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時間以前と時間以後

時間の不思議さがいまだに納得できないで困っている

時間が生まれて、時間が消滅する
その間に時間が進行している間のことは理解できる

しかし時間が生まれる「前」にはどうであったのか、理解の外にある
時間が消滅した「あと」にはどうなるのか、それも理解の外にある

時間軸を外して思考すればいいのだけれど
案外難しい

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風は心地よく緑色

今日、風は心地よく緑色である

夏の清里のようだ

今年の夏は清里には行かないので
いまのうちに風を浴びておこうと思う

ただそれだけのために生きている
それでいい

人生の時期に応じて
適応することだ

どんな部分にも全体が宿る

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京都の町にあなたの青春がある

京都の町にあなたの青春がある

そう思うことで
京都はわたしにとって素晴らしい青春の色彩になる

焼き肉小倉優子などを眺めながら
高瀬川沿いの夜道を歩き桜の花びらを浴びていた日

ピッツァ・サルバトーレなども出店し新入社員歓迎会のようなものが開かれていた

http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/cat5672969/index.html

こんなサイトを参考にして京都で食べている
東京のガイドも充実している

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眠っている能力

眠っている能力
それは確かにあるように思う

人を見ていて
この人には何かあるように思うときがあって
そのことを大切にしたいと思う

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混乱

人生のなかでしばしば混乱もある
しかしそんなものはただの混乱である
同じ平面で騒いでいても仕方がない

下級生物は下級生物なりに生きているのだと理解して
見ていればそれでいい

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いつになったらわたしは自分を大人だと決められるのだろう

いつになったらわたしは自分を大人だと決められるのだろう

アウトサイダー・アート
アール・ブルュイ

孤独
秘密
沈黙

ただ自分の内的な欲求のために吐き出す芸術表現

なぜ人は表現したいのだろう

表現への衝動が
無意味に思えて色あせたとき
大人になったと言えるのかもしれない

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生きる理由

たとえ全財産をなくしても恋をしよう
それが生きる理由だからだ

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悩みを切り離す

合理的に対処できるのはどこまでなのかを見極める

その先は運も偶然もある世界だから
量子力学みたいに確率的に考えておく
できれば最悪の事態に備える

あとは余計な心配をしないこと
できれば手仕事でもして
一心不乱に時間を過ごす

悩みがあってみなくても時間は過ぎてゆくのだから
時間を大切にした方がいい

悩みはなくならないが
「切り離す」ことが技術だろう

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江戸の繁栄の悲しい側面

江戸時代、長屋の住人は、宵越しの金はもたねえなどといって、
気っぷのいいところを見せた。
粋だねえと声をかけられて、
やせ我慢を通した。

それもいいことだったろう。しかしそれは田舎の次男坊が、
長男が無事成人したので放浪の身となり、江戸までたどり着き、
そこの長屋に住み着いて、日々の給金を食いつないでいく生活になったからであって、
もし家族がいて守るべき墓があり、大家族の中での大黒柱となれば、遊んでもいられないはずだ。

二宮尊徳の節約と勤勉はまだ後のことで、江戸では年が若いこともあり、家族がないこともあり、しかも先祖代々の土地もないこともあって、むしろ身軽に虚無的に享楽的に生きられた。
それをポジティブにとらえるかネガティブにとらえるかは立場による。

昔の構図は上のような感じだったと思う。
捨てられた子供たちの捨て鉢の遊興。

*****
最近の新聞の投書欄には、
地主や資産家の子どもは土地に縛り付けられ、
それ以外の資産のない階級の子どもは東京に出て、
文化的で進んだ文化に触れて進んだ教育の機会も与えられる。
これは不公平ではないかという意見が載っていた。
この不公平があるから、東京一極集中が進むとも書いてあった。
だから地方に医者はいなくなり、みんな東京に住みたがるとの意見だ。

田舎の大地主や殿様の末裔よりも、
東京の貧乏長屋に住んでいた子弟たちの方がずっとリッチで文化的になってしまった。
今の日本社会の地域間格差は、個人の能力や努力によるものではないし、
訂正不可能な絶対的レベルのものだ、といった意見。

東京と地方の格差ということであるが、
どうして「地方の土地に縛り付けられる」必要があるのか、よく分からない。
資産のない階級の子が東京に出て恵まれた暮らしが本当にできるのかも疑問である。
たぶん、幻想だと思う。

確かに日本は政策として東京集中を続けてきた。
しかしそこがリッチで文化的かといえば、どうかと思うが。
テレビで見る東京は画面上につくられた東京であって、
生活する東京はまた別のもののようだ。

自分の子どもを東京の砂漠の中に放り出しておきたいかといわれれば、
肯定するのはためらう。

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手が温かい人は心も温かい

手が温かい人は心も温かい?

