SSブログ

ビジランス

注意を張っているというのがビジランスだと英語の先生が言っていた

ーー
事態に即応して臨機応変に対処するというのが
そんなにも難しいのだと痛感する

たぶんそれが人間の脳の一番高級な部分なのだろう

従って、壊れるときは、そこが壊れやすい

ーー
官僚的組織で、そこは自分の担当ではありませんからと言ったりする

その事情も分からないでもない
たとえば目の前で血まみれになって倒れている人を助けてあげたいけれど
助ければ、本来の救助部隊から、苦情が出る
苦情を言う側も充分に柔軟ならば問題はないのだが
その部分が臨機応変の判断ができなくて
硬直化した判断だと
こちらがわの、自分だけの判断では動けなくなってしまう。

ーー
老年化して判断が鈍るひとつの局面は
注意の範囲が狭くなることだ

総合的判断ができなくなる

一度に複数の事ができない
複数のことを見はることができない

突然の事態に対応出来ない

何が起こっても同じ行動をしている

ーー
臨機応変はクリエイティブな側面を含む

そこには「思いつく」という「楽しみ」がある


共通テーマ:日記・雑感

理由のない抑うつ発作

理由のない抑うつ発作というものがあると思う

何にでも理由がある訳ではない


共通テーマ:日記・雑感

ペンギンは進化の途中なの?

ペンギンだって進化の途中に違いない

でも
どんな方向に向かっているんだろう

あの羽根は邪魔だろうと思うな


共通テーマ:日記・雑感

結果を出せという前に、リーダーがやるべきたったひとつのこと

結果を出せという前に、リーダーがやるべきたったひとつのこと
(組織の成功循環モデル)

成功循環モデルは、組織に成功をもたらす基本的な考え方です。

グッドサイクルとは、まず人間関係の質を高めるところから始めます。
関係の質を高めるとは、相互理解を深め、お互いに尊重し、一緒に考えることです。
ここからスタートすると、メンバーは、自分で考え、行動するようになり、結果として、成果が得られるようになるのです。 

反対に、バッドサイクルは、結果を求めるところから始まります。
しかし、成果が上がらないと、対立や押し付け(他責)、命令が横行するようになり、関係の質が悪化します。
もしかすると、一時的に成果が上がるかも知れませんが、メンバーが追い詰められて出した成果に過ぎないので、持続せず、結局、同じサイクルに入ってしまいます。 
関係の質が悪化すると、メンバーは考えることをやめてしまい、受身になってしまうため、仕事がつまらないと感じるようになります。
受身ですから、当然、自発性や積極性が生まれるわけもなく、さらに成果が上がらなくなるのです。
景気の悪い時や、リーダーが独りよがりになっている時には、特にバッドサイクルに陥りがちになります。 
遠回りをしていると感じるかもしれませんが、何よりもまず、人間関係の質を高めることが、成果を持続的に出していくための近道であり、メンバーに対して「結果を出せ」と怒鳴り散らす前に、リーダーがやるべきたったひとつのことなのです。



共通テーマ:日記・雑感

知性病と感情病

1.昔から、妄想系と感情系は何となく別かなと思いつつ、
知性の病と感情の病と分類しようとすると、
くっきりと分けられない人が多いことがわかった。
最近の統計では20パーセント程度から多いものでは50パーセント超えている。
これでは病気の本質をとらえていないし、
結局診断にならない。

2.そこで、長期経過をもとにして分類することになった。
長期的に次第にレベルダウンするものと、すっきり元に戻るものの二つに分けて、
早発性痴呆と循環病と名付けた。

3.長期経過を話せる人はいいけれど
若い人は経過がわからないから
この方式では診断ができない

4.最初は知性の病が長期にレベルダウン、感情病が循環型と考えられたが、
すっかり元に戻る知性の病もあり、長期的にレベルダウンする感情の病もあることが明白になっている。

5.最初は、長期レベルダウンと循環型の分類と知性の病と感情の病が重なるのではないかと
期待されたのだが、どうもこの二つの軸は別々のものらしい。

6.確かに、症状は病理の場所を主に反映していて
たとえば、前頭葉症状と、中脳辺縁系症状などが考えられる。
一方、長期経過は病理の本質を反映していて、
たとえば、がん、血管障害、神経変性疾患などが考えられる。

