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から騒ぎ

人の声はこんなにも
騒がしい

ただから騒ぎだけで
日が暮れる

悩むに値する悩みが
どれなのかもう分からない

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悲しむに値する人生なのか

これは悲しむに値する人生なのか
疑わしい

多分、値しない

申し訳ないが
うつろに生きている

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悲しみの発作

悲しみの発作は
とめようがない

泣こうとしても
これ以上は
目が痛いだけだ

残されたのはただねむること
ふかくねむること



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季節が誘発する発作

季節が誘発する発作なのかもしれない
悲しいのはいつものことだから
こんなに惨めなものいつものことだから

今日ひたすらこころが痛いのも
季節の誘発する発作なのだ

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報われない祈り

報われない祈り
届かない祈り

すべてはなかったことと同じ
悲しみも含めて
なかったことと同じにするのだ

そこにはもともとなにもなかった
これからもなにもない
それでいい

もう それで いいよ

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集団は腐敗する

労働者の連帯
といったことをテーマに労働運動に身を挺する韓国人の話を
いま読んでいる

昔私も労働者だった
無産階級だった
階級的闘争に目を向けた時、嫌悪すべき実態を見てしまった
チャリティの現場でもやはりそうだった
キリスト教教会でもやはり同じで
人々が集団を作ると同時に腐敗は始まるのだった

階級的闘争により
資産階級による搾取はなくなるかもしれないが、
替わりに労働貴族による簒奪が起こるだけで、
下層階級の実情は変わりのないものだった。

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物理法則を恩寵が横切るとき、

物理法則はこの宇宙の隅々までを支配している。
すべての時間を支配している。

そして、すべての空間の外に、
すべての時間の外に、
神は在る。

物理法則を恩寵が横切るとき、
奇跡が生まれる。

その中心で、
神は人間を愛すると
示されている。

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神は銀座教文館に薄く漂うのみである

申し訳ないが、
神は銀座教文館に薄く漂うのみである。

関口のカトリック教会も、
四谷のイグナチオも、
なぜかホテルのそばにあり、
俗臭のみ漂う。

プロテスタントはいうに及ばず、
あるいは御茶ノ水のニコライ堂もしかり。

真の神は、
見ることも触ることもできない以上、
錯誤の中に一生を終わる人をどうすることもできない。
私自身が錯誤の中にいるのか、外にいるのか、
どうしても区別できない。
ただ信じるのみである。

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神の恩寵は物理法則の外側にある。

神の恩寵は物理法則の外側にある。
物理法則はすべての法則の根源であり、
すべてを包摂するものであるから、
その外側ということがまず
想像しがたい。

空間の外側を想像できない。
時間創造前の時間を想像できない。
そのように頭の悪い私が、
どうして神の恩寵を知覚できるだろうか。

すべての集合の集合が空集合で、
それはすべての集合に含まれるはずだという、
根源のパラドックスと同型のパラドックスが、
物理法則と神の恩寵についていえる。

物理法則はすべての集合の集合である。
その補集合が、神の恩寵である。
しかし神の恩寵こそが
今のわたしを生かしているものなのだ。

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寄席 うつ

東京に住んでいてありがたいのは
うつになったときに
一日潰して寄席に行ってゆっくりしていられることである

寄席では頭を使うような難しいことは一つもない
寝ていればそれでもいいし
途中で目が覚めて目が覚めたところから眺めていても特に問題はなく笑える

のこぎりで音楽を演奏したり
昔ながらのマジックがあったり
何人も人が入れ替わって落語を続けている

眺めていると
あくせくする必要はないんだなと
思えてくる


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大人の踊り

韓国ドラマで次々に目の覚めるような美人が出て来たあとで
日本のドラマを見ると眠くなるような女優が多くてどうしたものだろう
ファン・ジニではずいぶんな美人が出ていた
義経をまとめてみていると稲森いずみはたしかに常磐御前というにふさわしいものの
しずかなどは義経のパートナーとしてどうか

白拍子で踊りの名手ということであるが
ファン・ジニの踊りに比較すると
何とも貧しい

*****
それはそうとして、
踊りは不思議なものだ

韓国古典舞踊から日本の舞踊、
アルゼンチンタンゴからコンチネンタルタンゴ

アルゼンチンタンゴはどちらかといえば上半身をくっつけて
下半身を動かす踊り

コンチネンタルタンゴはどちらかといえば下半身をくっつけて
上半身を動かす踊り

アルゼンチンタンゴはステップのパターンも厳密には決まっていないので
男性のリードに従って
いろいろにクリエイティブな踊りができる

素人が見ていると女性がやたらに膝から下をぴょんぴょん跳ねているように見える

男性が女性にサインを出すときは手で伝えるのではなくて
上半身のコンタクトした部分から伝えるのだそうで
何だか微妙な感じがする

そこから先はよく分からない大人の話だった

*****
それにしても
各国の踊りの中に、なかなか楽しいしぐさがあり、
美しい形がある

どうして人間は踊るのだろう
どうして踊りは魅力的なのだろう

どうせまたセクシャルな意味ということになるのだろうけれど
そんなことは言わなくても
どうしてあの形が美しく優美にまた時にかわいらしく感じられるのだろうかと思う

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リストラの指揮者

リストラの指揮者に指名された幹部もなかなかきつい

自分のかわいがっている部下から順に解雇の検討をしないといけない
他人の部下はそのあとになる

解雇をためらっていると会社の資金が回らなく恐れがある
銀行は情け容赦ない

会社が立ちゆかなくなれば元も子もない
だからといって社員は簡単には退社してくれない

有能な人は退社して次の道もあるが
そうでもなければいまの会社にしがみつく

会社としてもコアになる優秀な社員は残しておかなければならないから
目星をつけて、退職を説得する
組合員になっていれば指名解雇などできるものではないので
やんわりとしかししつこく説得ということになる
退職金の割り増しはあるが
次の就職については就職支援会社を使うにとどまる
この時代に次のいい就職があるとも思えない