 温かいものを持つと大らかな気分になり人を好意的にみるようになる、と研究者ら

 多分、「手が冷たい人は心が温かい」という表現はご存じだろう。今や科学技術のおかげで、それが反対であることを証明できる。

コロラド大学 (ボールダー) 准教授のLawrence Williams, PhDとエール大学心理学教授のJohn A. Bargh, PhDは、温度が感情に与える影響を評価するため、大学生で2つの研究を実施した。その結果、温かいものを持つと実際に他者を好意的に見るようになり、大らかな気分になるらしいことを発見した。

1つ目の研究の対象者は平均18.5歳の大学生41人であった。試験官は、試験が行われる建物のロビーで各参加者に会った。試験官は、上りのエレベーター内でクリップボードに情報を書き込む間コーヒーカップを持っていてほしい、とさりげなく参加者に頼んだ。参加者はそのコーヒーが実験の一部だとは知らなかった。参加者の半数は温かいコーヒーカップを持たされ、半数はアイスコーヒーのカップを持たされた。

試験室では、参加者の知らない人についてまとまった情報を言葉で(知的、手際が良い、まじめ、現実的、注意深いなど)聞かせた。次に、参加者はその人の性格を質問紙で評価した。温かいコーヒーを持った人は、アイスコーヒーを持った人より、その架空人物を温かい人だと評価する傾向にあった。

「我々がある人が温かい人か冷たい人かを質問する場合、どちらにしてもその人の体温は37度である」と論文の共著者であるBargh氏はニュース発表で言う。「このような表現には、温かい、冷たいということが何を意味するのかについての原始的経験が暗に生かされている」。

2つ目の実験では、参加者53人に温かいまたは冷たい治療用パッドを持たせた。参加者はこの製品を評価することが自分らの役目だと思っていた。「テスト」終了後、報酬を参加者自身がもらうか友人にあげるかを選ばせたところ、温かいパッドを持っていた人は友人に報酬をあげる方を選ぶ傾向にあった。

「体温は我々が他者をどう見るかだけではなく、我々自身の行動にも影響を与えるようだ」とBargh博士は言う。「体が温かければ他人が温かく見えるだけでなく、自分も寛大で信頼できる温かい人になる」。

研究の主著者であるWilliams博士は、ニュース発表で「例えば大きな会議で手を伸ばして他の人に触れたり、手をつないだりするといった経験が重要な影響を与える。しかし、我々はそれに気付いていない」と述べた。

warm-hands-warm-heart
 
*****
ぬくもりを感じるとか、
心が温かいとか、
逆にこころが冷たいとか
冷酷とか。
冷え性だったら人に優しくできないのかな。
昔から小太りタイプが人なつっこくて世話焼きだと言われてはいるが。

話すときには暖かさを演出した方がいいようだ。

とはいっても、日本のような亜熱帯ではどうなのだろう。
ちょうど良いのがいいけれど。

身体接触があった場合、体が温かければ他人が温かく見えるだけでなく、自分も寛大で信頼できる温かい人になるのは確かにそのようで、手が温かいというのは、
手を添えておく場合にも大切な要素になると実感できる。



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高輪プリンス Patio

高輪プリンスホテルで待ち合わせて、
Patioにて食事。
ランチはスープ(小)、サラダ(大)、魚または肉、ライスまたはパン、珈琲、
これで2000円くらい。
なかなかお値打ち。
魚は塩味ぴりりで、おいしかった。
大手ホテルで、催し物や観光客が目当てなのだろうけれど、
ここは正しく努力をしていると感じる。



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寺山修司 青森の天才

寺山修司という一代の天才が残したものは何だろう

血筋の高貴でない私にも
何かできるかもしれないと
若者をも老人をも勇気づける
ことだったかもしれない

初期の詩を引用してみる

飛べない女がひとりいて、いつも見あげる空でした。
……
わたしはうそをつきました。自殺もできずに遺書を書き、愛しもせずに人を抱き、人のせりふで泣き笑い。
人生たかが花いちりん。軽い花ならタンポポの、わたさえ空を飛べるのに、
うそでかためた銀幕へ、十九のはだをさらしつつ、演って極楽、観て地獄!