7.そうなると実際の話、なにをどのように診断して治療したらいいのか、
大変難しいことになる。





共通テーマ:日記・雑感

韓国 ネット自殺の防止対策

【5月20日 AFP】韓国政府は20日、ネットで知り合った人びとによる集団自殺がこの数週間で20人に達していることを受けて、ネット自殺の防止対策を発表した。

 韓国の保健福祉家族省は、韓国国内のインターネットポータルサイトに対し、自殺を推奨するウェブサイトを排除するだけでなく、自殺を推奨するような書き込みを検出して削除するシステムの改善を要請すると発表した。

 また、警察もサイバー監視班を強化して、自殺に関連したウェブサイトやブログの運営者特定に取り組むという。

 韓国は、2007年の自殺率が経済協力開発機構(Organisation for Economic Cooperation and Development、OECD)加盟国中で3番目に高く、10万人あたり18.7人が自殺した。(c)AFP


共通テーマ:日記・雑感

眠る薬を増やしてもよく眠れない

眠る薬を増やしてもよく眠れない
そんなこともよくある

まず第一はストレスコントロール、睡眠環境のコントロール
第二は熟眠感がえられないのか、実際に睡眠時間が短いのか、あるいは睡眠の質が悪いのか考える
第三は私なら漢方薬などで対策を考える

眠る薬を増やしてもよく眠れないということは
睡眠にも問題が出ている状態で
原因は身体・心理・状況全体にあることがある

環境の問題も大切で
いろいろ考えたい

睡眠がとれないのでアルコールが増えてしまうという人もいるが
もっと合理的にコントロールすれば
肝臓を悪くすることもなく睡眠を改善できるはずだと思う

共通テーマ:日記・雑感

雲はみな はらひ果てたる 秋風を 松に残して 月を見るかな 

雲はみな はらひ果てたる 秋風を 松に残して 月を見るかな 
                藤原良経(ふじわらよしつね) 

(くもはみな はらいはてたる あきかぜを まつにのこして
 つきをみるかな)

最初は 秋風が松に残るというのは何のことかと考える
秋風が松のあたりに引っかかっているというのかな

雲をすっかり払ってしまった秋風
その秋風が松に残っている
そして澄んだ月を見る

秋風が雲を運んで行ってしまってくっきりとした月なのだろうが
やはの「松に残して」はよく分からないと思っていたら
これは家康が義経に関して何か言っている歌なのだという

徳川家康は武士が読書する目的は身を正しくせんがためであると言って、
源義経が滅んだのは歌道に暗く「雲はみなはらひ果てたる秋風を・・」の
古歌の意味も知らずに、身上(しんしょう)をつぶして平家退治に没頭した
ためと言っているらしい。

雲はみな=敵、辛いこと。
はらひはてたる=取り除く。
秋風を=味方。軍資金とか有能な部下、作戦、知識・・などなど。
松に残して=味方が育つまで忍耐強く待つ。
月を見る=勝って心地よい気分になる。

つなげると
戦いに勝つにはそれなりの作戦が必要である。
敵の内情をさぐり内部の分裂を策し、敵の勢力を分散させる一方、
我が陣営は一人一人の志気を高め一つにまとめて戦いに望むことが大切だ。
勝てる体勢になるまで待って戦いを仕掛ける。
そうしたならば勝利して心地良い気分を味わえるものだ。
という意味なのだそうだ。

分かるわけないじゃん。

秋風が雲をきれいに掃除してくれたから月がきれいでいいな

というだけかと思います

和歌は小さなきれいを小さく歌う、そんなものと思いますが。


共通テーマ:日記・雑感

親とうまくいかない場合

誰にとっても親との関係は世界で一番古くて長いつきあいだ
しかしうまくいくとも限らないもので
古くて長くていろいろ知っているからうまく行かないものだし
生育環境そのものだったのだから子どもにすればいろいろといいたいこともあるものだ

しかし自分が親になってみれば
親はありがたいものだとしみじみ思う次第で
それまではなかなか分からないものと思う

親とは遺伝子が似通っているということもあり
なおさらぶつかる場合もある

不思議なことだ

共通テーマ:日記・雑感

DSM

DSMは改訂のたびに「オヤオヤ」と思わせてくれるところがあり
話題の中心になる
DSM-Ⅴは発表前にすでに話題になり、すでに厳しく批判されている

学問的と言うよりも
むしろ政治的な話題

DSMは、これを元にして、データを集めて、
疾患の分類と原因を考えていこうというものだったけれど
分かったのは
疾患の分類でも原因でもなくて
「DSMは無駄だ」ということだけだった

