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カレーを作った

夜、仕事の帰りにスーパーに立ち寄る
赤札が目立つ
何を食べようかと考えながら赤札の中から選ぶ

キャベツが冷蔵庫にまだある
長崎ちゃーめんをこのところ食べ比べしていて
具は面倒なのでキャベツだけですませていた

しかしさすがに連続して食べるのもつらくなって
何か他のものが食べたくなって
スーパーにいる

パンが一個百円で安売り
三個くらいでまとめ売りもある
二袋くらい買った
あんパンとかウグイスパン、チーズパン、ピザパン、その他いろいろ

何という名前かはっきりしないがミカンの一種が袋売り

肉のコーナーに行くと
ここでもハンバーグが1個200円だ
しかしハンバーグもすでにたくさん食べたので通り過ぎる

豚のヒレ肉があったので買う
小さく切ってソテーにするつもり

カレー用の肉というものが目につき
以前に買ってあったカレールーを思い出して買った
ついでにタマネギを買った
三個パックで一時より安くなっている感じがした

*****
帰ってひとまずパンを食べる
ぱくぱく食べてずいぶんとカロリー補給になった

ついでなのでヒレ肉を3切れくらい切ってフライパンで炒めて食べた
おいしかった

もう少しく厚く切ってもいい
もう少し焦げ目がついてもいい

魚焼きのオーブンでやったらどうなるか試してみるつもり

風呂に入って、そのあとでカレーを作る
作るといっても至極簡単
特別な工夫は何もしない

ずっと前に買ったカレールーがあって、使うのは初めて
まず肉を炒める
といっても、焦げてもよくないのでさっさと終わり
タマネギを適当にざくざく切って炒めるのを忘れて鍋に入れて
水を指定の分だけ入れてゆでる
ビタクラフトで何となく熱くしたり火を止めたりなどしながら
すこしたってカレールーを入れる
なんておいしそうな香りだろう
つまみ食いをするとおいしい

おいしいといっても
これ以上手抜きはできないはずだから
これ以上まずくもできないはずだけれど
これで充分おいしいと思う

依然として
キャベツが三分の一くらい残って
卵が一個残っている
シールには4月1日までと日付がある

最近なぜだかカロリーゼロのペプシコーラが冷蔵庫にある
たまに飲む

*****
次の日の昼にカレーを食べた
辛さが少し足りないので
追加の粉を入れて辛くした

わたしの人生はこれで全部かと思い寂しくもなるけれど
これでいいのだし、これしかないのだと、思い定める

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静かなチャンネル

たったひとりの家に帰ってきて、
テレビをつけて、何か動きがあって何か音がする。
それだけで少し慰められる感じがする。

テレビチャンネルかラジオチャンネルで、
騒々しすぎない、しかし、特に悲しい要素もない、
こころがうつになって休養しているときに安心して流しっぱなしにできる
チャンネルがあればいいなと思う。

お年寄りにも多分人気が出るのではないかと思う。
NHKは少し最近ははしゃぎすぎではないかと思う。
毎日が巣鴨の騒ぎみたいだ。

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喜怒哀楽の最高値

生きてみて
自分なりに悲しみと喜びの最大値を経験すると
そのあとのことは
何が起こっても、まあまあの程度には感じられるものだ

しかも年を取ってきて感覚は鈍くなっているので
若いときほどのぎりぎりの悲しみでも喜びでもないのだろう

落ち着いて冷静に対処するしかないのだし
応援して補助してくれる人たちはたくさんいるのだから
その人たちの期待に応えようと思うだけという面もある

喜怒哀楽もほどほどになるものだ

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歳をとること

子供の物語は人生の楽しさを発見させる
冒険は世界の広さを発見させる

大人になって知ることは
行き止まりであり空しさである
冒険さえも想像の範囲内にとどまる

子供の頃は物事を具体的に考えるから、
世界は無限に多様である
大人になって概念的にとらえるうになると、
世界は要するに一言で言えば、むなしい

たとえば、カフカの「城」を
大人風に要約すれば、人生の不条理なのだろうが、
小説を読む体験としては、
子供の頃のような、具体的な個物に接することによる、
「体験」である。
それを「不条理の体験」と抽象化してしまうと、
そこからすべてはむなしくなる。