そうそう、これは、吉永小百合が餘部鉄橋のある温泉街で、芸者をしていた時の雰囲気だ
ストリップ小屋には拒食症みたいな女が出演していたのだった
またこれは
銚子の菊地食堂のとなりのいかがわしい小屋なのだ
「演って極楽、観て地獄!」
このからみつく感覚が菊地成孔のサックスの音だ

古典和歌をこのところまとめて読んでいるのだが、
言葉を発するという点で共通なのに
なんと違うことだろう
生きるという言葉でくくるとしても、
人生はこれほど違うものなのかと思ってしまう

短歌の中には
いまでもきらめきを失わない言葉がある
やはり時代を超えていて、
和歌の伝統を超えている。

こういう人がいたんだなあと
驚くばかりだ。



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春と景気後退期と自殺

【4月19日 AFP】世界的に自殺が増加する危険な時期は春と景気後退期――。英オックスフォード大学(Oxford University)のキース・ホートン(Keith Hawton)氏とベルギー・ヘント(Gent)大学病院のKees van Heeringen氏が17日英医学専門誌ランセット(Lancet)に発表した論文で、こうした傾向が明らかになった。

 これによると、毎年の推定自殺者数は全世界の死者数の1.5%にあたる約100万人。自殺者数は国ごとに、さらには緯度ごとに大きく異なるという。

 一般的に自殺は旧ソ連諸国で大きな問題となっていると、この論文は指摘する。フィンランドやラトビア、ハンガリー、中国、日本、カザフスタンの自殺率は10万人中20人以上と他の国に比べ特に高い。さらに、リトアニアでは10万人中約40人となっている。

 中国では全死亡者数の3.6%を自殺者が占めている。これは全世界の自殺者数の30%にあたり、世界の全人口における中国の人口比率を大幅に上回るものだ。

 欧州では、日照時間の少ない北部諸国の自殺率が高く、特に春に自殺を図る割合が突出している。

 春に自殺が増える原因は解明されていないが、日照時間の少ない時期が続いた後に季節が変わることで、なんらかの形で神経のバランスが崩れるのではないかという生物学的な要因が指摘されている。また、幸福そうな人を目にすることが特に春にはつらくなるという社会的な要因を指摘する研究もある。

 失業者の自殺も非常に多い。ただし、就職や就業を難しくすることも多い精神疾患の二次的な影響も考えられている。ホートン氏は、「過去の不況では、特に若年層の自殺の増加が確認されている」と語った。

 自殺を増加させる原因は、さまざまものがある。例えば1997年に英国のダイアナ元妃(Princess Diana)がパリ(Paris)で交通事故死した際には、自殺率は17%増加したという。一方、戦争や大規模なテロ攻撃などは自殺率を低下させるという。これは社会の結束を強めるからだと考えられている。(c)AFP


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モーツァルトのピアノコンチェルト アシュケナージ

モーツァルトのピアノコンチェルトをまとめて聴く
アシュケナージが特に好きだ

ハードディスクに収納してあるのですぐに指定できるし
一日繰り返すことも簡単である

それにしてもモーツァルト的であることのこつが何かあるはずだと思うのだが
門外漢にはまったく分からない

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ブランドマーク

ブランドもののシャツなどは
わたしなどの分からないところで
いろいろな高級感があるものなのかもしれないが
わたしの見たところでは
要するに
小さなブランドマークが入っているかどうかということのようだ