Winでも上位互換性くらいは配慮しているのに
それさえ、ない


共通テーマ:日記・雑感

対人関係の傷付きと過敏

対人関係に過敏な人の一部は
やはり対人関係で傷ついた経験があり
そのことが原因になって過度に敏感になっていることはあるのだと思う

自転車を自然に乗るみたいに
すいすい行けばいいのに
いちいち考えるものだから
そのことが相手に奇妙な印象を与えてしまう


共通テーマ:日記・雑感

古い地図

これを新しくするのは面倒







共通テーマ:日記・雑感

多くを手に入れてすべてを失う

多くを手に入れて
すべてを失う

それが人生の要約


共通テーマ:日記・雑感

統合失調症の経過

統合失調症の経過の観点から言えば
似ているのはプリオン病とかエイズとかなのだろう

長い潜伏期の後に
発病し長期の経過をたどる脳の病

ーー
昔は内因性精神病という言い方があって
統合失調症と躁うつ病がそうだと言われていた

内因性というのは
微妙でよく分からないのだが

外因でもなく
心因でもなく
遺伝性でもなく
内因性なのである

目覚まし時計がひとりでに鳴るように発病する
などと言った人もいたけれど
何のことか一向に分からないのだった

多分ドイツ人と日本人の50歳以上くらいでないと
理解を示さない
ということは多分間違っている

ーー
まあ、そのように、否定的な構えを見せて老いてのことだけれど、
やはり内因性論議の場面でも、
統合失調症と躁うつ病は並列されているのである。
とてつもないことだ。

いまではあり得ないことだと思う。

いまでは
当然のことだけれど
統合失調症と躁うつ病またはうつ病の可能性がある場合、
統合失調症の可能性をまず考えて対処しなければならないのだ

まったく並列ではない

ーー
リンゴかオレンジかという議論は並列の議論である

リンゴとオレンジのあいのこというものはないと思う

しかし
リンゴと紅い木の実ということならば
統合失調症と躁うつ病の関係にやや近いのかもしれない

リンゴには緑色のもあるし紅いのもある

紅い木の実にはいろいろあって
範囲を広げればミカンも入らないでもない

ーー
いや、さらに言えば、
統合失調症と躁うつ病は
リンゴと虫に食われた木の実というような感じかもしれない

並列なんかできないし
比較もできない

リンゴも虫に食われることがある
それだけだ

それ以上何も言うことはない

ーー
しかしまたそう簡単でもない

統合失調症の薬はドパミン系で
うつ病の薬はセロトニン系だとか
対比させれば、また再び対比型の理解になる

DSA(第2世代抗精神病薬)なんていう薬は、
陽性症状の他に陰性症状にもよく効いて、
抑うつ、閉じこもりを改善するというのだから、
陰性症状と抑うつを鑑別するなんて無用のことらしい





共通テーマ:日記・雑感

リラックマは何を食べるのか

20100305.JPG

これ

201002201.JPG

ちょっと大きすぎた


共通テーマ:日記・雑感

レジの現金がぴったり合ったの

あのね、きょうね、
レジの現金がぴったり合ったの

みんなでね、びっくりしたの

リラックマしてねむれます


共通テーマ:日記・雑感

おとうさん、眠れないの?

おとうさん、眠れないの?
2週間以上不眠が続くようならうつかもしれませんよと
駅のポスターに貼ってある

いい面もあり
悪い面もある

いい面はもちろん
うつの早期発見で
ひいては自殺の予防である
新橋の駅にたくさん貼ってあるのは
新橋のサラリーマンの自殺を防止したいからだろう

悪い面はうつの本質が分からなくなることである

本質を議論している間に
自殺者は増え続け、または減少しないで来たわけだから
本質の議論の場合ではない

ーー
しかし
物事が分かるということは
どういう事なんだろうとも思う

自転車に乗れる人が
自転車の乗り方他人にうまく説明できるとも思えない

数学の問題の解き方についても
最初の発想がどうなのか
うまく他人に説明できるわけではない

精神医学の診断も
文章やチェックリストで100%できるわけでもないような気がする
自転車に乗ることや数学の問題を解くときのひらめきのようなもので
何とも説明しにくい部分があるらしい

そのようにいっていては仕方がないのだけれど
それはなんだろうかと思う

糖尿病ではそんなことはないだろう
コンピュータでも診断できるはずだ

精神と精神が向き合っている場合は
やはりコンピュータが精神を診断するのとは違う事態なのだ

コンピュータにはない何かが作動しているのだと思うが
うまく言えない
言えてしまえば何ということもないものかもしれない
あるいは本質的に言えないようなものかもしれない

自転車に乗ること
数学の問題を解くこと
精神医学の診断をすること

そういえば
診察時間を長くかければ
多くのことが分かるかといえばそんなこともない

数学の問題を早く解くのが素晴らしいのであって
わざわざ時間をかけて解くことを褒められることはないだろう
なぜか精神科の面接では時間をかければ偉いような雰囲気がある
とても大きな間違いだと思う

数学の正解を5分で出した人と
1時間で出した人と
比較してどうなんだろう?