退職金をもらったところで先の人生は長いし何かとものいりと考えれば
誰も退職には応じない

全員の給料をカットする方法もあるだろうが
それぞれの社員も教育費、住宅費、介護など計画があって、
今さらの給料カットには賛成しない

それこれ考えると
もう責任が重すぎて
自分が退職金を受け取ってやめてしまおうかと思うが妻子の生活を考えるとそうも行かない

どちらに向かってもどうしようもない苦しい場面である
せめてこの一ヶ月程度、4月の山場だけでも、消えていなくなりたい

どの会社にもそんな困った役回りを押しつけられた人がいて
弱り切っている

退職勧告している人の中には
自分が上司として病気の見舞いに行った人もいる
そのとき家族にも会ったし家の様子も見た

夜寝ようとするとそのようすが目に浮かぶ
自分はそんな人の首切りをしようというのかと考えると眠れなくなってしまう

どんなに考えてもいい考えはないし
いつも堂々巡りである

どうすればいいのかまったくもって分からない
春の嵐のような強風の中で
不眠と抑うつに苦しんでいる

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さもしい

「貧しい人には全世帯に渡すが、私はそんな金をもらいたくない、という人はもらわなきゃいい。
(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない」
矜持(きょうじ)の問題だ
というのが麻生総理大臣が、自分がこれからやろうとしている、定額給付金についての、
はじめの頃の発言である。

何重にも面白い発言で
味わい深いのであるが、
一面だけ取り上げると、
年収が100万円の人にとっての12000円は
年収1億円の人にとっての120万円になる。

年収1億円の人にとっての12000円は
年収100万円の人にとっての120円になる。

年収100万円の人が12000円もらうのはいいけれど120円もらうのはさもしい。

年収1億円の人が12000円もらうのはさもしいけれど120万円もらうのはいい。

「さもしい」という日本語も少し珍しいものではある。
どのような言語生活をしているのだろうか。
少なくとも高級な読書人ではない。
専門書を買うと12000円くらいはすぐになくなる。

寄付をするという人もいるけれど、
そうではなくて、市中にお金を流して消費活動を活発にしたいわけだから。
お金がぐるぐる回るようにしたいわけだから。

孫は小遣いをねだるだろうな、
でもそれはすぐに携帯会社に吸い上げられるだろうな。


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お年寄りを対象にした詐欺

今日もまたお年寄りを対象にした詐欺のニュース。

定額給付金の手続きをしてあげるから5万円出しなさいといわれ、
市役所の職員と名乗る人に渡してしまったのだという。

感想の一つは、お年寄りはお金があるのだということ。
米国が買い物をしてくれなくなったので、トヨタもソニーもだめらしく、
内需拡大がいわれるが何を作ったら誰が買ってくれるのか全然イメージがわかない。
お年寄りはお金は持っているのだが、
欲望がない。または将来が不安で、無駄遣いをしない。

一つは、詐欺をするなどという、複雑な思考ができる人がなぜ普通に仕事をして儲けないかということ。
努力をすればほぼ比例して儲かるという領域を一つでも二つでも作ってあげて
人心の荒廃を防ごうではないか。

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2兆円あったら何をしたいか 政治家の模範答案が見てみたい 数学教育

2兆円あったら
何をしたいかと政治家の立場で考えてみるのは楽しいかもしれない

政策として、たとえば、環境や自然エネルギー、農林水産業、などに使うとすれば、
そこにまた利権が発生して、無駄遣いになるのだとの
悲観論も強いが、
利権により強奪したお金を大切に貯金している人もいないはずで、
何かに使うはずである。
選挙に使う、接待に使う、その他、結局は市民に還元される。
だからそれはそれでいいと思う。どの経路を使ったとしても、市中に流れる。

教育投資がいいと個人的には思う。
考える力がないから、現在のような困った事態に至っていると思う。
とにかく必要なのは思考力である。
そのために数学教育のレベルを上げたい。
その目的で数学教師の資質を向上させ、給料も上げて、世間から尊敬される職業にしたい。
選抜も厳しくし、教育も厳しくし、報酬も大いに報いることにする。
継続的な研修も義務づける。
生活指導は別の教科の教師に任せておいて、
ひたすら生徒の思考力の鍛錬の専門家になってもらう。

論理学と哲学と数学は、究極的には一つで、
考える力とは数学力のことだから、
数学教育を徹底する。

計算が速いとか、二桁の九九を覚えているなどというのは、論外。
暗算もできるに越したことはないが、
それと思考力を区別できないようでは、もう最初からだめだし、
どんなに教育しても、無駄というものだろう。


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人材派遣業界

派遣切りがどんどん進んで
派遣業界の利益も少なくなるのだろう

派遣屋の人員整理も進むかもしれない

実際に派遣業界の内実としては
中途採用が多い世界で
教育はまったく徹底していない
マナー教育が徹底していない

新しい産業というものはいつでもそのようなものかもしれないが
なかなか痛々しいものがある

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