)これらの異常は、公害や運動不足のない「のどかな農村部」を含めて、全国で一様に起こった。

 
【全国で異常が起こった理由は、学校給食で全員に乳製品を食べさせたため】
 この問題を科学的に明かにするには、早急に乳製品の全くない育て方をしたグループと、比較検討する必要があります。
 つまり、現在の識者はこれらの問題を全く考慮せず、ゲームが原因とか、夜型の都市生活とか、運動するスペースの不足とかを原因として挙げますが、ゲームもない時代に、運動が自由にできる、夜間も明るくない農村部にも異常が一斉に生じたのです。だから識者の指摘が本質を捉えているとは思われないのです。
 私は、1952年の学校給食の脱脂粉乳あるいは牛乳の、全国一斉の導入がその原因として最も可能性が高いと思っています。マンチェスター大学のシーリ博士は、食餌の変化がデータに現れるまで、約8年かかると言っているのです。
 このブログでは[■
子どもの背筋力が低下し続けている][■食育のたいせつさ]でこれを述べました。脳や背筋は『腎』という臓が支配しており、乳製品の主要な蛋白カゼインから麻薬様物質カゾモルフィンができ、神経系の発達を障害するからだと思われます>[■乳製品からできる麻薬は脳の発達を妨害する]。

★(3)深部感覚など自然な発達が見られない。(発達の障害と老化あるいは退化)
 つまり、子どもが何もしないでも自然に発達する機能がなくなったのです。

【発達障害と老化あるいは退化】
正木教授は著書の中で「現在の日本の子どもは、大脳・神経系・感覚系が自然に発達せず、発達にゆがみが生じ、あるいは退化している
(図)。このような変化はこれらの機能が最も発達する子どもの時代にあらわれており、対策に取り組んでも事態はよくなるどころか、変化のテンポが速くなり、異常の範囲が広くなり、子どもの問題が今や思春期や青年期の問題に進行している」と述べておられます。この15年余りで児童虐待は約30倍にもなっているのです。
 生長発達と老化は伝統医学の『腎』が支配していますから、やはり子どもの荒廃と『腎』が関わりがあると思われます。脳の機能の退化については[■
食育のたいせつさ]で触れています。また子どもの老化現象として、[■乳製品の各成分は,みな動脈硬化性疾患の冠疾患死亡率と強い相関がある]で、10代の日本の子どもの97,9%に動脈硬化があり、乳製品が動脈硬化と強い関係があることを述べました。また[■マサイ族は牛乳で動脈硬化が起こる実証例]では、ほとんど発酵乳だけで生活しているマサイ族では、40歳以降で米国高齢者なみの、広汎な重度の動脈硬化があることを述べました。また牛乳摂取によって早熟化(初潮年齢の低年齢化)が起こったことを、[■ビフィズス菌は大腸癌ができやすい腸で殖える]で述べました。

 
■子どもたちの精神性の劣化
 なぜ子どもたちに柔軟性や寛容性がなくなったのか、生長や老化の異常が起こるのか、[■
膏粱の疾(糖尿病)]で、伝統医学からみた日本の子どもたちの現状を述べています。

■カルシウムを摂取することは健康によくない
 ヒトの母乳には、カルシウムが野菜より低いレベルしか含まれていません。WHOもカルシウム摂取が少ない国に骨粗しょう症が少ないことを「カルシウムパラドックス」として指摘しています。またカルシウム摂取の多い国は動脈硬化が多く、乳製品のカルシウムは心血管疾患死亡率と強い相関があることを述べました。[■
カルシウムと牛乳を摂る国・骨密度の高い国に骨粗しょう症が多い]、[■乳製品の各成分は,みな動脈硬化性疾患の冠疾患死亡率と強い相関がある]、[■カルシウムを摂ってはいけない]などで指摘しています。

 また健康に悪いカルシウム摂取がなぜ勧められるのかについて[■
なぜカルシウムを摂りなさいという指導がなされるのか?(食品科学は商業主義優先)]で述べました。カルシウム摂取が骨粗しょう症を減らす、という科学的証拠は存在しないことを指摘しています。食品の科学的研究では、科学が無視されたり、根拠がなかったりすることは日常茶飯事です。