1時間かかった人は単に頭が悪いと
普通は言うと思う

ーー
うつ病の本質は分かっていない
それに尽きる

また、統合失調症の本質も分かっていない

それなのに
統合失調症の場合の抑うつについて論じるのである
何という無理だろう

しかし現実に統合失調症らしき人の自殺率はとても高いので
論じる必要はあるのだけれど

どうしたらいいものか


共通テーマ:日記・雑感

動物も悩む

獣医さんによると

うつ病は確かに動物でもあるようだし、行動で定義ができそう。

動物は疑ったり恨んだりしないと思うけれど、
3ヶ月齢くらいの辛い記憶がトラウマとなって、後々影響が出たりする。
こんな風な一種のPTSDも確かにある。

陽気じゃなくて、陰気な犬っていうのもいて、
性格と言えばいいのか、もうすこし病気に近いのか、
いろいろあると思うとのこと。

陰気な犬というのは
萩原朔太郎のようで
いいものだ。

ーー
被害的幻聴とか被害妄想とかと言うけれど
それは現実認識の「間違い」(間違いという普通の言葉で言うと間違いだから「」を付けておく)なのだから
動物にもきっとあるはずで
いろいろと悩んでいるのだろうとは思う。

ーー
もっと拡大して
そこら辺の川に落ちている石ころは陰気な奴と陽気な奴がないかと考えると
どうもありそうな気がする

そう考えると対象物の属性ではなくて
対象物と観測者の間の関係の一部を記述しているような気もする

ーー
何にしても
遺伝的には無生物で後には動物だった私が
今こうして考えて文章を書いているということが実に不思議だ
石ころから見れば
なんて無駄なことをしているのかということになるだろう


共通テーマ:日記・雑感

統合失調症の抑うつ

統合失調症の場合に抑うつ的になるのも分かるところはある

被害的な幻聴が聞こえるところは了解できないところだけれど
そのような幻聴が聞こえていたら
さぞかし抑うつ的になるだろうということは了解できる

ただでも抑うつの種が多いこの世界に生きて
その上に幻聴とか妄想とか自我障害とかが重なっているのだから
抑うつも無理もないことなのだ

また、現実把握が悪くなって、人が言ってもいないことを言ったと思い込んだりすれば、
相当打ちのめされるだろうと推定はできる
どうしてそんなにも現実を歪めて認知しているのかについて了解はできないけれど
そのように現実を認知していたら、生きにくいだろうし、八つ当たりもしたくなるだろうし、
他人に理解されない言動をとってしまうことも了解できないでもない
これは統合失調症と性格障害との重なる部分になる

しかしまた一方で
統合失調症の原因Xが
そのまま直接、抑うつの原因になっている可能性はあって、それを統合失調感情障害と呼んでいる

昔の非定型精神病の一部のようなものだ

ーー
昔の非定型精神病は
統合失調症+躁うつ病+てんかんのいろいろな組み合わせ、というような広義のものから
狭義には、幻聴妄想のような、現実把握の低下があって、その上に、抑うつが原発性にあり、
しかも、生理周期とかにかなり影響されるなど、身体的要員も大きく作用している、そんな病態

もう少し専門的に言うと
精神病のように現実把握が悪くなるけれど、時間がたつとすっかり元に戻るケース
これは症状は統合失調症、経過は躁うつ病ということになる
また、抑うつ時期を何度か経過しているうちに、だんだんレベルダウンするケース
これは症状が躁うつ病で、経過が統合失調症ということになる
その他、脳波異常が関係していたりもする

こんな場合にはどんな薬もある程度効果がある
多分脳神経細胞を保護することになるので
どれでもそれなりに効くのだろうと思う

ーー
統合失調症の場合には陰性症状と呼ばれる部分があって
それと抑うつとは
当然区別できるはずなのだが
それは理念としてであって
現実にクリアーカットかと言われると
なかなか難しい