*****
体験を「抽象化すること」も人間の体験のひとつなので、
そこの部分を精密に「体験」化することも可能である。
かなり頭のいい人はそんなことで「体験」を拡大しているだろう。
その「体験」をさらにもう一度抽象化すれば、
文章が生まれ、
そこに一種の文学批評や時代分析が成立する。

体験を抽象化するのではなく、
体験の抽象化という体験を抽象化すること。

読書に内閉する人間はそのようになるしかない。



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傷ついた心を癒すためには忘れることしかない

傷ついた心を癒すためには忘れることしかない
楽しいことで忘れられるならいいことだ

中には悲しいことをさらに経験して
昔の悲しみを忘れようとする人もいる

苦痛の嗜癖
悲しみの嗜癖
悲劇の嗜癖
というものがあると思う

お酒で忘れようとする人もいる

実際時間が経ってみると
傷は昔のものになっているし
何とかなるものだと思う

いずれにしても現在をたくさん経験することで昔を忘れることができる

現在を停止してしまえば
いつまでも過去を苦しみ続ける

注意が必要なのは
ひとりの人間の思考と行動のパターンは無数ではないことだ
同じことを繰り返す傾向が大いにある

だから
一人で何でも決めてはいけない
自分は不完全な人間であると自覚して
アドバイスを聞く耳を持つことが大切である



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肩こりの漢方

肩こりに漢方

 肩こりを主訴に来院される患者さんは、そう多くはありませんが、何気ない日常の診察の中で患者さんに、「肩こりで困っていませんか?」と質問すると、多くの方が「はい、とても困っています」と答えます。癌のように命にかかわる病気ではないので、マスコミが大きく取り上げることもありませんが、本人にとっては悩ましい限りです。今回は、“陰の国民病”肩こりについてお話したいと思います。

 肩こりは、加齢に伴う首や肩周囲の筋力低下と、これらの筋肉を使用しないことで起こると考えられています。ですから、子供には起こらず、パソコンなどで仕事をする中年以降の事務職の方に多くみられます。やせていて(すなわち筋肉が少なく)、あまり運動をしない女性では若年でも悩む方が少なくありません。

 肩こりには、首筋がこるタイプと、首から肩と肩甲骨周囲がこるタイプがあります。前者には葛根湯(かっこんとう)、後者には柴胡(さいこ)剤が処方されます。このほか、やや、むくみがあり(水毒)、冷えを伴う肩こりには当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が処方されます。

 それでは、実際の症例でイメージをつかんでみましょう。

首筋がこるタイプ
 患者さんは頭痛を主訴に来院された54歳の女性です。以前から頭痛があり、市販の鎮痛薬で様子をみていましたが、最近、薬を飲む回数が増えたため、脳腫瘍を心配して当院を受診しました。頭痛は主に後頭部に締め付けられるような痛みがある症状で、吐き気などは伴わず、寝込むほどでもないそうです。

 身長 162cm、体重 60kgと中肉中背で、バイタルサイン、心肺腹部の身体診察、神経学的な診察には異常を認めませんでした。患者さんの希望通り、尿、血液スクリーニング、頭部MRI検査を行いましたが、総コレステロール236 mg/dL と若干高い以外は、頭部MRIも含めて異常を認めませんでした。 漢方的診察では冷えはなく、時に便秘をする(実証)、中肉中背(実証)、舌に異常なく、脈もよく触れ(実証)、腹部も圧痛なし、手足を触っても冷えていないといった具合に、これといった特徴ある所見は得られませんでした。

 さて、首の診察をしながら、ふと気になり、「編み物などをしていませんか?」と尋ねたところ、「毎晩、趣味で縫い物をしています」とのこと。この患者さんの頭痛の原因は、長時間同じ姿勢で縫い物を続け、首筋がこったために生じたと考えました。

 そこで、葛根湯(ツムラTJ-1)1日3パック(分3)を処方し、縫い物を控えるように指示しました。2週間後の再診時には、頭痛はなくなったと喜ばれましたが、患者さんの希望で葛根湯をさらに2週間分、処方しました。今度は服用回数を減らすため、頭痛時に頓服するように指示しました。