■乳製品が健康によいという、科学的データはない
 「乳製品(ヨーグルトを含む)が健康によい」という、科学的検証に堪えるデータは存在しません。
 乳製品の研究が、科学的に正当なやり方で行われていないことは、
なぜカルシウムを摂りなさいという指導がなされるのか?(食品科学は商業主義優先)で説明しました。
  ここでは、米国が無視する「疫学研究」のほうが、研究の出発条件が誤っていないことから、米国が重視する「計画研究」や「症例対照研究」よりも、より真実を反映するのではないか?ということを指摘しました。
 乳酸菌についても、菜食の国では腸内細菌が乳酸菌中心でがんが少ないが、西欧食(肉や乳製品)を摂取すると、バクテロイデス属とビフィズス菌が殖えて、大腸がんの危険性が4倍になることを、[■
ビフィズス菌は大腸癌ができやすい腸で殖える]で述べました。またこの項では、日本人が西欧食を採り入れると、乳癌・多発性硬化症・アルツハイマー病・早熟が増加したことも述べました。
 シーリ博士のWHOのデータでは、心血管死亡率は乳製品消費と最も密接に相関しました(Seely, S. 1981)。

 
■動物蛋白は健康に害が多い
 動物蛋白は、少しの摂取でも、血中コレステロール値を増加させ、すべての成人病が増えることは、[■
動物蛋白は健康に害が多い]で述べました。鉄も動物食品のヘム鉄が、組織の活性酸素産生を触媒して、認知症・動脈硬化・がんにつながることを述べました[■レバーや肉の鉄はがん・認知症のもと]。
 コーネル大学とハーバード大学の専門家は、動物蛋白を摂ると冠疾患死亡率が増加することで合意しています(Hu & Willett, 1998; Campbell et al. 1998; Geissler 1999)。
 動物蛋白は、骨粗しょう症の骨折率や、骨損失率を増加させることも述べました[■
なぜカルシウムを摂りなさいという指導がなされるのか?(食品科学は商業主義優先)]。コーネル大学栄養学のキャンベル教授は、動物蛋白が免疫系、さまざまな酵素系、発癌物質の細胞への取り込み、あるいはホルモン活性などに危害を及ぼすと言っています[■動物蛋白は健康に害が多い]。

 なぜ植物食にすると健康になるのでしょうか?それはヒトは本来草食動物の消化管を持っているからです[■
動物蛋白は健康に害が多い]。
 
■畜産は環境を汚染し破壊する
[■
乳製品の怖い話し・クローン病(1)]では、地球温暖化の最大の原因が畜産であり、自動車よりも温室効果ガスを排出することを述べました。
 またこの項では、畜産特に酪農によって、比較的新しいウシの病気『ヨーネ病』が増加し、それに伴ってヒトの『クローン病』が急増したことを述べました。
[■
乳製品の怖い話し・クローン病(2)]では、ヨーネ菌(MAP)が高度に有意に(その存在が偶然である可能性はほとんどない)、クローン病の腸組織に存在していることと、この細菌の性質について述べました。MAPは湖水のアメーバの中や、牧場周囲の動物・ハエやゴキブリなどの昆虫・ミミズに広く浸透しており、熱水や塩素の入った上水道でも生きている、極めて頑丈な細菌なのです。またその頑丈さや生存能力は、人間の集約的酪農などの活動によって強化され、環境に広く伝播したのです。
 [■
乳製品の怖い話し・クローン病(3)]では、『おいしい牛乳』などの殺菌法では、MAPが完全に死ぬことはなく、また空気や水のMAPの汚染によって、クローン病が多発している事実を述べました。またこの項では、MAPによる小児のリンパ腺炎が、5年後にクローン病に進展した症例について述べました。

■結論

★乳製品は世界の大部分の人が摂らなかった食品(?)
 権威ある大学の科学論文や、科学的に価値のある論文を調べますと、乳製品は健康に悪い可能性が極めて大きいのです。
 ヒトは植物食を採用すると、引退のない『長生き村』のように、成人病の予防ができます。これは科学的に非常に価値が高いと思われる『中国研究』で明確に示されました。
 この研究を指導したコーネル大学のキャンベル教授は、西欧の研究は基盤に動物食の高度な混入があり、これはヒトの生理や代謝にあわないもので、データとして不適切な結果が出るだろうと言います
(西欧食社会の食品や栄養に関するデータは、健康の指針としては不適当である)
 もともと、哺乳動物は必ず離乳し、絶対に離乳後に乳を食べないのは、離乳期に乳の糖質を分解できなくなるからです。自然は離乳を想定しているのです。また哺乳動物の乳は、種特異性があり、他種の動物の乳は、その動物の生理に全くあっていないのです。だから地球上の大半の人も乳製品を食べていませんでした。自然の摂理に抗して食べた人たちは、作物ができない地域の人々だけです。

母乳が出ない人はどうするのか?という質問があるでしょう。でも私の経験では、菜食にし、更に未精製の穀類(玄米や雑穀)を食べると殆どの人が、乳が出るようになります。乳が出ないのは生活習慣が誤っている(動物食が多い)からです。
 乳製品が導入されてから、幼小児の便秘が異常に増えましたが、菜食にすると便秘が改善されてきます。これも同じ現象だと思われます。