やはり経過や了解可能性を参照したくなるわけで
しかしそれはDSMの流儀では禁じ手である

禁じ手を平気でやっていて
反省をしないのは
感じていないのか感じていても理由があって抑圧しているのかよく分からない


共通テーマ:日記・雑感

自分は一体何をしているのか

自分が一体何をしているのかということは
ときどき、多分、一年に一度くらいは反省してみた方がいいような気がする

科学研究に夢中になって核爆弾を作り出してしまったときに
科学者も多少は反省したのだった

どんな分野にもそれぞれの事情というものがある
しかしそれで100%にしないで
他の立場とか考え方にも配慮してみたいものだと思う

宇宙に行くとかいいことなのかなとか
子どもにどんどん何かを教えることがいいことなのかなとか
オリンピック選手にあまりに図々しい質問を投げかけて涙を撮影するとか
新薬を開発すればいいことなのかとか

一体何をしているんでしょう

春の香りを吸い込んでいますか?


共通テーマ:日記・雑感

キャンプシュワブ

キャンプシュワブ沖の滑走路の問題
名護市はもう絶対いらないと言っているのだけれど
名護市でいらないというなら
どこならいいのかと言えば
どこだっていやなはずだと名護市民なら言うだろう

自分のところはいやだけれど
どこか他ならいいという話ではないように思う

自分のところはもういやだけれど
三沢市とか六ヶ所村とかならいいだろうという話ではないはずだ

名護市民は
私たちがいやなものは
世界の誰でもいやなのだと言っているのではないか

つまり戦争のための基地など世界のどこにもいらないと言っているはずだ

日本国憲法はまさにそのように言っていると思うが
日米安保条約はそのようには言っていない

つまり、名護市民は、アメリカ軍は世界中で何をしているのかと声を上げていることになる
同時に、日米安保条約は是か非かと声を上げていることになる

いやなものはどこかよそに
日本で賛成がないならグアムにと言うのでは
かつて沖縄がされたように
弱者に押しつけて事をすませようとする態度ではないか


共通テーマ:日記・雑感

エビマヨネーズ

大分痩せたので少し太りたいと思い
食べているのだが
エビチリソースのあとでエビマネーズを食べたら予想外においしかった
オーロラソースというのもあるけれど
マヨネーズ系がおいしいと思うのは時代の雰囲気なのだろうか


共通テーマ:日記・雑感

「自分は双極性障害」と言う人が増えている、英論文

【3月2日 AFP】双極性障害であると自己診断する人が増えているという新たな現象について英国の精神科医が分析した論文が、医学誌「The Psychiatrist」3月号に発表された。

 双極性障害は、「正常な」期間をはさんで、そう状態とうつ状態を繰り返す気分障害を指し、かつては「躁うつ病」と称されていた。生涯で1回以上発症する人は100人中1人とも、100人中11人ともいわれる。

 双極性障害であると自己診断する人が増えていることについて、ロンドン(London)の2人の精神科医、ダイアナ・チャン(Diana Chan)博士とレスター・シアリング(Lester Sireling)博士は、俳優のメル・ギブソン(Mel Gibson)やロックスターのアクセル・ローズ(Axl Rose)といった有名人らがテレビ番組などで双極性障害の体験を赤裸々に告白したことと関連しているのではないかと指摘している。

 博士らによると、この病気への認知度は、ネットやラジオ、MTVの「True Life: I'm Bipolar(実話:わたしは双極性障害)」や英BBCの「The Secret Life of the Manic Depressive(躁うつ病患者の秘密の生活)」といったテレビ番組を通じて高まっていったとしている。

 だが、博士らは、BBCの同番組について、「精神疾患の比較的穏やかな側面が描かれており、メディアでよく報道されるようなリスクや暴力との強い結びつきについてはほとんど言及されていない」と注意を促した。(c)AFP


共通テーマ:日記・雑感

統合失調症とうつ状態

昔、三大精神病と言えば
統合失調症、躁うつ病、てんかんのことだった

最近はてんかんは精神科ではなくて小児神経科や神経内科で診察することも多く
精神の病というよりは身体的疾患の分類になっている

そこで二大精神病と言えば
統合失調症と躁うつ病ということになる

躁うつ病とうつ病の関係についてはまだ確定的な結論は出ていない
二大精神病と対立的に考えていいのかどうか疑問がある
躁うつ病の一部としてのうつ病と、躁うつ病とは別のものとしてのうつ病の両方があるとする考えと
あくまでも躁うつ病の一部としてのうつ病だけがあるのだとする根強い理論もある
観察できないほどの短いものであっても
躁状態があった「はずだ」と考えることはできる