たったそれだけのことで満足感がある
お金を出してもいいと思う
大切にしようと思う

逆に売る側から言えば
その小さなマークをつけるだけで
高級品になる

人間の不思議なところである

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再会

再会を祝し謝す
あなたにとっては別に祝福でも感謝でもないと思うが
わたしにとっては大きな感謝と祝福である

時を隔てて
近況を語り合い
離れていた時間の苦闘を語り合い
そのようなことは実に心慰められることである

人間であることの悦びの一つである

それにしてもあなたは苦労しすぎだよ
もっと楽に生きて欲しい

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松尾芭蕉 俳文集

松尾芭蕉の全集の中に
俳文集という部分がある

まとまった大きな作品ではないけれど
短い文章と俳句を集めたもの

ちょうど徒然草のような感覚のものだ

寝る前に一つだけ読もうかなと思うときにちょうどいい

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掛け布団

すっかり季節が替わって
どの人も寝具の調節に困っている
寒いことも困るし寝汗をかくことも困る

うつとか自律神経失調のある人は体温調整がうまくいかなくて
悩んでいる

*****
そういえば
わたしの場合は
年の冬は寝具が少なくてすんでしまった
毛布が一枚と掛け布団が一枚と。
いつもの冬に使うもう一枚の布団は使わないですんでしまった。
暖冬だったのか
わたしの体調に変化があったのか
よく分からないのだが
結果として薄着ですんでしまった。

いままで冬に厚着をしていたのは
なぜだったのだろうと不思議に思う。

*****
室温調整とか
掛け布団の調整とか
ひとり暮らしだから勝手にできることで
これはひとり暮らしのいいことの一つである

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カエルがゆっくりゆでられる

サハラ砂漠に一人で行ってしまうような
元気と度胸と知恵のある人でも
東京の暮らしで
自分の気持ちを支えきれなかったりする。
不思議なものだと思う。

カエルがゆっくりゆっくりゆでられてゆくような感覚だろうと思う。

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サハラ砂漠の砂

サハラ砂漠の砂です。
これが!
実物です!

どんな歴史を含んでいるのだろう。



日本の海岸の砂よりはすこし煉瓦色が入っている。
さんご礁の地域ほど白くはない。
一番上の色が実際に一番近い感じ。

とても細かいパウダー。
指を突き立てると、どこまでも入ってしまう感じらしい。

先日テレビで見たサハラ砂漠は、
直径1センチくらいの透明な石英が、
風に吹かれてびゅんびゅんうなっているような様子だった。

ところがこの砂はとても細かい。
グラニュー糖よりはずっと細かい。
抹茶のパウダーくらいに近い。

サハラ砂漠と一言で言っても、
川の上流と下流のように、砂の性質も違うのかもしれない。

サハラ砂漠の地元の人を直接交渉して雇った。
古いトヨタで砂漠を走った。
昼は暑いけど、
夜は寒いくらい。
寝袋を二重にして寝た。
朝起きたら、近くには野生動物の足跡があった。
寝袋を片付けたら、お尻のあたりから、
サソリが二匹、出てきた。逃げていった。

オアシスに着くと、ガイドは突然石鹸を取り出して、
からだを洗い始めた。
仕方がないので、自分も洗った。

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吉野源三郎「君たちはどう生きるか」不思議な偶然

その日わたしたちは
吉野源三郎「君たちはどう生きるか」の話をして
自分たちの孫の世代には
やはり真実伝えたい大切な言葉を残してやりたいと語ったものです

科学技術と違い人間は生き方に関してはいつも一から繰り返すしかないわけです
恋とか親子の愛情とか友情とか
特に日本のように宗教的なガイダンスのない国では
キリスト教国ともイスラム教国とも違うメッセージが必要でしょう

そんな話などをして
帰り際に新橋SL広場を通りかかると古本祭りが開かれていました
毎年のように雨に降られて本がだめになってしまう悲しい古本祭りなのです

その中に偶然にもその本、吉野源三郎「君たちはどう生きるか」を見つけたのでした
家のどこかにあると思うけれど、どうせ段ボール箱の奥にあると思うので、
会社に一冊おいてもいいと思い、
他の本と一緒に買っておきました

家に帰ってリビングの机の上に置いたら
パートナーがそれを見つけて叫びました

実はこの本は長年探していた本だというのです
子どもの頃から何度も読み
読書感想文なども書いた本で
自分の本箱のどこかにあるはずだと思い
その本を子どもにあげたいと思ってずっと探していて
いままで見つからなかった

子どもたちは図書館の本で読んでいたから
特に買う必要はなかったけれど
それにしても
あなたとはこの本のことなんか話したことはないし
あなたはこんな子どもの本なんかには興味はないと思っていた

それをあなたが自分で読むために買ってくるなんて!

やっぱり私たちは夫婦なんだと私たちは納得して夕食にしたのでした。
納豆キムチスパゲッティというちょっと手抜きの美味しいメニューでした。



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