★地球と人の健康が破滅するまったなしの危機的状況
一方で、21世紀の栄養の努力目標に関する国連委員会(2000年)は、今すぐに世界中の人々が植物食中心のライフスタイルにしないと、10億人の子どもたちが飢えで、恒久的なハンディキャップを負うだろうと言い、また畜産が地球環境を破壊する最大の要因で、これも今すぐ対処しなければならない、待ったなしの課題だと危惧しています[■
乳製品の怖い話し・クローン病(1)]。今すぐなんとかしないと、地球の健康も、ヒトの健康も破滅してしまう恐れがあるのです。
 世界がん研究基金は1997年に『包括的展望(A Global Perspective)』を発表しましたが、低精製の穀類を含む植物食中心の食餌を採用すれば、がんの60~70%を減らすことができると言いました。コーネル大学のキャンベル教授は、このような食餌で、米国の健康管理費用を単年度で1200億ドル節約できるだろうと言います。日本は医療費が32兆円にも達していますが、破綻はまったなしのところまできています[
動物蛋白は健康に害が多い]。
 種々のデータは、乳製品が伝統医学の『腎』を障害することを示唆しています。私の近くの小学校でも、昨年(2006年)やはり背筋力が低下しました。つまり、生きる力・精神の強さ・骨骼の健全さが失われつつあるのです。私の外来に来られた、既に退官された年配の保育士さんが、「私が保母になった頃は、自閉症や学習障害児をみることはなかったのに、現在その保育所では5人に1人にこれらが見られる」と言っておられました。全国的にも発達障害は増加していると思われ、養護施設がパンク状態のようで、これも日本滅亡待ったなしの状況です[■
食育のたいせつさ]。

 ★牛乳にメリットがあるか?
 日本食は世界でも有数の健康食です。伝統的な日本食で子どもを育て、乳製品を排除すれば、また自然に発達する生き生きとした子どもが帰ってくるはずです。
  中国では日本で体格がよくなった時期と同じ時代に(1950年から1980年)、
ほとんど菜食で(もちろん乳製品はない)、日本と同じような程度の体格の改善を見たということです(サイト)(Piazza A. 1986)。つまり、「牛乳がなければ日本人は大きくなれなかった」と言うことはできないのです。
 カルシウム摂取が骨を強くすると信じている人も多いでしょうが、カルシウムを摂取する国の人々は骨折が多いのです。つまり皆が信じていることは盲信です。カルシウムを摂っても骨の伸びに影響がないことも確かめられています。牛乳で手足が長くなると盲信して、自然に抗して肉体改造をしようとする人がいますが、これは何の保証もありません。私の観察では、牛乳をたくさん飲んでもただ太っただけで、足の短い人もたくさんいますし、全く牛乳が飲めなかったのに、手足がのびのび生長した人も多いように思います。ある高校生でアレルギーになったので牛乳をやめさせたら、11ヵ月で12cm身長が急に伸びた子もいました。これらの観察から、どうしても身長を伸ばしたい人は、肉無し野菜炒めを食べると牛乳よりも効果があるようです。ヒトの生長には蛋白もカルシウムも必要でなく、カロリーが必要であることが分かっているからです。ただ油の料理は10歳以下の子どもには負担が大きいから注意が必要です(牛乳の負担とは比べものにならないほど少ないが)。
  盲信によって、15年余りで児童虐待が30倍にもなるような、精神の荒廃と狂気の乱造を招く、効果の保証のない牛乳による肉体改造を皆さんは選ぶのでしょうか?
 西欧の文明や科学は、自然を支配してねじ曲げようとします。東洋の文化は自然を受けいれて、それと調和する伝統をもっています。自然に抗して精神を破壊する(悪魔に魂を売る)肉体改造の行為をメリットというのでしょうか?
(貴重な廣瀬敏之氏のコメントに答えて)

 ★健全な精神を回復する決め手
 戦前、東北大学の近藤正二教授が納豆給食をしたら、子どもの背筋力が非常に強くなったそうです。つまり精神や生きる力が強くなることが期待されます。明治維新を成し遂げた英傑は、子どもの頃乳製品を摂っていなかったと思われます。乳幼児期あるいは小児期の給食の牛乳はやめて、いますぐ豆腐や納豆・味噌汁にすべきです。
 もしこのまま、脳や神経が発達する胎児期・乳幼児期・小児期・思春期に乳製品が与え続けられるなら、この歯止めのかからない背筋力の低下から見て、
「日本は必ず滅亡するほかはない」と私は確信しています。


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