また逆に、うつ状態のない躁病の場合、
躁うつ病なのだがうつ状態は寝ている間に過ぎてしまうとか
きわめて短時間に経過してしまうとか
理論としては様々に考えることができる

いずれも問題はうつ病とは何か、躁うつ病とは何かがはっきりと確定できないままで
議論しているところにあるのだが
しかしそのように議論しないと原因確定に至らないのであるから
現状では仕方がない

DSM方式の診断方法は
病気を確定しているのではなく
単にDSMという箱に入れておいて統計分析しようというものだ

しかしDSMの影響は大きく
そのこともまたうつ病とは何か、ひいては躁うつ病や統合失調症との関係はどうかという問題を難しくしている

ーー
二大精神病なのだから
磁石のNとSのように対立し逆のものだろうとの議論は昔からあり
長期経過についてのクレペリンの説とか
病前性格と関係づけたクレッチマーの説などは
対立型分類になる

しかし実際には
統合失調症型の幻聴や被害妄想や現実検討の悪化を呈している人が
同時に抑うつ的で悲観的で希死念慮があり不眠で食欲がなくなることは
当然多いわけで
それを、統合失調症の症状から二次的に派生するうつ状態と解釈する場合もあれば
統合失調感情障害(Schizoaffective disorder)と名付けて解釈する場合もある
これらは非対立型分類になる

統合失調感情障害について実際に何を意味するのか
様々に解釈はあり
また同時に定義の提案も様々にあり
決定しがたい
たとえば幻聴、被害妄想、うつ状態が併存している場合に
幻聴や被害妄想を基盤として「共感」できるならば二次性のうつ状態で
「共感」はできないが「説明」はできるならばうつ状態は原発性のもので統合失調感情障害と呼ぶべきだとの
意見もある
しかしこれは「共感可能」の客観的な定義が困難で、理論としては採用できない

統合失調症の症状から二次的にうつ状態が発生することは理解しやすい
また疲弊性のうつ状態についても理解しやすい
そうなれば、統合失調症と躁うつ病またはうつ病は併存することが可能である
しかしながらその場合は二大精神病という言い方は適切ではない

統合失調感情障害を重く見て、また、統合失調症と躁うつ病の遺伝歴の重なりが多い事を重く見て、
むしろひとつの原因が両方の障害を引き起こすことがあると考えることもできる
しかしそうなればやはり二大精神病とは言えないことになる

また、ひとつの原因が統合失調症から躁うつ病、うつ病に至る
さまざまな結果を惹き起こすメカニズムについての説明を考えると
相互に排他的な二大精神病と言えないこともない

ーー
排他的な原因なのか
併存可能な原因なのかを
知りたいところだが容易ではない

ドパミンと統合失調症の関係についても確定的ではないし
関係があるとしても原因なのか結果なのか確定できない

セロトニンとうつの関係についてはさらに弱い関係しか推定できない

たとえば
甲状腺ホルモンが多すぎるのか少なすぎるのかについては排他的である
しかしおそらく統合失調症とうつ状態についてはそうではない
むしろ
統合失調症とパーキンソン病が
ドパミンが多いか少ないかでは対立的な病気なのだが
脳の中でどの部分で過多と過少が起こっているのかについては違いがある

統合失調症とパーキンソン病でさえ症状として対立的ではないのだから
ましてや統合失調症とうつ状態に関しては
対立的と言うことはできない

ーー
印象としては
統合失調症は脳の人間に特有な発達部分の異常と考えやすく
うつ病は局所症状ではなくむしろ全般性の異常と見える

統合失調症は脳内部で不可逆の変化が起こると考えられる
また躁うつ病については可逆性の変化と考えられる
との意見は昔から強力である

その点では早発性痴呆の呼び名は的確なのだけれど
現代では外来で治療可能で
人格・知能の荒廃に至らない統合失調症の軽症型が増加していて
それらは性格障害とか発達障害と分類されていることもある

そうなると
定義の点で
次第に荒廃に至るものを統合失調症と分類していたのでは合理的ではない
早発性の痴呆に至らない、外来で治療可能な統合失調症と表現する時点ですでに
統合失調症とは何かの定義の議論を含んでいて循環論的である

ーー
と、まあ、いろいろと困難である


共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。