 以後、患者さんの来院がありませんので、その後の詳細は不明ですが、きっと元気なのでしょう。漢方で実証とされる方では、肩こりがあっても自覚していない場合があり、今回のように診断に苦慮することがあります。

 葛根湯はもともと風邪の初期(太陽病期)に用いる方剤ですが、主成分の葛根に首筋のこりを取る作用があるので、これを肩こりに応用して用います。日本では江戸時代に、高価で希少な生薬を有効活用しようと当時の医師たちが知恵を絞り、このような使用法を編み出したとされています。昔の医師の工夫を垣間見ることができ、とても興味深いところです。

首から肩・肩甲骨周囲がこるタイプ
 患者さんは52歳の男性で百貨店従業員の方です。メタボ健診で引っ掛かり、精査目的に来院しました。身長 172cm、体重 86kgと、立派なメタボ体型です。血圧 144/92 mmHgと血圧はやや高め、血液検査値では、空腹時血糖112 mg/dL、 LDLコレステロール138 mg/dL、血清総脂質456 mg/dL、HDLコレステロール32 mg/dLと、耐糖能異常の可能性と脂質代謝異常を認めました。

 栄養指導と運動療法の指示を行い、2カ月後の予約を取って診察を終了しかけたところ、「先生、肩こりがあるので何とかして」と患者さんが困った顔をして言いました。男性は女性に比べて病院に来ることが少なく、診察室でもあまり症状を言わない方が多いのですが、よほど困っておられたのでしょう、診察の最後に思い切って話したのだろうと推察しました。

 診察もせずに、「じゃあ、鎮痛薬や湿布を出しておきますから」と言うのは、せっかく勇気を出して症状を伝えてくれた患者さんに失礼だと考え、改めて漢方的な診察を行いました。舌は赤紫色で舌下静脈の怒張を認めました(お血)。脈は強く(実証)、手嘗紅斑を認めました(お血)、腹部はいわゆる太鼓腹で、皮下脂肪は少なく、左の季肋部に圧痛(胸脇苦満)を認めました。

 仕事でストレスもあるのだろうと想像し、漢方の抗ストレス薬で、体の丈夫な人(実証)に用いる大柴胡湯(だいさいことう、ツムラTJ-8)を1日3パック(分3)を14日分処方しました。2週間後に薬がなくなったからと来院し、「調子が良いのでもう少しください」とのことだったので、今度は同じように1カ月分処方しました。

 予定の再診時には、肩こりはなくなり、運動と食事療法の努力の成果があったのか、体重は82kgに減り、血液検査値でも、空腹時血糖104mg/dL、 LDLコレステロール120mg/dL、血清総脂質224mg/dL、HDLコレステロール40mg/dLと改善していました。

 首から肩・肩甲骨にかけてこる肩こりはストレスによる場合が多く、漢方の抗ストレス薬である柴胡剤の良い適応と思われます。今回の患者さんのように体格のガッチリした方には大柴胡湯を、中肉中背の方には小柴胡湯(しょうさいことう、ツムラTJ-9)を、きゃしゃな方(多くは女性ですが)には、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう、ツムラTJ-11)がよいと思われます。

 最後に、肩こりは、縦のこりには葛根湯。横のこりには柴胡剤で、体格に合わせて大きい順に大柴胡湯、小柴胡湯、柴胡桂枝乾姜湯と覚えましょう。














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誤解を恐れずいえば痴漢容疑の方がまだましだ

今回は検察を使って小沢氏に対してへまなことを仕掛けてしまったわけだが、
まったくヘボ将棋だった。

痴漢容疑で小沢氏本人を起訴した方がまだましだった。

だって小沢氏本人を拘留できるわけだから。捜索すればAVの一本程度は出てきたかもしれない。

それはあまりにもひどいけれども、そのひどいことが実際起こっている。

それに比較して、今回の小沢氏の件はなおひどい。

目的の点で、結果の点で、効果の点で。

形を整えたつもりでも、全然整っていないし、だめだなこりゃ、という程度の筋書きである。

日本が劣化している。

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